モーニングコーヒーをすすりながら栗山ブログを読んでいたら、一気に目が覚めました(・∀・)
詳細は下記リンクにGOしていただきたいですが、オーストラリアの2歳チャンピオン決定戦・ゴールデンスリッパーSを勝ったMossfunはなかなかの名配合ですよ
http://www.pedigreequery.com/mossfun
Prince Roseの末裔MossfunがゴールデンスリッパーSを制覇〜栗山求の血統BLOG
http://kuriyama.miesque.com/?eid=1184
Mossfunの母Eye for FunはShantha's Choice≒What Fun3×1(Canny LadとNijinskyとSir Ivor≒Tim Marie)という凄い7/8同血クロスをもち、しかもその父スニッツェルはNorthern Dancer4×4にLunchtime5×3ですから、デインヒル(Natalma3×3)→Redoute's Choice(Northern Dancer3×4)→スニッツェル(Northern Dancer4・5×4・5)→Eye for Fun(Shantha's Choice≒What Fun3×1)と、4代にわたってクロスを強力に累進しつづけてきた超緊張配合
そしてMossfunの父Mossmanにも、その父Success Expressの母父Dancing ChampのところにNijinsky×Tom Foolの組み合わせがあります
しかしMossmanはDancing Champ以外にNorthern Dancerの血は引かず、Nearco系の血も非常に希薄(Nearco7×6・7・7)
Mossmanの母はリケンレディLichen Ladyという何ともタイムリーな馬名ですが(^ ^;)、ここにはTourbillon系Klaironの3×3があり、つまりMossman自体はKlaironやPrince RoseやEight ThirtyやHoneywayなど傍系異系の血ばかりを受けたアウトブリード
というわけで、勝手にシンドバッド→気分しだいで責めないで→いとしのエリーのような、猛烈にメリハリのきいた緊張→緊張→緩和によって、そして絵に描いたような「3/4Northern Dancer+Tom Fool,1/4Klairon」の配合形によって、オセアニアの2歳女王は生み出されたのです
いつもいうことですが、Eye for Funのような思い切ったインブリードは確信犯的に狙っていかなければならないし、その緊張(インブリード)を緩和(アウトブリード)させるためにHold Your PeaceやTwig Mossのような良質のアウトサイダー血脈も残していかなければならないし取り込んでいかなければならない、のです
↧
いとしのエリーとリケンレディ
↧