先ほど「望田潤の2歳勝ち馬評価」先週ぶんを4頭更新しました~
先週は2歳勝ち馬が大豊作で、泣く泣く取り上げられなかった馬をここでザッと紹介しておくと、レレマーマはウリウリやエンドレスノットの半弟で父がカネヒキリという金子配合
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2012104538/
Deputy Minister3×3、Halo4×5など父母相似配合になっていて、狙いどおりに父に似たダート巧者に出ていて、これはダートで出世しそうな馬
ブルックデイルはセレブリティモデルの全妹でおなじみのサトルチェンジの一族
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2012104418/
姉ほどではないですがPasadoble≒Alleged4×4のパワーを感じさせる体質で、牝馬らしからぬ力強い脚捌きで走る中距離馬、タフな馬場で浮上するタイプでもあるでしょう
エイシンカラットは父Tale of EkatiがシガーマイルH(米G1・ダ8F)勝ち馬で、Storm Cat系×サンデーサイレンス系でMr.Prospector3×4、Storm Bird≒Nijinsky3・5×3、そこにブライアンズタイムの3/4妹で5代アウトのEllie's Momentをもってきた緊張→緩和のメリハリがきいた配合
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2012110074/
エイシンの外車らしい軽いスピードが光りましたが、平坦高速馬場向きの1400m型かな
ジンジャーパンチは北米G1を5勝したエクリプス賞最優秀古牝馬ですが、緩い父母相似配合でちょっとつかみどころがない配合ではあり、繁殖牝馬としては何かをドーンと主張するタイプではなく、産駒の出来やタイプにはわりとバラつきがあるほうでしょう
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2012104669/
ルージュバックの場合はHalo≒Boldnesian≒Red God3・5×5・5、Promised Land5×5などやっぱり緩い父母相似配合になっていて、結果論ですがそれによって父母の高い競走能力が上手く伝わったというべきで、父母相似配合というのはようするにあまり劇的な変化を求めない現状維持的な配合ですから、ブエナビスタやエピファネイアのように父も母も一流の競走馬のほうが成功しやすいのです(ちなみにジンジャーパンチの母Nappelonも、G2カムリーSなど17勝をあげた活躍馬)
注目のタッチングスピーチは走らせると思った以上にサドリーフ的というか重厚で、スタートからゴールまで何だか忙しそうやなあという中で確かな脚どりで伸びてはきて、中距離馬としての奥はかいま見せたかなという3着でした
初対面の印象としては、“思った以上にピクシープリンセス”ってとこですかね(^ ^;)
パドックで実馬を見ても実に品のある中距離馬やと思いましたが、しかしこれ3歳の春にパンツ見せてくれるんやろか…という疑念は残りました
勝ったコルボノワールはウインラディウスの姪で、この牝系らしい小脚とマンカフェ×ボリクリのナスキロ柔さを兼備していて、なるほどマイルでの斬れ方がウインラディウスと重なるものがあります
ドゥラメンテはムーアが追うとルーラシップのようなストライドでズドーンズドーンと加速しますが、ペルセヴェランテは見た目はキンカメでも戸崎が追い出すとダイヤモンドビコー譲りの小脚のきいた加速で突き放し、やっぱりキンカメ×サンデーって配合に素直なんやなあ…と改めて
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「2歳勝ち馬評価」先週ぶんを4頭更新&雑感
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