日曜の三宮特別で3勝目をあげたテイクファイアの母テイクザケイクは、自身もダートで4勝をあげた活躍馬で、これまで中央に出走した産駒はテイクエイム4勝(父プリサイスエンド)、テイクアベット6勝(サクラバクシンオー)、エスケイティアラ3勝(スズカマンボ)、テイクファイア3勝(父サウスヴィグラス)、そして今週のユニコーンに登録があるカフジテイク2勝(プリサイスエンド)と全て勝ちあがっており、しかもこの18勝は全てダートという砂の隠れ名繁殖牝馬でもあります
テイクザケイクの父スキャンはジェイドロバリーと同じMr.Prospector×Nijinskyでダート巧者を量産しましたが、その母VideoはCaerleonの全妹にあたり、テイクザケイクはこの血を増幅しているというか、以下のようにザックリいうとVideo≒ラシアンルーブルのニアリークロス2×2で、何を付けてもダート上級を出す自己主張の強さは、Caerleonというよりラシアンルーブルの力馬っぽさでしょう
http://db.netkeiba.com/horse/ped/1999105801/
┌Nijinsky
Video
│ ┌Princequillo
│┌○
└△
└△
└△
└△┌Black Toney
└Big Hurry
└La Troienne
┌Nijinsky
ラシアンルーブル
│┌○
└△└△┌Blue Larkspur
│ └Businesslike
│ └La Troienne
│┌Princequillo
└△
テイクザケイクの仔はダート向きとはいってもPOG期間内に2勝は計算できるだけに、現2歳のカネヒキリも狙って面白いのではないかと(ちなみにカネヒキリはフジキセキ産駒だけに、キンシャサノキセキ同様クロスのうるさい牝馬との配合に向く)
カフジテイクは血統体型戦績からベストは1400mでしょうが、1400m型が意外に頑張るのがユニコーンSというレースでもあります
本日18時更新NETKEIBA「重賞の見どころ」ではユニコーンSと函館スプリントSの人気上位馬の血統解説を書いていますので、今週もよろしくお願いします
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砂の隠れ名繁殖が持つ2×2のニアリークロス
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