2歳新馬戦が先々週からはじまり、血統屋の有料コンテンツ「望田潤の2歳勝ち馬評価」も新たにスタートしました
商品説明は以下のとおり
「その週に勝ち上がった2歳馬(16年1月からは3歳)のなかから望田潤が注目の配合馬を数頭ピックアップ。配合解説を加えて評価(A~Cの3ランク、馬場・距離適性)を下します。適性や将来性などがこれを読めば一目瞭然。ブログ形式で毎週更新します。馬名別、父別による索引が可能なのでクラシック戦線の資料として大活躍するでしょう。16年5月末まで見放題」
「一口馬主好配合馬ピックアップ」と同じブログ閲覧方式で、一年間見放題で1400円、なるべく多くの方の目に触れてほしいという願いを込めて、今年も価格は据え置きとしました。よろしくお願いします
http://miesque.com/c00031.html
今回はサンプルとして、先々週勝ち上がったロードクエストと先週勝ち上がったメジャーエンブレムをブログでも公開します
まあ毎週こんな感じで書いてます…ということで
ロードクエスト(牡 美浦・小島茂)
マツリダゴッホ×マツリダワルツ(チーフベアハート)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2013102679/
3代母ダイナクレアーはサクラクレアー(サクラチトセオー、サクラキャンドルの母)の全妹で、母マツリダワルツはNorthern Dancer4×4、Gold Digger≒Bramalea4×4、そこに強いクロスを持たないマツリダゴッホを配した緊張→緩和のリズムが良い配合といえます。アルマワイオリ、ウインマーレライ、クールホタルビのマツリダゴッホ三傑は母系に「Bold RulerとPrincequillo」の血を引く共通点がありますが(ゴッホもBold Bidderを引く)、本馬も母父に「Bold RulerとPrincequillo」のSecretariatが入ってBold Bidder≒Secretariatのニアリークロスになるのが一つのポイント。この影響で父よりナスキロ柔くストライドを伸ばせるので、たしかに東京で降ろしたくなるストレッチランナーですね。出遅れ後方からスローの上がりの競馬をナデ斬りましたが、ペースが遅かったのはむしろよかったかも。アルマワイオリを中距離にシフトしたイメージで、距離はもう少し延びたほうがいいでしょう。
B:芝ダ1600~2000m
メジャーエンブレム(牝 美浦・田村康)
ダイワメジャー×キャッチータイトル(オペラハウス)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2013105840/
メジャープレゼンスやメジャーステップの全妹。母キャッチータイトルは芝中距離で5勝をあげでオープンまで出世しました。3代母Her LadyshipはピルサドスキーやPure Grainなどで成功した「Polish Precedent×Mill Reefのニックス」で仏オークス2着(このニックスの根拠はBold ExampleとMill Reefを通じるナスキロラトロのクロス)。母キャッチータイトルはオペラハウス産駒らしい硬肉のパワー型で、本馬もダイワメジャー×オペラハウス×Danzigなら硬肉マッチョでパワーごり押しのイメージですが、牝なので兄たちほどパワー一辺倒ではなく、母系のナスキロ柔さも感じさせる体質で、ミルグレイン(Pure Grainの全妹)産駒のようなナスキロ柔さがあるのがいいですね。とはいっても本質は東京でタメてズバッと斬れるというタイプではなく、今日のように先行押し切りの競馬が正解でしょう。1800~2000ベストで急坂や芝道悪はプラス。
B:芝ダ1800~2200m
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「2015-16クラシックロード 望田潤の2歳勝ち馬評価」がスタート
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