基本的に札幌記念は「ピッチがストライドを封じるレース」といえます
一昨年のフミノイマージンは母がDelta Judge3×4で、Delta Judgeは父系がAlibhaiで母BeautillionはBramalea(Robertoの母)と3/4同血ですから、Alibhai的な硬体質と粘着力、そしてRoberto的なパワーで走る馬でした
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2006105593/
3角手前ではまだ後方3番手、しかし直線入り口ではもう3番手にまで押し上げていて、あの札幌記念のフミノイマージンは、3~4角の大捲りで7頭ぐらいを一気に抜き去って勝った
あそこでハッとする脚を使えないと勝てない、あそこでエッチラオッチラ1頭ずつ抜いていったのでは間に合わない、それは内2000mの皐月賞と同じ
過去10年の勝ち馬の走りをピッチとストライドで大まかに分けてみても、ストライドといえるのはトーセンジョーダンとアドマイヤムーンぐらいですか、この2頭は後に東京のG1を勝ってますから、札幌記念をストライドで勝ち負けするには、この2頭やゴルシやブエナビスタやファインモーションぐらいの格が必要ともいえます
ハープスターvsゴールドシップ、フミノイマージンvsダークシャドウ、ヤマニンキングリーvsブエナビスタ、アドマイヤムーンvsレクレドール、ファインモーションvsバランスオブゲーム、今年もピッチがストライドを封じるのか、それともG1馬のストライドがピッチをねじ伏せるのか
今日も札幌はどんより曇ってますが、週末の天気は良さそうですね
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ハープスターvsゴールドシップの叩き合いを見てのとおり
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