昨夜はGCで凱旋門賞の前哨戦を中継してましたが、ヴェルメイユ賞はTreveが異次元のピッチで圧勝、フォワ賞はPostponed、ニエル賞はNew Bayと、あとの二つはDubawi産駒が制しました
Dubawi産駒ってちょっと斬れ味に欠ける脚捌きでパワーと粘りで先行抜け出す脚質で、札幌記念のディサイファみたいな勝ち方をする馬が多いですね~
Dubai Millenniumは馬ナリで先行して直線はだんだん後続との差が開いていってパワーとスピードで圧勝つづきでしたが、Seeking the GoldってのはMiswakiやWoodmanほど斬れがないというか、それはNasrullahのクロスを持たないというのもあるでしょうが、「Mr.Prospector×Buckpasser」のなかでは最もBuckpasser的な血というべきなのかも
今週は東西のトライアルで春のクラシックをにぎわせた馬たちが始動しますが、サトノラーゼン(母は仏1000ギニー2着、母父Intikhabは芝1600mの英G2勝ち)もミッキークイーン(母父Gold Awayは芝1600mの仏G2勝ち)もショウナンアデラ(母父Elusive Qualityは芝8Fの米G3勝ち)も、「母もしくは母父がマイラーで、母がNorthern Dancerのクロス」
ディープ産駒が3歳春にある程度完成して大レースで爆発するには、母からマイラーっぽい筋肉を早期に受け継ぐのが一番の近道で、それはけっきょく今年も変わらなかった
しかしこれが3歳の秋になると、母父キングカメハメハのデニムアンドルビーとかホワイトマズルのスマートレイアーとかトニービンのサトノノブレスとか、「母父中距離型」がようやくパンとしてくる頃合いでもあるのです
本日18時更新のNETKEIBA「重賞の見どころ」ではローズSとセントライト記念の上位人気馬の血統解説をしていますので、今週もよろしくお願いします
今日は晩酌は軽めにして、シルク募集馬の好配合ピックをすすめる予定
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「母父マイラー」に追いつけ
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