これまで神戸新聞杯に出走したディープインパクト×トニービンは2頭いて、サトノノブレス(3着)もロードアクレイム(2着)も馬券に絡んでいますが、これも「3歳春にクラシックロードに乗りきれなかった母父中距離ディープが、秋になって追いついた」という現象の一つかと
ちなみにハーツクライ産駒は5頭出走し[1.2.0.2]、ステイゴールド産駒は7頭出走し[3.0.0.4]ですがこの3頭はゴルシとオルフェとドリジャですから、黄金配合の大物しか馬券になってないともいえます
あとワンアンドオンリー(Caerleon)、トーホウジャッカル(マルゼンスキー)、エピファネイア(マルゼンスキー)、マウントシャスタ(Caerleon)、ローズキングダム(Green Dancer)、イコピコ(ジェイドロバリー)、リーチザクラウン(マルゼンスキー)、ブラックシェル(マルゼンスキー)と、Nijinsky持ちがよく好走するレースでもありますが、それはコース形態からも理解できるものですな
阪神外2400mになってからの過去9年で、Nijinsky持ちが一頭も絡まなかったのが11年と07年
11年は母母父Nijinskyのスマートロビンが逃げて際どく4着に粘っていて、あのレースは2400mの神戸新聞杯史上最もスロー(1000m通過63秒5)で上がりが速く(11.2-10.6-11.8)、Nijinsky的ストライドでひと踏ん張りするには小牧さんはもう少し後続に脚を使わせるべきだったかも
07年はNijinsky持ちが13人気ローズプレステージと14人気トーセンマーチだけで、トーセンマーチは5着に健闘してます
今年の登録馬でNijinsky持ちはというと、キロハナ、ゼンノブレーメン、タガノエスプレッソ、ティルナノーグ、トーセンバジル、バイガエシ、マッサビエル、レッドソロモンとけっこういるんですよね…ハービンジャーが3頭いますから
いいタイトルが思いつかないのでしばし頭をひねっていたら、その昔「週刊競馬通信」で栗山さんが連載していた超人気コラム「血統SQUARE」にこんなタイトルがあったよなあ…という記憶が蘇ってきたのでそのまま拝借しました
本日18時更新のNETKEIBA「重賞の見どころ」では神戸新聞杯とオールカマーの上位人気馬の血統解説を書いていますので、今週もよろしくお願いします
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Nijinskyは踊りつづける
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