新潟記念→オールカマーというのは美浦の中距離オープン馬にとっては順当なローテーションといえるのですが、サマー2000シリーズができた影響か最近は新潟記念を好走してオールカマーに出てくる馬がおらず、ここ10年で新潟記念で掲示板に載った馬のオールカマー出走は以下の9例
10年トウショウシロッコ新潟記念②→オールカマー③
10年サンライズベガ新潟記念③→オールカマー④
08年トウショウシロッコ新潟記念③→オールカマー③
08年マイネルキッツ新潟記念②→オールカマー④
07年ダイイチアトム新潟記念④→オールカマー⑤
06年スウィフトカレント新潟記念④→オールカマー④
06年ヴィータローザ新潟記念③→オールカマー⑦
05年グラスボンバー新潟記念②→オールカマー②
05年ヴィータローザ新潟記念③→オールカマー⑤
このようにヴィータローザ以外は概ね新潟記念の着順をそのままスライドしたような結果になっており、ヴィータローザさえいなければなかなか素晴らしいデータとなったのにホンマにヴィータローザのせいで…
中山外2200mというコースは3角からのロンスパ戦になりがちですが一方で機動力も必要で、トウショウシロッコやヴェルデグリーンなんかが典型ですが、毎日王冠をズバッと差すほどの斬れ味も中山記念をビュンと捲りきるほどの機動力もないような、斬れなのか捲りなのか判然としない玉虫色の脚質の馬が光輝く舞台といえます
そういう中山外2200mの中途半端さと、日本一直線が長いけれどスローで上がりの競馬になるので意外に機動力型がピッチで抜け出してしまいがちな新潟外2000mの中途半端さ、ここに何か相通じるものがあるのかもしれません
そうです、マイネルミラノの追い切りを見ていてふと思いついたエントリです
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新潟記念→オールカマー
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