先ほど「望田潤の2歳勝ち馬評価」先週ぶんを3頭更新しました~
今週の新馬戦は、土曜東京5Rレイアンドキス(「POG好配合リスト」キングカメハメハ編)、月曜東京5Rラベンダーヴァレイ(ディープ好配合リスト)、月曜京都3Rボールライトニング(一口好配合ピック)
レイアンドキスはキンカメ産駒で必殺のKingmambo≒ジェイドロバリーの3/4同血クロス2×3、ラベンダーヴァレイは泣く子も黙って指名するディープ×クロウキャニオン、ボールライトニングはデグラーティアの下で母系にCaerleonとWordenとAlycidonが入る「ダイワメジャー黄金配合」
こないだハービンジャー産駒について書いたときに、「スティーグリッツとマッサビエルはAureoleの薄いクロスを持つせいか、いつも4角では一番外にいて、これまで馬群を割って差すようなレースをしたことがない」と書きましたが、土曜中山2Rナンヨーアミーコは外枠から終始外を回り、捲り差しで待望の初勝利
オリービンなどが出るシャンクシーの一族で、この牝系にはVaguely Nobleの血が入るので、ナンヨーアミーコはAureole≒ハイハット6・7×7のクロス
┌Hyperion
┌○ ┌ハイハット
││ ││┌Donatello
│└△┌○└△
│ └△
ハービンジャー
│ ┌Hyperion
│ ┌Aureole
└△ ┌○│┌Donatello
└△┌○ └△
└△
このように母系にAureoleの血を引くハービンジャー産駒(つまりAureole≒ハイハットの継続のクロスを持つハービンジャー産駒)は、これまで中央に19頭が出走し、以下の12頭が19勝をあげています(なかなか勝ち馬率高し)
スティーグリッツ、マッサビエル、カービングパス、ジャズファンク、テルメディカラカラ、ドリームチェイサー、アラバスター、サダムブルーハワイ、ナンヨーアミーコ、スカーレットデビル、クローディオ、クローソー
そしてVTRでチェックすると、この19勝のうち、ジャズファンクの全2勝とテルメディカラカラの1勝目以外の16勝は、全て4角~直線にかけて外に馬がいないポジションということが判明
たとえば5/17東京7Rで3着したときのカービングパスなんかは、終始馬群の中で直線も最内から抜け出しており馬群が全くダメというわけではないんですが、しかし直線で前を抜くときに少し躊躇する素振りは見せていました
Aureoleのクロスといっても代が遠いので、メジロパーマー(Aureole4×5)やスマートファルコン(Vaguely Noble5×3)のようにハナを切れないと走る気ナッシングというほど強情なAureole魂ではないのでしょうが、でもやっぱり馬群の中で揉まれ込むような形はあんまりよろしくなくて、できれば直線までに外に馬がいないところに出しておきたい、そのほうが気分よく伸びてくれる、というぐらいのマイルドなAureole魂は全般に見られますね(・∀・)
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「2歳勝ち馬評価」先週ぶんを更新&今週の新馬戦&雑感
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