土曜阪神6Rでデビュー勝ちしたサクセスフェイトは母がStorm Bird≒NijinskyとBold RulerとPrincequilloのクロスでそこにディープですから、いかにも外回りで斬れる配合で体型はStorm Catが強く1600〜1800m向き
出石のパドックを見ていたらトーホウアマポーラは後肢に肉がなくて、なるほどこれは平坦の極軽馬場向きなんやと気づいて、だから馬券はハクサンムーンの頭もグッドルッキングの2着もあるんですが、肝心の軸がスギノエンデバーやったという…
急坂にさしかかったところで案の定脚色が鈍って、次走がたとえば小倉のパンパン馬場ならば巻き返し必至じゃないですか
垂水は内2000mなら◎ダコールが反応よく捲ったところで▲ステラロッサはついて回れず、相手も内回り向きのパワー加速の○アドマイヤラクティだろう…という予想やったんですが、あまりにも△マルカボルトが楽に行っているので岩田が鈴をつけにいったために各馬動くタイミングがワンテンポ早くなり、△ロードオブザリングが持続力でジワジワ差し切り
この馬はホワイトマズル×サンデーだから長い距離で前受けすべきじゃないかと書いてきましたが、母系にチャイナロックが入ってRockefellaのクロスになるのでわりと力馬っぽいところがあって、体質が硬めでストライドが伸びる走りでもなく、こうして走られてみると阪神でも京都でも実は内回りのほうが?????と安定してるんですよね〜
ちなみに母系にチャイナロックを持つホワイトマズル産駒を調べてみると、他に中央で7頭が勝ち上がっていましたが、芝外回りで勝った馬はいません
それにしてもあんなに楽々と捲りきって3着もないとは、やっぱりダコールは持続戦向きではないというか、使える脚はそう長くはないのだなあ…と
函館芝は開幕週でイン有利なのはたしかでも、雨の影響もあってか良発表でも時計はかかっていて、土曜最終はルリニガナが1分9秒9で逃げ切り、2着に突っ込んだダンツミュータントはマイネルラヴ×リードワンダー×ノーザンディクテイターで、ノーザンディクテイターの母はNever Bendと3/4同血という夏の芝短距離の風物詩的血統
日曜もメインの芝1200mはファルブラヴ牝駒フォーエバーマークが逃げ切り、最終の芝2000mはジャニアリシックスがイン捲りを決めてエルノヴァの仔ヴァーチュスターが逃げ残ってサドラー持ちのワンツー、マイファーストラヴはやっぱり3着で、ああ例年通りの函館やなあ…夏の洋芝の競馬やなあ…という結果に何やら安心
やっぱりこれぐらいの芝になると、サドラーとかデインヒルとか、マイネルラヴ×Never Bendとか、La Troienne的パワーは無視できません
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先週の雑感・阪神&函館編〜例年通りの洋芝でラトロパワー台頭
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