昨夜もオジオコで、近郊のお医者さんチームの一口検討会に参加してきました(・∀・)いや濃ゆい飲みだった
今日はこれから、日高に足伸ばしてきます
今週もNETKEIBAさんの「G1ドキュメント」にて宝塚記念出走予定馬の全頭血統解説を書いていますので、ご一読いただけると嬉しいですm(_ _)m
http://news.netkeiba.com/?pid=column_view&cid=40752
毎年宝塚記念ウィークは「ピッチか、ストライドか」このネタで一本書いてる気がします
まずは過去7年の、勝ち馬と勝ち時計と馬場状態と上がり4Fのラップを見てみましょう(馬名末尾のPはピッチ走法、Sはストライド走法で私の分類)
17年:サトノクラウンS 勝ち時計2.11.4(稍) 上がり11.8-11.7-11.8-12.2
16年:マリアライトP 勝ち時計2.12.8(稍) 上がり12.2-11.9-12.2-12.7
15年:ラブリーデイP 勝ち時計2.14.4(良) 上がり11.7-11.0-11.6-12.4
14年:ゴールドシップS 勝ち時計2.13.9(良) 上がり11.8-11.7-11.8-12.2
13年:ゴールドシップS 勝ち時計2.13.2(良) 上がり12.4-12.7-12.7-12.6
12年:オルフェーヴルP 勝ち時計2.10.9(良) 上がり12.6-11.6-11.6-12.1
11年:アーネストリーP 勝ち時計2.10.1(良) 上がり12.0-11.5-11.7-12.0
これだけ上がりがかかる芝中距離G1は他にないですが、時節がら雨が降りやすいのに加え開催最終日で、馬場が荒れていることが多く、過去のレース映像を見てもだいたい内目は馬場が掘れてますよね
ゴールドシップが宝塚を連覇できたのは、4角奥のスタートから1角までの直線部分が長いので、そこでスタートでの遅れをリカバリできるのと、タフな馬場で内を回るメリットがあまりなくしかも上がりのかかる持続戦になるので、1角までに好位をとってしまえばあとは外々を回ってくるだけで持続力とパワーでねじ伏せてしまえるわけです
でね、馬場が速いかスローで上がり特化のレースになったとき、15年や12年や11年のように上がり3Fのなかに11.7以上の速いラップが二つ入るときは、いずれも内目を走ったピッチ走法の馬が勝ってるんですよね(12年オルフェはイン差し)
つまり内目をピッチで走るメリットがある馬場バイアスやレースラップなのかどうか、メリットがあればピッチ走法の馬がインを立ち回り、なければ持続ストライド型が外からねじ伏せる、というのが近年の宝塚といえるかと
ちなみにピッチで勝った3頭がいずれもノーザンテーストの血を引くのは偶然ではなく(ラブリーデイとアーネストリーはRobertoを引く点も共通)、ノーザンテーストやRobertoが馬体や走りに表現されているからこそ阪神内回りの4角を高速ラップで走ることができるのです
ストライドで勝った2頭にも共通点があって、ゴールドシップは2年とも必殺の2角ホームストレッチ押し上げ、そして昨年のサトノクラウンの向正進出はまだ記憶に新しいですが、どちらも直線部分でポジションを上げてるんですよね
たとえ外々を押し上げる戦法が有効なバイアスであったとしても、阪神内回りの3~4角をストライドでゴボウ抜きするのはやっぱり難しい
ゴボウ抜きするにはオルフェーヴル=ドリームジャーニー兄弟ぐらいの回転の速さが必要で、だからストライド型は3~4角までに前を射程圏に置いていないと勝つまでは難しい、とも言えるかと
さて今年の宝塚記念ですが、先週の競馬を見てのとおり、阪神芝はこの時期としてはちょっと記憶にないほどの高速馬場になっており、しかし週間天気予報は水曜からぐずついてます
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今年も宝塚はこのネタで
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