■『一口馬主好配合馬ピックアップ(2023)』で栗山求が推奨したドーギッド(牝2歳)が土曜小倉6Rの新馬戦(芝2000m)を勝ち上がりました。
★ジーワンサラブレッドクラブ
父オルフェーヴル
母インフレキシビリティ(Scat Daddy)
牝 募集価格:3200万円
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2022105766/
父オルフェーヴルはアメリカ産の硬質なスピード血統と相性良好。母の父Scat Daddyは15歳で早世したスピード型の名種牡馬で、このふたつの血を併せ持つ馬はまだ1頭もデビューしていませんが、Scat Daddyは近い世代にStorm CatとMr.Prospectorを併せ持つ血統構成だけに、いかにも父と合いそうなタイプです。母インフレキシビリティは現役時代、カナダで最も格式のあるウッドバイン競馬場で芝10ハロンのコースレコード(1分58秒88)を樹立しました。Unbridled-Unbridled's Songのラインと父オルフェーヴルは相性が良く、Haloクロスも悪くありません。オルフェーヴル牝馬は総じてサイズが小さめですが、活躍馬はラッキーライラックを筆頭に馬格のあるものが目立ちます。本馬は現時点で436kg。期待できるでしょう。(栗山)
■土曜小倉4R障害未勝利 ドゥラモンド(POG・望田)
■土曜中山6R1勝クラス クレーキング(一口・望田)
■土曜小倉8R1勝クラス レシプロシティ(POG・栗山)
■日曜小倉3R1勝クラス サンディブロンド(POG・栗山)
■日曜中京7R1勝クラス オコタンペ(POG・望田)
■日曜中京8R1勝クラス パルクリチュード(一口・栗山)
北米リーディングサイアーは6年連続でInto Mischiefで、日本では近い将来ナダルがダートのリーディングサイアーの座に就くのは確実でしょうから、つまり日米のダートのリーディングサイアーはPatelin牝系ということになるわけです
メルキオルはゼンノロブロイ(Lady Be Good)、クァンタムウェーブはIn RealityやShy Dancer、クレーキングはアグネスタキオン(Intent)とヴェンチア、プロミストジーンは母がヘニーキセキ、そしてホーリーグレイルはPatelinそのもののクロスと、現時点での代表産駒クラスはみんなPatelinのEight Thirty≒War Relic3×3・4を狙った配合をしているわけですが、となると、フジキセキなどを通じるPatelin≒Marston's Millのニアリークロスが有力手として浮上してきます
Patelin≒Marston's Millのニアリークロスをもつ馬を検索してみると、JRA出走は20頭で、上表のようにほとんどがアイルハヴアナザー×フジキセキでした
ハナザーキセキが大成功したのは、アイルハヴアナザー(Danzig4×4)×フジキセキ(非Northern Dancerのアウトブリード)という緊張→緩和のリズムだけではなく、このニアリークロスにも根拠がありそうで、なんせアイルハヴアナザーの代表産駒とダートのツートップがフジキセキ肌から生まれているわけでね
ナダルキセキは今のところ2戦2勝のプロミストジーンしか出走していませんが、ハナザーキセキの大成功からしても、ナダルのPatelinパワーを最も活かせる配合の一つと言えるかも
Into Mischiefといえば、今年の新種牡馬にはInto Mischief産駒ミスチヴィアスアレックスがいますが、ミスチビキセキやミスチビハナザーも面白いのでは
↧
1/25,26の血統屋コンテンツ推奨馬の結果速報
↧