函館12R 湯川特別
◎1.プロフェッサー
○2.アルティスト
▲8.キクタロウ
△12.アドマイヤライン
×3.テーオーレジェンド
注4.キタサンパイロット
◎はリンカーン×エルコンドルパサーでサドラーズウェルズ≒ヌレイエフ4×4・5。リンカーン産駒は全芝連対率11.5%で函館芝は[3.3.3.16]24%、母父エルコンドルパサーは全芝連対率13.9%で函館芝は[2.4.5.23]17.6%、母母カルニオラは凱旋門賞馬ソーマレズと3/4同血でその母はハイペリオン5・7×3・6・7。どうみても洋芝向きでどうみても小回り向きでどうみても晩成の中距離馬で、おそらく冬場は体質が硬くなって調子が上がらないタイプでもあり、この降級は頭からの狙い。
阪神8R 3歳上500万下
狙6.スペキュレイター
リンカーン産駒は内回り向きで洋芝向きだろうという予測を立てていたが、デビュー2世代にしてあまりにも予想通りの傾向が出ていて、本馬は母父がブライアンズタイムだからまさにパワーと粘りで内回りを捲る血統。内2200mはすみれS3着と同じ舞台で、ここは巻き返し必至だろう。
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「昨年版では『小回りと洋芝と道悪で狙い』と書いたが、だいたいその読みどおり、昨年は函館芝と京都阪神内回りと芝重〜不良で単回値100超。父と似た機動力型が多いので、基本的に箱の大きいコースは割り引いて考えたい。ダートも東京と京都は不振。夏の北海道では芝ダ距離問わずよく穴になるのでマーク」(パーフェクト種牡馬辞典2013-2014 リンカーンの“馬券check”より)
というわけで今日は「洋芝+内回り+雨のリンカーン」でいってみたんですが、スペキュレイターもマスイデアも3着でプロフェッサーは4着という不完全燃焼(^ ^;)
スペキュレイターはBコースで外を回ったぶん競り負けたという3着で、でも力強い捲りは血統のイメージ通り
ジャイアントリープが外枠なので単までチャンスありとみたんですが、スペキュレが大外捲りでジャイアントが内をすくうとは、それちょっと思ってたんと違う〜(^ ^;)
以下、6月号のキャロット会報より抜粋
「京都新聞杯は前2頭が競り合ったので淀みのないペースで流れて持続力勝負となり、キズナが息の長い末脚が一際輝いたが、ギュスターヴクライの甥で母父エルコンドルパサーと母方にスタミナの裏付けがあるジャイアントリープにとっても持続戦は望むところで、直線はしぶとく脚を伸ばして2着。ネオユニヴァース産駒だから本来は内回り小回りで機動力と粘り強さを活かしたいタイプなのだろうが、ファビラスラフインの牝系は概して晩成だし、これならば秋の菊花賞路線でひと暴れ…という期待が膨らんでくる」
先日亡くなったファビラスラフインは秋華賞に勝ちJC2着の名牝でギュスターヴクライの母でもありますが、MahmoudとPharos=FairwayとHyperionをクロスする相似配合のFabulous Dancerに仏アウトサイダー血脈をもってきた緊張→緩和の爆発力で出た大物で(サッカーボーイやチチカステナンゴと似たパターン)、繁殖としてはFabulous Dancerの重厚さを専ら伝えました
函館芝は開幕週のインベタ馬場なのでHTBと湯川では最内の皇成に◎を打ったわけですが、ジャーエスペランサはラチ沿い1頭ぶんを狙って突っ込み、ギュンと加速しかかったところで前が詰まって終了…
まあしかし今の函館芝ではあれに賭けるしかないわけで、それはもう承知で買ってるから別にいいんです
しかしそれがあったからか、プロフェッサーでもずっとラチ沿いでジッとしてたのに4角手前から外に出して捲りにかかってしまい、勝ったキタサンパイロットがずっと目の前にいたんやからあそこは我慢して欲しかった…
イン差しは執念やと笠シショーは言いますが、開くまで我慢できるかどうかなんですよね〜
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土曜のレース回顧〜リンカーン馬券は???で不完全燃焼
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