岡田さんの「Run for the Classics」は私も楽しく視聴し勉強させてもらってますが、総帥が新馬や特別を勝ったディープ産駒を語るとき、まず「この馬はこうこうこういうところがいいんだ」とまず長所を説明したあとに、「だから走る馬なんだけど、でもディープと比べるとこうこうこういうところが物足りないなあ…」という締めで終わるというのがいつものパターンで、そりゃディープとそん色ない馬が毎週出てきたらエライことですが(^ ^;)、骨格でも体質でも走りでも血統でも、自分なりの基準というか理想形を頭のなかに描いておくというのは大事なことやと思います
私がマイルG1の予想のときに「好マイラーなんやけど、タイキシャトルやアグネスデジタルと比較するとなあ…」なんてボヤいてるのもまあ同じようなもんなんですけど、理想は頭のなかに置きつつ目の前の現実と対峙しなければならないわけで
その後「今週の調教」を見ていたら新馬の追い切りも何頭かやっていて、ディープ産駒でいうとカノーロやワールドインパクトはなるほど血統どおり柔らかくしなやかだけどもうひとパワー欲しい感はあるし、逆にベルフィオーレはTejano Runの、ショウナンアトラスはCure the Bluesの力馬っぽさがやっぱり表現されていて、動きは力強いけどちょっとしなやかさに欠けるところはあります
いずれにしても父の完全なコピーはつくれないわけで、大なり小なり変化していかねばならないわけで、その場合父がパーフェクトな競走馬であればあるほど、競走能力的には父より劣化することが多いのはやむをえないわけで
あとマチカネハツシマダの仔アールプロセス、これもなかなかエエ感じに見えましたよ(・∀・)
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ディープのコピーはつくれない
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