メイショウサムソン産駒で、母系にサンデーとSpecial血脈(Sadler's Wells=Fairy King≒Nureyevなど)を持つ配合パターンは
サムソンズプライド(3勝)
トーセンアルニカ(3勝)
エインセル(2勝)
ミラクルルージュ(1勝)
レッドクラーケン(1勝)
サムソンズシエル(1勝)
ウンプテンプ(1勝)
オペラハット(未勝利)
エフティマルス(未勝利)
この9頭はすべて現役馬ですが、現時点のデータで判断しても9頭中7頭が勝ち上がり、しかもサムソンの代表産駒2頭が含まれてるのですから、これをサムソン産駒の黄金配合と認定したいですね〜
サムソンズプライド
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2010104261/
オペラハウスはスタミナとパワーは凄いのですがサドラーやHigh Topの体質の硬さを伝えるので、Nasrullah的な柔らかさしなやかさを伝える牝馬との配合が成功し、たとえばテイエムオペラオーは母がRed God≒Drone2×3で母母はナスキロのクロス
メイショウサムソンは母母がPrincely Gift(The Tetrarch4×5)とGrey Sovereign(The Tetrarch4×5)を通じるNasrullah3×4で、この柔らかさを受け継いでストライドを伸ばして走れる馬でした
しかし種牡馬としてはその柔らかさは緩慢さとして伝わりがちなので、体質を締める必要があって、その場合にFair Trial的Lady Juror的なSpecialのクロスが有効であり、同時にDrone≒Haloをクロスすることで脚捌きを無駄なく俊敏にする効果も見込めると
これはネオユニ産駒の教科書配合(Special入れてHaloクロスする)と似ていて、サムソンもナスキロ入れて体質柔くしてストライド伸ばすよりも、SpecialとHaloで体質硬くしてピッチを上げるほうが成功しやすいということでしょう
日曜の新馬勝ったウンプテンプもこのパターンで、超スローの上がり11.4-11.1-11.1を俊敏で無駄のないピッチ走法で抜け出してきましたが、あの走りはバレークイーン経由のSadler's Wells3×4と、Drone≒Halo5×4が噛み合ったものでしょう
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2011103994/
いつも言うように父母のコピーはつくれないのですから、オペラハウスの硬肉を柔らかくして成功したら、今度はまた硬くする、サラブレッドの配合とは、こういう体質や骨格の揺り戻しを繰り返しているわけですな
さて今日の飲みは、久々にモツ鍋が食べたくなったので、どっか新規開拓しよう(・∀・)
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メイショウサムソン黄金配合
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