名馬ラムタラと名脇役カミノクレッセと快速エイシンワシントンが立て続けに亡くなったので、立て続けに回想
種牡馬ラムタラの敗因はいろいろあるでしょうが、ラムタラが輸入された90年代後半は母父ノーザンテーストとマルゼンスキーの2強体制が長くつづいてました(1995〜2004年までBMSランキングは1位ノーザンテースト、2位マルゼンスキー)
そんな時代において、Nijinsky直仔でNorthern Dancer2×4を持つがゆえに、この日本に輸入されたNorthern Dancer系二大名種牡馬の恩恵を全くと言っていいほど受けることができなかったのはやはり痛恨というべきで、当時の“種牡馬3強”サンデーサイレンスとブライアンズタイムとトニービンがその恩恵を受けまくっていたのと比較しても痛恨でした…合掌
http://db.netkeiba.com/horse/ped/000a0001d4/
カミノクレッセといえば何といっても春天→安田→宝塚の3連続2着が伝説で、春天は親仔3代天皇賞制覇のメジロマックイーンのスタミナに、安田はニホンピロウイナーの代表産駒ヤマニンゼファーのスピードと粘りに、そして宝塚はAureole4×5メジロパーマーの逃げに屈し、どこに出ても好走するけれどどこに出てもベストパフォーマンスを叩き出すスペシャリストが一頭いたのです
http://db.netkeiba.com/horse/ped/1987104755/
母父がHerbager系コインドシルバーで、モンテプリンス、スダホーク、サンエイサンキュー、ローゼンカバリー、オースミブライト、ブレイクタイムなどなど、Herbagerの血を引く馬は大レースの2着3着が本当に多かった…合掌
最近ではダノンバラードの2着3着力なんてHerbager風味のHaloって感じで、やっぱりスタミナはあるけどちょっと決め手に欠ける面はあるんでしょうね〜
エイシンワシントンは当時の血統オタにやたら人気が高かったという記憶があって、私も朝日杯では「マイルならばブライアンよりワシントンが強い!」なんて書いてました(・∀・)
DamascusにShamにPrince JohnにGraustarkと傍系のパワーとスタミナの血ばかりで固めた血統ですが、1200mを一息に走り抜くスピードというのはNasrullahやLady Josephineの血量ではなく、もっと頑強なパワーや筋力によって生み出されるものなのだ(今風にいうとCTではなくCCの筋肉なのだ)…ということを最初に教えてくれた馬
http://db.netkeiba.com/horse/ped/1991109929/
エーシンヒットマンの母父で、肌に回ってよさそうな血でもあります…合掌
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ラムタラとカミノクレッセとエイシンワシントンまとめて追悼やで〜
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