先ほど「望田潤の3歳勝ち馬評価」1/4,5ぶんを3頭更新しました~
いつも書くようにキングカメハメハは配合に素直な種牡馬で(だからこそいろんなタイプのオープン馬を出す)、Roberto持ち牝馬との配合だとKingmamboのNashua≒Nantallah3×4をGold Digger≒Bramaleaのニアリークロスに累進するため、ハタノヴァンクール、フィフスペトル、ケイアイエレガント、グランドシチー、レッツゴードンキ、キョウワダッフィー、クラシカルノヴァ、シセイオウジ、カウアイレーンとだいたいRoberto的パワー&機動力がONになりやすく、だから母母母父リアルシャダイのラブリーデイも小回り向きじゃないかと書いたこともありました
しかし一方で母父ダンスインザダークでNijinskyとGraustarkのクロス、母母父トニービンでHornbeamのクロスでもあり全部乗せみたいな玉虫配合で、東京でソコソコ斬れるし小倉でソコソコ捲れるしどっちつかずなキャラなのかなあ…と思ってたんですが、中山金杯を好位捲りでレコ勝ちするんですからやっぱりRoberto的な馬ではあったんでしょう
ベリーはアイルランド人らしく大雑把で荒っぽいところも目につきますが、毎年冬の中山にやってきて、すっかりこのコースは手の内に入れていて、オーケー中山はこうやって捲ればいいんでしょという騎乗を見せてくれます(デムーロ兄弟みたいな果敢な捲りって感じじゃなくて、もうちょっとガシガシと泥臭い捲りなんですけどね)
単勝を当てたKRさんと言ってたんですが、アルビアーノはエーシントップと非常に血脈構成が似ていて(Storm Cat、Unbridled、Danzig、Mr.Prospector、Honest Pleasureが共通)、「大人びた先行」という表現がピッタリの勝ちっぷりも3歳春のエーシンと重なるものがありました
1京Aは今年も壮絶なインベタ馬場ですが、当然みんなインに寄せて走りたがるので、直線でインが渋滞して後続は身動きがとれず、この渋滞を寸でのところで回避し3~4列目に持ち出せた馬が差し届く…というシーンも
たとえば先行馬がABCと3頭いた場合、これABが勝ち負けの力がある場合は大体いいんですが、勝負になりそうなのはAだけでBCは苦しい…という場合がけっこう厄介で、直線で早々とBCが止まりはじめて2頭並んで下がってくると、イン差しを狙っていた後続は逃げ場がなくなってしまいます
京都金杯のように、ウインフルブルームもマイネルメリエンダもグランデッツァも前に行った馬は最後まで頑張る…という展開のほうが、エキストラエンドみたいなイン差しも決まりやすいところはあるのです
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「3歳勝ち馬評価」1/4,5ぶんを3頭更新&雑感
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