さっさんはパララサルーの血統研究に余念がないようですが、私も負けずにあれこれ分析しましたよ〜
まずは望田ブログと栗山ブログから抜粋
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山吹は母父Montjeuの◎エタンデールが逃げ切りましたが、この馬のように母系にSadler's Wellsを持つディープインパクト産駒(トーセンラー=スピルバーグ、アダムスピークなど)は全17勝すべてを1600m以上であげていて、2000m以上は[8.5.6.28]
ウインドインハーヘアとSadler's Wellsが「Northern Dancer,Turn-to,ハイインロー,Fair Trial」で脈絡するので、両者のスタミナの要素がONになりやすい配合で、だからマイルではいつも4角でズブいパララサルーもマイラーではなく中距離馬だと私は思っています
先週の雑感・中山編〜達者な田辺と、キンカメ×Robertoの機動力
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/e5b24b8519794b7f6f563dab25031b4f
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「Stuka×Stagecraft」の組み合わせはかなり成功しており、09年のチリ年度代表馬 Last Impact やその全弟でチリダービー馬 Amor de Pobre など7頭のG1馬が出現しています。この組み合わせから誕生した馬は計49頭と多く、同じ種馬場に繋養されているといった事情でもあるのかもしれませんが、14%強のG1ホース出現率ですから素晴らしいの一語。ニックスといっていいと思います。
栗山求の血統BLOG〜桜の舞台へ視界良好パララサルー
http://kuriyama.miesque.com/?eid=160
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StukaとStagecraftを組み合わせてみると
Lyphard5×4
Northern Dancer5・6×3・5
Hail to Reason6×5
Big Hurry=Bimelech8×7
Tudor MinstrelとForliとAbernantを通じるハイインロークロス
などのクロスになるわけですが(タンタスエルテは他にGold Digger≒Good Manners4×4も持つ)、これは「ウインドインハーヘアとSadler's Wellsが、Northern Dancer,Turn-to,ハイインロー,Fair Trialで脈絡する」というのとやってることはまあ同じで、つまりパララサルーはチリが誇る「Stuka×Stagecraftのニックス」にウインドインハーヘアを合わせた配合だと、ザックリ言うとそういうことです
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2009106489/
ウインドインハーヘアは芝2400mの独G1アラルポカルの勝ち馬で、Stukaはダ10Fの米G1サンタアニタHの勝ち馬で、Stagecraftはオペラハウスと3/4同血で芝10Fの英G2プリンスオブウェールズSの勝ち馬ですから、この3頭を通じての綿密なニアリークロスがもたらすものは…と考えると、パララサルーという馬の本質もだんだんみえてくるような
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南米が誇るStuka×Stagecraftとウインドインハーヘア
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