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Channel: 血は水よりも濃し 望田潤の競馬blog
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ハイインローで踏ん張るか、ナスキロで差すか

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テスタマッタやカジノドライヴに◎を打ってたときは「フェブラリーなんてストライドで走るSeattle Slewを買ってればエエんや!」みたいなことを書いてましたが、フェブラリーSはハイインロー的持続力で踏ん張るか、ナスキロ的斬れ味で差すか、発想としてはこの二択みたいなダートのマイル戦

最近はコパノリッキー、エスポワールシチー、シルクフォーチュンとNureyevの血を増幅したゴールドアリュール産駒が毎年のように勝ち負けしていて、これはいずれもハイインロー的持続力型ということができ、トランセンドやフリオーソなんかもこっちの組に入れていいと思いますが、こうしてみると先行した馬が二枚腰発揮で勝ちきっているのは順当であり納得

一方でナスキロ斬れがモノを言った年はというと、グレープブランデー(ナスキロクロスのマンカフェ産駒)が差し切った13年、テスタマッタ(父Tapit)が差し切った12年、サクセスブロッケン(父シンボリクリスエス)とカジノドライヴ(父Mineshaft)で決まった09年、サンライズバッカス(Storm Cat系でSecretariat≒Sir Gaylord4×5)が差し切った07年、メイショウボーラー(CaerleonとStorm Cat)とシーキングザダイヤ(Storm CatとSeattle Slew)で決まった05年、最近ではこんなところですか

こうしてみると、ハイインロー型が勝った年はいずれも良馬場なのに対し、ナスキロ型が勝った年は09年稍重、07年不良、05年不良と、脚抜きが良くなって勝ち時計が1分34秒台突入というケースが多いことに気づきます

週間予報をみると木曜からずっと晴れマークなので、予報が当たれば今年は良馬場でしょう


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