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Channel: 血は水よりも濃し 望田潤の競馬blog
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今年もレパードSはDeputy Ministerの統治下にあるのか

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新潟のレパードSはDeputy Minister持ちが強いレースで、過去6年を振り返ると

14年1着アジアエクスプレス
13年1着インカンテーション
11年1着ボレアス,2着タカオボノル
10年1着ミラクルレジェンド,2着グリッターウイング
09年2着スーニ

と、毎年必ずDeputy Ministerの血を持つ馬が連対しています(12年はDeputy Minister持ちの出走なし)

試しにTARGETの「馬データ検索(3代内種牡馬)」でDeputy Ministerを3代目までに持つ馬を抽出、そのダート成績を出してみると、全体では勝率8.4%、連対率16.2%(2012年以降)

このダート成績を競馬場別でみると

新潟ダ(9.4%,17.2%)
京都ダ(9.1%,17.1%)
阪神ダ(9.8%,18.3%)
小倉ダ(8.7%,18.9%)

新潟は勝率2位で連対率3位、Deputy Minister持ちが新潟ダでよく走るというデータは間違いではないようです

さらにこの新潟ダ成績を距離別にみると

新潟ダ1200m[24.23.15.213](8.7%,17.1%)
新潟ダ1800m[29.21.20.218](10.1%,17.4%)

1200mより1800mのほうが成績は良いですね

そんなわけで、「レパードSはDeputy Minister」はデータの裏付けもあるのだということで、今年の登録馬では以下の5頭がDeputy Minister持ちですね

アルタイル:父カネヒキリ
シンゼンガンプ:父カネヒキリ
ダイワインパルス:母母父Deputy Minister
ノボバカラ:母父フレンチデピュティ
モズライジン:父クロフネ

本日18時更新のNETKEIBA「重賞の見どころ」ではレパードSと小倉記念の上位人気馬の血統解説を書いていますので、今週もよろしくお願いします

大王トランセンドは別格として、レパードSは毎年Deputy Ministerの支配下にある
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/e5fe38bf7a787357e2c48dfbcd88d041


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