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Channel: 血は水よりも濃し 望田潤の競馬blog
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日曜のボツ予想~ダンシングキイ一族のRibot肩、アドマイヤラピス一族の成長力

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土曜の中山芝は逃げた馬①①②④④⑤、番手の馬②③③①⑦①という猛烈なインベタ馬場でした

しかしオールカマーは内からセキショウ、マイネルミラノ、ミトラ、メイショウカドマツ、タマモベストプレイ、メイショウナルトと逃げ先行馬がいて、しかもタメずに逃げたい馬やジリ脚をカバーするために後続に脚を使わせたい先行馬がいるので、全体に緩みないペースで流れると読むべきかと

○マイネルミラノは母がDanzig×Silver Hawk×Ribotですからグラスワンダー的で、そこにステイゴールドでノーザンテースト≒Storm Bird4×4とくれば中山の捲りはお手のものの血統で、実際中山には良績があるのですが、意外に柔らかさで走るというかストライドがきれいに伸びるところがあって、血統のイメージほどパワー型に特化しきれない中途半端さが中山外2200m向きともいえるし、新潟記念好走馬がスライド好走するという過去のオールカマーのデータにも当てはまるイメージ
中山芝[4.1.0.5]でこの4勝の自身の上がりが35.5、36.6、35.4、35.3、先行馬が多くてもある程度ロンスパ戦に持ち込んだほうが活路は開けるタイプで、今こういう先行馬に乗せたら柴田大知は冴えてます

ミラノが他の先行勢を振り切って直線先頭に立ったところをインから差せるのは…となると◎ヌーヴォレコルトの中山記念再現が有力で、宝塚はインベタ馬場だったので△ショウナンパンドラとは内外の差が大きかったし、パンドラも古馬になってずいぶんトモがパンとしてはきたけれど、中山2200mで持続力勝負ならばこちらが上位でしょう
ハーツクライ産駒は芝1800m以上の重賞を22R勝っていますが、自身の上がりが33秒台だったのはヌーヴォレコルト(ローズS)とウインバリアシオン(日経賞と青葉賞)の3Rだけで、持続戦想定ならばハーツクライ×Nureyevに◎を打ちたい

△ロゴタイプも中団捲りで展開はハマりそうですが、外2200mか内2000mかというと内2000mでガツンと買いたい皐月賞馬
外伸び馬場ならば▲マリアライトの捲りでいいと思うんですがこの外枠、ただ土曜の蛯名は、外枠でもインに潜るチャンスがあれば潜ってやろうという意識は持って乗ってました

外房は◎サトノプレジデント
ダンスインザムードはNijinsky的な胴伸びがあったので秋天やマイルCSでも好走しましたが、このきょうだい特有のRibot肩なのでわりとピッチで走るほうで、だから内回り桜花賞を圧勝し内回りマイラーズCでダイワメジャーと叩き合い、二度の北米遠征でも好走したように小回り内回りの機動力十分という脚質でした
サトノプレジデントもこのRibot肩を受け継いで重心が高くTom Fool的な手先の軽さで走るので、ここ2走を見てもむしろ先行力機動力で流れ込めるレース向きで、ここはインベタ馬場を味方につけられる
シンボリクリスエス×ダンスインザムードは母似のピッチ走法になりやすいけれど、シンボリクリスエス×スティンガーはボルキロのクロスになるので脚長で柔体質でストライド型になりやすい

○サトノアッシュは前走スローとみて◎で狙いましたが、「父中距離×母父マイラー」で母方にBold Rulerが多くこの機動力で走るタイプでこれも本来中山マイルがベスト
▲ゴッドフリートが外を引いてしまったのでこのサトノ丼が本線で、穴はインベタ馬場を立ち回る器用さある△ダイワエキスパート

阪神7は機動力抜群カーリーエンジェルの娘でノーザンテースト4×3の○シャンデリアハウスが待望の内1400m、しかし◎はアドマイヤスカイとします
ブライアンズタイムが強い体型走法なので外回りだと斬れが甘いと書いてきましたが、中京1400mで坂でグイグイッと加速した脚や内2000mの新馬でシャイニングレイに次ぐ上がりで食い下がったのをみても、この内1400mあたりが落としどころに見えるし、アドマイヤラピスの孫でBurghclere≒Ela-Mana-Mou3×4、これからの成長に期待できるバックボーンもあります

阪神の特別はこれから予想しますが、「No.1予想」では神戸新聞杯を、「馬券総合倶楽部」では中山1Rと芙蓉Sと神戸新聞杯を予想していますので、日曜もよろしくお願いします


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