Quantcast
Channel: 血は水よりも濃し 望田潤の競馬blog
Viewing all articles
Browse latest Browse all 4412

「2歳勝ち馬評価」先週ぶんを更新&雑感

$
0
0

先ほど「望田潤の2歳勝ち馬評価」先週ぶんを4頭更新しました~

◆カジノドライヴのBest in Showクロス

デンコウアンジュはメイショウサムソン産駒なので東京マイルでこんなに斬れまくるとは驚きでしたが、体型や走りはCaerleon的なマイラーというかビワハイジ的というか、これは距離短縮も良かったんじゃないかと
マリエンバードというのはCaerleon×Darshaanですから、本来こういうナスキロ斬れを伝えそうな血ではあります
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2013106329/
ちなみに母系にCaerleonを引くメイショウサムソン産駒は9頭中5頭が勝ち馬、同時にサンデーサイレンスも引く場合はデンコウアンジュ(2勝)、オペラハット(2勝)、メイショウミツボシ(1勝)、メローハーモニー(1勝)、ゼットジョイ(未勝利)と5頭中4頭が勝ち馬

日曜東京1Rでラスベガスシチーが勝ち上がって、これでBest in Showのクロスを持つカジノドライヴ産駒はプレスティージオ(母父ラストタイクーン)、ドライバーズハイ(母母母父Malinowski)、ラスベガスシチー(母父母父ラストタイクーン)と出走3頭がオール勝ち上がりで計[4.0.0.1]
他にダートで勝ち上がった2頭もカジノスマイルは母母父Seeking the Gold、ヴェンジェンスは母父スペシャルウィークと母系にBuckpasserの血を引いており、カジノドライヴが計5本持つ「War AdmiralとLa Troienne」の組み合わせ(Striking=Busher=Mr.Busher≒Busanda6・7・7・7×5)を継続することでダート向きのパワーを受け継ぐ産駒が多いことがわかります

Best in Show
│ ┌War Admiral
│┌Mr.Busher
└△└△
   └La Troienne

以前に「キングカメハメハとの配合で成功した繁殖は(Northern Dancerクロスを緩和することに成功したわけだから)ハービンジャーとでも成功しやすいだろう」という仮説を立てたことがありましたが、すでにコディーノ&カービングパスやティアーモ&ロードフェリーチェなどが成功していて、だからクラージュドール&ベルーフ&ルフォール、レーヴミストラル&アラバスター、ディアデラマドレ&ディアデルレイ&サンマルティン&ドレッドノータスなども基本的にはハズしにくい組み合わせと言ってよく、ようするにこれらはいずれも母が非Northern Dancerクロス

ブラックプラチナムは配合どおりというか、“ノーザンテースト風味のアサクサキングス”という第一印象で、ダービーを4角先頭で頑張れそうなHyperionのバックボーンが頼もしいし、まだまだ良くなりそうな馬でもあります(・∀・)


◆ベーカバドのSir Ivor≒Drone

土曜京都3Rでエスペランサリュウ(Sir Ivor5×6)が勝ち上がり、これでエネスク(Sir Ivor≒Drone5×4)、ゴッドカリビアン(Sir Ivor≒Drone5×6)、ペイシャオブマーシ(母がラストタイクーン×Seattle Slew)と、勝ち上がったベーカバド産駒はみんなSir Ivorのナスキロ+Tom Foolをいじくった配合やねえ…という話をコメント欄で読者の人たちとしてたら、次の東京の新馬戦に母母父ダンシングブレーヴでSir Ivor≒Drone5×5のホッコーモモタンが出ていたので買ってみると、どんだけ前詰まるねんというぐらい詰まって詰まって立て直して3着に追い込んできました(^ ^;)
Cape Cross産駒ではSea the Starsが母父MiswakiでSir Ivor≒Hopespringseternal4×3、またGreen Desert系の名種牡馬Oasis Dreamは母父ダンシングブレーヴでSir Ivor≒Drone3×4ですね
http://db.netkeiba.com/horse/ped/000a010d4f/

ダノンシャルマンは皐月狙いで推奨したディープでだいたい思い描いたとおりのタイプで、あのスッと行けるのとスッと反応するところに抜群の機動力を感じるし、それでいてダノンバラードほどパワーに寄ってないのがよく、中山2000でリアルスティールのようなレースができる馬に完成しそうな手応えアリ(・∀・)


◆エアレーション福島

日曜福島2Rでラズールリッキーが勝ち上がり、これでスタチューオブリバティ×グラスワンダーは出走4頭でビッグリバティ(4.0.8.9)、トップフライアー(4.2.4.20)、ラズールリッキー(1.0.0.1)、シゲルイワシロ(0.0.0.2)という黄金配合
スタチューオブリバティはアクティブミノルやフミノファルコンやキクノストームなど短距離向きの産駒が多いのですが、Storm Cat×Seattle SlewでSecretariat≒Sir Gaylord3×4ですから短距離を走るには少し柔らかすぎる血脈構成で、だからグラスワンダーのようなパワーの血を入れてやると短距離で成功しやすい…というのはあるかもですね
ラズールリッキーは新馬戦で◎にして相手を○ヒルトンヘッドとしたのですが、1200mで一変したところをみると1400でも長いスプリンターだったようです…

福島芝もエアレーションがきいていて開幕週からソコソコ時計がかかる馬場、芝1800m以上のレースの勝ち馬の血統を列記すると

タイキシャトル×アグネスタキオン
リンカーン×オペラハウス
キングカメハメハ×フジキセキ
ジャングルポケット×タイキシャトル
マーベラスサンデー×Singspiel
キングカメハメハ×Monsun

キングカメハメハ産駒が[2.0.1.3]、メイショウサムソン産駒が[1.1.0.1]、ジャングルポケット産駒が[1.1.0.3]、とりあえずわからんときはヌレサド頼みで


Viewing all articles
Browse latest Browse all 4412

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>