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Channel: 血は水よりも濃し 望田潤の競馬blog
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東京大賞典はインカンテーションで

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ダノンマジェスティが凄いアクションで圧勝した日曜の新馬、逃げて2着に残ったサンティーニは、直線で松若くんが左鞭を入れても外に外に寄っていってしまい、最後は矯正するのが精一杯でまともに追えないままゴール(平地調教注意)

それでも3着馬と併せ馬の形になると、最後まで抜かれなかったのには熱いAureole魂を感じました

サンティーニの母オリジナルスピンはインカンテーションをはじめ、ヒラボクビジン4勝、スピナッチ3勝、ソルモンターレ3勝を産んでいる名繁殖で、ソニンクやハルーワスウィートやホワイトウォーターアフェアなどとともにMachiavellian肌の優秀さを知らしめたといえます



母母Time CharterがHyperion(とPretty Pollyの組み合わせ)5×4・5、そこにアウトブリードのPolish Precedent(Danzigの代表産駒で9戦7勝の名マイラー)、Native Dancer3×4の名種牡馬Machiavellianが配されて、緊張と緩和のリズムに優れた好配合

Time Charterはキングジョージや英オークスなどG1を4勝した女傑で、その母Centroconがハイハット≒Aureole2×3で、これが牡馬顔負けの底力を伝えたことは想像に難くありません



この牝系由来のAureole魂が前述したサンティーニには感じられたし、インカンテーションにしても武蔵野Sや白山大賞典を見てのとおり、揉まれず先行したときにこそベストパフォーマンスを発揮しています

インカンテーションをひいきにしてきたのは、主としてこのオリジナルスピンの好配合をほめていた部分が大きいわけですが、この馬も明けたらもう8歳、ここは大きな勲章を狙えるラストチャンスかもしれない

Polish Precedentのマイラーっぽさも表現されている馬でベストは1800mだろうと書いてきましたが、コパノリッキーの田辺は昨年のようなしょうもない逃げは打たないでしょうが前半は緩めにかかるだろうし、それほどスタミナを要さないレースになれば、好位から直線先頭の勝ちパターンに持ち込めるのではないかと

コパノリッキーとの先行争いは何度もやってますからね、最後は思い出話に花を咲かせながらノンビリ行ったらエエんとちゃいますか(・∀・)


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