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Channel: 血は水よりも濃し 望田潤の競馬blog
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2/29、3/1の血統屋コンテンツ推奨馬の結果速報

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『一口馬主好配合馬ピックアップ(2018)』で望田潤と栗山求がダブル推奨したミスビアンカ(牝3歳)が土曜中京5Rの未勝利戦(ダ1400m)を勝ち上がりました。

★シルクホースクラブ
父ロードカナロア
母シャトーブランシュ(キングヘイロー)
牝 募集価格:3500万円
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2017105337/
母シャトーブランシュは現役時代にマーメイドS(G3)を勝ったほか、ローズS(G2)でも2着と健闘しました。本馬が初子となります。父ロードカナロアは初年度産駒からアーモンドアイ(桜花賞、オークス)、ステルヴィオ(スプリングS)などを送り出しました。母方にNureyevを持つ配合は連対率36.6%、1走あたりの賞金額606万円。これはロードカナロア産駒全体の22.5%、192万円を大きく上回ります。本馬はこのパターン。重厚なファミリーから誕生しているので母はキングヘイロー産駒らしいスプリントはなく中距離向きとなりました。ロードカナロアとの配合ではそうしたタイプのほうがいいでしょう。アーモンドアイの母フサイチパンドラはエリザベス女王杯(G1)や札幌記念(G2)を勝った中距離馬でした。母方にHaloとトニービンを併せ持つロードカナロア産駒は10頭中7頭が勝ち上がり、2勝馬が3頭と優秀な成績。本馬は堅実性と大物感を併せ持つので楽しみです。(栗山)
(7/31追記)
ロードカナロア×キングヘイローの組み合わせはSir Gaylord的に緩い方向に振れそうですが、体質は母譲りでかなりHyperion的に頑強。トニービンやNureyevのナスペリオン斬れ、Pasadoble≒Allegedのパワーなども押さえた好配合で、ロードカナロア牝駒らしい鋭敏さはないですが、3歳以降の伸びしろが大きそうな中距離馬。まさに重馬場のローズSのイメージです。(望田)

土曜中京9R500万下 カラル(一口・望田&栗山、POG・望田)
土曜阪神9RうずしおS ブランノワール(一口・望田&栗山)
日曜中山6R500万下 ハーモニーマゼラン(POG・望田)

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ものすごいお尻のMaximum Securityは、ものすごいHペースを追いかけてものすごい三枚腰で後続を完封し、1着賞金11億円をもぎとっていきました

先日のIBBAの振興会でも同じことを言いましたが、父のニューイヤーズデイはサンデーサイレンスもデインヒルもSadler's WellsもKingmamboも、Storm CatもA.P.IndyもUnbridledも引かず、Northern Dancerのクロスも持たないので配合しやすいというのが最大の利点で、Maximum SecurityのようにNorthern Dancerがうるさい牝馬との配合にも向くし、Street CryとCapoteを持つのでハーツクライ肌と合いそうだし、Honour and Gloryが入るのでディープ肌にもフックしやすいでしょうね



今のところ北米での重賞勝ち産駒3頭(あと2頭はBourbon ResolutionとFighting Mad)はSeattle Slewのクロスを持つ点が共通しており、Maximum SecurityはSeattle Slew6×4

ジョッキー四位洋文の思い出といえば、ウオッカのダービーは◎やったのでやっぱり印象に残っていますが、イシノサンデーの皐月賞(初G1勝ち)もAlydar全開の捲りでよかったなあ…



キレキレ牝馬に乗せてもゴリゴリ牡馬に乗せても、スプリンターに乗せてもステイヤーに乗せても、行っても差しても捲っても何でも上手で(戦略だけが△やった…)、何でもできる変幻自在Blushing Groomのアグネスデジタルとも名コンビでしたね

最後のG1連対は2017年日本ダービー、まだ未完成丸出しのスワーヴリチャードをよう2着にもってきたなと今となっては思います


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