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Channel: 血は水よりも濃し 望田潤の競馬blog
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土曜のレース回顧〜着々とホエールキャプチャの道を

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阪神11R チューリップ賞
◎14.ローブティサージュ
○7.クロフネサプライズ
▲15.レッドオーヴァル
人気通りだが◎○▲の三つ巴だろう。前走内容はもちろん、血統や配合の裏付けも十分あり、ここでも一枚抜けているという結論。斬れ味なら▲だろうが、◎○はイン伸び馬場を前々で運べる利があるしパワー兼備で馬場が渋ってもOK。阪神は今夜は雨予報だから、渋化が残るようなら◎○を厚くいきたい。

中山11R オーシャンS
◎1.フォーエバーマーク
○5.ダッシャーゴーゴー
▲8.サクラゴスペル
△6.ニシノビークイック
×3.ハクサンムーン
×9.アフォード
注4.セイクレットレーヴ
昨年はワンカラットを◎にしたが、その根拠は「ファルブラヴ牝駒はフェアリーキング的なパワーと粘りがオンになった急坂小回り向き道悪巧者の短距離型が多く、インベタ馬場の内枠もプラス」というものだった。同じ理由で◎から入りたい。芝1200mでは[3.0.1.1]、重賞実績こそないが福島民友Cではドリームバレンチノ、テイエムオオタカと際どい3着だから通用の下地は十分。道悪で勝ち鞍もあるし、昨夏の函館では番手に控える競馬で連勝と脚質に幅も出たから、ここもハクサンの番手でOKで、乾き始めたインベタ馬場想定ならレース運びは楽だ。09年の勝ち馬フォーエバーマークの姪でこのレースに縁のある血統でもある。外差しはきかないという読みで、ここから内枠にベタッと流したい。

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中山も阪神も前夜に少し降って当日は良まで乾きましたが、パンパン馬場ではなく少し下が掘れるシーンもあって、アルメリア賞ではゴールスキーの3/4弟が上がり12.5をジワジワジリジリ伸びて差し切り

とはいえインから乾くのが今の芝で、レッドオーヴァルもローブティサージュも「消えるならこのパターンしかない」というのにモロにハマってしまいましたが、まあ今日のところはノーカンでいいでしょう

そして内を通った馬のなかでは、クロフネサプライズと他馬との間には3馬身以上の決定的な差があったということで、終わってみればですがそれも順当

ただ「3頭が実力拮抗で抜けている」という理屈で買い目も3頭ボックスで引くのならば、クロフネサプライズが馬場と展開に最も恵まれるのは確実なのですから、そうか外れるにしてもこれを◎にしないと筋は通らんよなあ…と反省

配合については何度も書いてきたので下記エントリを参照してくださいということで、ようするにクロフネが芝G1級を出すパターンはたった一つしかなくて、それは「母系にHyperionの凝縮を持つ牝馬」

短距離向きではないので芝1200mの新馬を勝てず、2歳の短距離重賞では流れに乗れずに不利を受け、しかし着実に地力をつけてきて距離延長とともにパフォーマンスを上げてきて、いつの間にか堂々の桜花賞候補に

ホエールキャプチャと全く同じ道を着々と歩んでいます

阪神JF回顧〜前傾ラップの消耗戦、勝ったのはウォーエンブレムの娘
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/7d45f8ba70b540f7484e0ef987dfa862
スプリンターズS回顧〜今年も「クロフネとHyperion」
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/e534a740dd0deee1533f6d9534c5b284


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