昨夜録画していた「岡田繁幸のRun for the Classics」と「今日の調教」をみながら、ダービーの「血統クリニック」を書き上げたところです
ダービー前になると書店やコンビニに2歳馬の立ち姿をズラリと掲載した書物が陳列し、有力な一口馬主クラブの募集時期になるとパンフレットやDVDを見ながら会員同士で口角泡を飛ばして馬体診断する、そんな競馬文化って間違いなく日本だけでしょう
岡田繁幸さんといえば“総帥”の愛称で親しまれ、良くも悪くもファンの酒のツマミにされているお人でもありますが(^ ^;)、でもそういう日本独特の競馬文化の担い手の一人というか、最重要人物が岡田さんであることも、競馬ファンのほとんどが認めるところでしょう
我々ぐらいの世代が血統を語るとき、その言語は大なり小なり“山野浩一節”の影響を受けているように、今POGや一口で相馬を語っている人もほとんどが岡田語の影響下にあると言っていいだろうし、その相馬眼で成功をおさめたのはもちろん、それを文化としてファンに還元している、というところを私は何よりも尊敬しています
発言するということは失言にもつながるだろうし揚げ足もとられるだろうけれど、でもやっぱりトップクラスの馬主や生産者や調教師や騎手なんかは、たとえばその人が亡くなってから読みごたえのある物語や語録が出るとか、日曜の夜に競馬ファンが集う居酒屋で酒のツマミにされるとか、そういうところでも競馬文化への還元をすべきやないかと私は思いますよ
追い切りをみて感じたことは、エピファネイアは坂路を走るとより後駆の非力さが際立つというか、Kris S.≒Habitatの弱点のほうが際立つというか、やっぱりこの馬はどちらかというと前輪駆動なんやなあ…と思ってみてました
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さてダービーの「血統クリニック」も書き上げて
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