テイエムタイホーはハナにこだわらないと言っているのでおそらく最内の△アイラブリリが行くでしょうが、この馬は1200mでもスローで逃げた前科が何度もあるだけに、例年多頭数Hペースの北九州としては異例のスローで前半34秒近くかも
となると、前走行って凌ぐ競馬で勝ちきった○バーバラから入りやすいですが、ここは◎スギノエンデバーの連覇に一票
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2008103919/
稀代の名スプリンター・サクラバクシンオーの快速の源は、主にクリアアンバーが持つ「Bull LeaとSun BriarとDomino」の組み合わせのクロス(Bull Poise≒Europa2×2)、それにノーザンテーストの母父父Chop ChopがSir GallahadとBuchanとDominoの組み合わせで脈絡することににあるのではないか…と私は考えていて、Sir GallahadとBuchanとDominoといえばRoman的な組み合わせでもありますが、このDominoとSundridgeの組み合わせこそが米血スピードの根源であるというのが望田説で、そういうことを説明すると長くなるのでBold Rulerの血統表でも見てください
Bold Rulerの忍者走法や軽快加速は(The Tetrarch的ではなく)Lady Josephine的であり、DominoとSundridge的であり、DominoとSundridgeというのはLady Josephine的な組み合わせでもあり、最も米血スピードらしい米血スピードだと私は思っています
そしてスギノエンデバーはChop Chop≒Roman≒The Dogeのニアリークロス(Sir Gallahad=Bull DogとSunstarとDomino)とし、しかも母母父にBold Rulerの血まで入ることで父をよりアメリカンな加速にしたスプリンターとなりましたが、惜しむらくはLady Angela的な頑強さをあまり増幅しておらず、ビュンと加速するまではいいのですが、そこからもがき苦しんで踏ん張る能力には少し欠けるところがあるのです
そういう意味ではやはり後傾ラップを好むダッシャーゴーゴーと似た配合で似た脚質ともいえ、スギノエンデバーもダッシャーゴーゴーも行かせればスプリンターズSでもハナを切れるぐらいの回転の速さはあるはずで、しかし前傾ラップで行って踏ん張るにはLady Angela的サポートが足りないので、後傾ラップを脚の回転の速さだけでビュンと差すのが勝ちパターン
回転の速さで一瞬の加速力で追い込むので、あんまり直千競馬向きではないだろうとアイビスの予想のときには書いたのですが、アイラブリリがスローで逃げて楽勝した昨夏の西部日刊が33.6-33.7、上がりが11.1-11.6、これに近い世界になって一番ありがたいのはスギノエンデバーじゃないかと
ペースが遅いので馬群が一団となって、4角で前と3馬身差で余力十分、この形なら上がり11.0-11.0ぐらいは叩き出せる馬ですから、57キロで大外でもビュンと差せる絵は描けます
日曜は「No.1予想」で札幌記念を、「馬券総合倶楽部」で札幌記念と定山渓特別を予想していますので、そちらもよろしくお願いしますm(_ _)m
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北九州記念予想〜米血スピードの源、DominoとSundridgeの回転力
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