おかげさまで今年も好評をいただいております「一口馬主好配合馬ピックアップ」、キャロットクラブから栗山求が5頭ピックし、望田のピック5頭と合わせ計10頭のピックとなりました(今年は珍しくダブりなしです)
http://miesque.com/c00032.html
これで現在、ウイン(1)、キャロット(10)、グリーン(2)、東サラ(6)、ラフィアン(3)、ユニオン(3)から計25頭ピックしています
ところで昨日49歳になりました(^ ^;)もう何もかも下る一方ですが、40代オーラスもボチボチいきますわ…
「一口馬主好配合馬ピックアップ」キャロットから計10頭ピック
「2歳勝ち馬評価」先週ぶんを2頭アップ&ハイルーラかナスペリオンか思案中
先ほど「望田潤の2歳勝ち馬評価」先週ぶんを2頭アップしました~
雨で稍重の朱鷺Sはベステゲシェンクが鮮やかに追い込み、前にも書いたような気がしますが、母系にTom Rolfeを引くディープ産駒(=Pocahontasの牝馬クロスを持つディープ産駒)は渋った馬場は全体として巧いです
ディープ産駒全体だと芝良の連対率26%、芝稍25%、芝重不26.5%なのに対し、母系にTom Rolfeを引くと
芝良[77.64.55.430]22.5%
芝稍[15.8.9.43]30.7%
芝重不[7.8.3.33]29.4%
ベステゲシェンクは重のCBCでは凡走してるんでちょっと渋った稍重ぐらいがいいのかもですが、そのCBCを勝ったのも母系にTom Rolfeを引くウリウリでした
前エントリで書いたように、ハーツクライとCapoteのニックスの根拠のひとつは、トニービンとDangerous Dameを通じる「HyperionとNasrullah」の組み合わせクロスにあると考えられるのですが、マリスター(米G1デルマーオークス2着)は父がCapoteの半兄Baldskiで母母母父がIndian Hempの息子T.V.Larkなので、Dangerous DameとIndian Hempを通じる「HyperionとNasrullah」の組み合わせのクロス
┌○
│└△
│ └△┌Nasrullah
│ └Dangerous Dame
│ │ ┌Hyperion
│ │┌○
│ └△
マリスター
│ ┌Nasrullah
└△ ┌Indian Hemp
│ ││ ┌Hyperion
│ ││┌○
└△┌○└△
└△
このマリスター牝系の代表格といえばオークス2着ベッラレイアですが、下図のようにこの牝系の活躍馬は「HyperionとNasrullah」をいじった配合をしていることが多いことがわかります(括弧内は父系に入る「HyperionとNasrullah」血脈)
マリスター
├ディアアドマイヤ
│└ワイルドラズベリー(Special)②ローズS
├ピンクパピヨン
│├カフナ(Special)②小倉大賞典③目黒記念
│└トウシンモンステラ(Special)5勝
└ベッラレイア(ダイナサッシュ)②オークス③エリザベス女王杯
土曜小倉でレコ勝ちしたラハトケレブはワイルドラズベリーの全弟で、この姉弟がファルブラヴ産駒にしてはしなやか体質で斬れのある脚質なのも、マリスターのナスキロだけでなく「HyperionとNasrullah」もいじってるからという見方はできるでしょう
ちなみにファルブラヴ産駒は牝馬は短距離に偏るけれど、牡はトランスワープのような中距離馬も多く、ラハトケレブはトランスワープを斬れ脚質で距離適性少し短めにしたようなイメージの馬かなと
Kingmambo系やキングカメハメハ系の種牡馬が増えてSpecial絡みのクロスも増えてくるであろう近い将来、「HyperionとNasrullah」の組み合わせは配合を考える上でますます重要なキーとなるでしょう
だから今のうちに「ナスキロ」「ハイインロー」のような略称を定着させておきたいのですが、ここは「ハイルーラ」でいくか「ナスペリオン」でいくか(・∀・)
名騎乗連発でWASを制したモレイラは、第1戦ではジャルネのレオニーズ(1人気)、第2戦ではミルコのブランネージュ(1人気)、第3戦では戸崎のタカラジェニファ(2人気)の直後でレースを進めていました
つまり差し馬に乗ったときのモレイラは、好位にいる1人気(自分が1人気のときは2人気)の直後を終始ついて回っており、そらまあ道が開きますわなあ…
第4戦にしても枠が外すぎたので直後には付けられなかったけれど、明らかに岩田のタガノエンブレム(1人気)に歩調を合わせたレース運びをしていました
そりゃあ誰だって好位にいる本命馬の直後は取りたいに決まってるわけで(特に一発勝負の騎手招待レースではなおさら)、みんなが取りたいポジションに事もなげに付けられるのも技術や手腕、と言ってしまえばそれまでなんですがね~
土曜のボツ予想~外マイルのスローで「中距離×スプリンター」を
弥彦は◎シュンドルボン
母はリキッドノーツ(②東京新聞杯)の全姉で、牝系のRiverman的斬れで外回りを差す馬
東京&外回り1800mは[1.2.0.0]で長いところよりこれぐらいが良さそう
○ハッピーモーメントは前走痛恨の前カベ、ディープ×トニービン×ダイナカールですから、遅咲きのタイプでもあり外回り向きのタイプでもあります
▲サトノアッシュはMr.ProspectorとNijinsky≒Storm Birdとナスキロをクロスするキンカメ産駒で、母父のマイラーっぽさも出ていますがスローなら1800mは守備範囲だし新潟外回りは合っていそう
長岡はペースをつくるのが△マイメルメリエンダと☆メドウヒルズならスローの可能性大
となると、Sir Ivorのクロスでどちらかというと機動力型の▲ダノンシーザーはミルコが3番手からスピードに乗せて抜け出す必殺芸に持ち込めそう
△レッドセシリアも外マイルならスロー希望でここは押さえたいところですが、スロー想定で狙いたくなるのが◎オコレマルーナと○アイライン、迷いますがポジションが前になりそうなオコレから
母ラスリングカプスはWoodman産駒のスプリンター、そこにディープですからリアルインパクトのように機動力で立ち回りたいマイラーで、使える脚が短いので芝マイルで1000m通過が60秒超のスローでは[1.3.1.0]、ここはスローを好位から抜け出す好走パターンに持ち込めそう
北九州短距離は◎シンジュボシ
2月のアクアマリンでネロに前に入られて躓いてから馬群を怖がるようになってしまいましたが、ここは少頭数で揉まれず2~3番手で運べそうなメンツ
ツルマルオトメの娘で全4勝が平坦コース、スランプ脱出のキッカケを掴みたい
日高は◎ネオリアリズム
戸崎でも手こずる行きたがる気性がネックでしたが、前走はさすがルメールで折り合いバッチリ
ネオユニ×トキオリアリティーですから本来は小回り向き、アウトブリードでまだまだ奥がある馬でまだまだ良くなる馬でしょう
「No.1予想」では札幌2歳Sを、「馬券総合倶楽部」では札幌2歳Sと新潟12Rを予想していますので、今週もよろしくお願いします
あれはまだ、シーザリオがブイブイいわせていた頃
キャロットの募集馬見学ツアーに参加されたグラナダさんから、参加者の方々が「ナスキロ」や「クロペリオン」をふつうに使っていたというのを伝え聞いて、ひとまずそこが我々の努力目標というか普段めざしているところですから、いやホンマに嬉しかったですね~
競馬通信社を辞めてフリーになってから十数年経ちますが、今まで自ら営業して仕事をとったという経験がほぼ皆無で、栗山さんや平出さん経由で仕事を紹介してもらったり、「競馬通信社の本読んでました」という業界の方から声をかけてもらったり、そんなんで何とかやってこれたのは幸運としか言いようがないのですが、実は自分で営業してとった仕事が一つだけあって、それがキャロット会報「エクリプス」のコラムなのです
フリーになった当初はいただく仕事は「血統予想」の類ばかりで、いやもちろん「予想」は血統の面白さ楽しさを伝えるための最重要ツールやと今でも思っていますが、でも同じようなオーダーばかりをこなしていた当時の私としては、もうちょっと当たった外れたから離れたところで、血統や配合について腰を据えて掘り下げて書いてみたい…という思いが強くなっていきました
ちょうどその頃、新生キャロットが立ち上がり、知り合いの知り合いの方が関係者として参画されていることを聞いたので、その方に自分が書いてる記事やコラムをコピーして送り付けて「会報で書いてみたいです」と直営業したんですよね~
シーザリオが牝馬クラシックでブイブイいわせてた頃やからもう十年前のことで、それからの縁で連載をつづけさせてもらってるのはありがたい限りですが、そんなこんなで十年書いてきて、今では「ナスキロ」とか「クロペリオン」とかふつうに使ってる会員の方もいるなんて話を聞くと、やっぱりちょっと感無量なのです
ぶっちゃけた話、馬券だろうが一口馬主だろうが、みんながみんな勝者になる構造というのはありえないわけで、そういう構造の中で競馬に携わって飯を食ってる我々がやるべきことは、たとえ収支が100%に満たなくても、その100%に満たない何%かを埋めることができる何かを提供するしかない、そこしか落としどころはないだろうと
だから私としては、「配合史」的な思考や言語を用いて血統を考えることで競馬を面白がっていただいているのならば、競馬を面白がるための一助になっているのならば、それだけでホンマに満足なんですよ
というわけで、日曜の勝利の一助となるかはフタを開けてみないと全くわかりませんが(^ ^;)、「No.1予想」では小倉2歳Sを、「馬券総合倶楽部」では小倉2歳Sと新潟記念を、血統を用いて一生懸命考えて予想しておりますので、日曜もよろしくお願いします
日曜のボツ予想~Burghclere≒Aureoleの成長力
両津湾は◎ゴドリー
「Seattle Slewの影響が強い胴長体型なので、小回りでは取りこぼしがある」と前走時に書きましたが、新潟ならば何とか
すずらんは◎オデュッセウス
ファルブラヴの男馬ですが、Fairy King≒Nureyev2×4で母がHalo3×4、Fairy KingとソニンクとHaloが走ってるイメージで、前向きな阪神内1400mマスターに完成するとみています
函館2歳は先行勢には厳しい競馬、直線では挟まれる不利もあり大目に見たいし、ここなら素質上位だと思うので見直し
相手は差しても味ある○ボーダレス、そして△コパノディールは典型的なスプリンター体型でコスモスはバテてしまいましたが、母はヴィクトワールピサと同血でイトコにローブティサージュ、芝適性は道営勢では一番高いはずでこれをヒモ穴に
丹頂は▲スピリッツミノルの本田師が「無理には行かせず、出たナリの競馬で」とコメントしていて、いつも気合いをつけてハナに立つ馬で出脚速くないですから、出たナリだとほんとに逃げないかもしれずややこしい
となると、久々にハナ切れるかもしれない☆グランデスバルが芝で4角先頭だと[2.2.0.1]で面白いですが、土曜の札幌は外伸び優勢、難しいですがここは◎プランスペスカで
母はブライアンズタイム×Blushing Groom×Vaguely Nobleとマヤノトップガン的な血脈構成でそこにブラックタイド、燃費の良さそうな体質走りはいかにも長丁場向き
トーセンラー=スピルバーグ、ファタモルガーナ、レッドオーヴァル(いずれも母系にVaguely Noble)、ヴァンセンヌ(セントクレスピン)など、Burghclere≒Aureoleのニアリークロスを持つディープ産駒は晩成で成長力に富みますが、5歳になって3勝をあげてついにオープン入りという成長曲線もBurghclere≒Aureole由来でしょう
他のレースはバターロールとカニカマサラダを食ってから考えますが、「No.1予想」では小倉2歳Sを、「馬券総合倶楽部」では小倉2歳Sと新潟記念を予想していますので、日曜もよろしくお願いします
先週の重賞回顧~Roberto&Nureyevで捲りながら抜け出す
新潟11R 新潟記念
◎8.クランモンタナ
○7.ダコール
▲17.アヴニールマルシェ
△9.マジェスティハーツ
アヴニールマルシェはサーゲイロードのクロスを持つディープ産駒によくいるトモが緩いタイプで、直線長いコースの中距離戦はベストだが瞬時にトップギアに入らないので、新潟外回り特有のスローの上がりの競馬だとまた少し踏み遅れてしまうかもしれない。函館記念で気分よく行きすぎたマイネルミラノがここはジンワリ逃げるとすると、他にそれほどスピードのある先行馬が見当たらないだけに前残りは十分考えられる。クランモンタナはキャプテントゥーレやアルティマトゥーレの3/4弟で本来は先行粘り強い脚質で、揉まれ弱いので春の新潟記念のように馬群の中だと力を出せないが、ここはマイネルとアーデント以外に確たる先行馬はいないので好位で揉まれず運べるのではないか。となると、ラストインパクトとの叩き合いをハナ差凌いだ昨年の再現があっても驚けない。
小倉11R 小倉2歳S
◎3.シュウジ
○4.レッドラウダ
△13.サイモンゼーレ
キンシャサノキセキはスプリンターズSと高松宮記念の勝ち馬だが、父も母も自身もアウトブリードで、あまり自己主張が強くなく相手牝馬の持ち味を活かすタイプの種牡馬だし、クロスの強い自己主張の強い牝馬との配合に向いている種牡馬でもある。シュウジの母カストリアはキングマンボ×シルヴァーホークだから「ミスタープロスペクター×ヌレイエフ×ロベルト」の黄金トライアングルで、ハーツクライ相手でもスプリンターのツルマルレオンを出したように強大なパワーを伝える繁殖牝馬。シュウジも兄に似たパワー豊富な短距離馬で、中京2歳Sは短距離馬としての性能が卓越していたという勝利で、1200mのペースなら差す競馬もできるだろうし、馬場が渋っても問題ないだろう。レッドラウダはまずまず好配合のダイワメジャー産駒で、差しに回れて道悪をこなせるのでひとまずこれを相手にとりたい。サイモンゼーレも母がノーザンダンサー4×4・5でキンシャサノキセキ産駒としては好配合と言ってよく、行くだけの馬ではないと思うのでここでも印を回したい。
札幌11R 札幌2歳S
◎12.ペイシャフェリシタ
○10.プロフェット
▲3.アラバスター
△11.アドマイヤエイカン
△13.スパーキングジョイ
×5.ラヴアンドポップ
注6.アラモアナワヒネ
ペイシャフェリシタはアネモネSを逃げ切ったペイシャフェリスの妹で、母父ケープクロスはロッキンジS(英GI・芝8F)に勝ったダンジグ系のマイラー。ケープクロスはロジユニヴァースの母父でもあるが、「父中距離(ネオユニヴァース、スペシャルウィーク、ハーツクライ)×母父マイラー」の配合形だから、ロジユニやペイシャ姉妹が力強い先行脚質に出たのは順当といえる。母はネヴァーベンド≒ボールドリーズン5×5で自身はブサンダ≒コートリーディー6×5、夏の洋芝競馬に向いたパワーの血を重ねていて、ストライドは伸びないが手先のパワーが凄い。洋芝小回りの中距離ならこのメンバーでもやれる馬だろう。また母系に入る血がワンアンドオンリーやヌーヴォレコルトと重なる部分が多く、遅咲きのハーツクライ産駒にしては3歳春のクラシックロードで活躍できる配合パターンでもある。アラバスターはレーズドスカーの牝系らしいしなやかな斬れが武器で、本質は小回りよりも直線の長いコース向きだろう。
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新潟記念は「マイネルミラノが中だるみで逃げて前残りになる」という予想だけは当たったんですが、クランモンタナは先行できず馬群の中、向正面で諦めざるをえなかったので実に冷静にレースを観てました(^ ^;)
マイネルミラノは母がSilver HawkとDanzigですからグラスワンダー的で、そこにステイゴールドですから戦績どおり東京より中山向きのパワー加速なんですが、いつも書くように直線が日本一長い新潟外回りといえど、スローの上がりの競馬になるとこういう小回り向きのパワー加速がモノを言う…というのは、ここ数年の新潟記念でマーティンボロ、コスモネモシン、トランスワープといった機動力型が優勢なのを見てのとおり
パッションダンスもLyphardのクロスで母父がSpecial牝系のジェイドロバリー、しかもナスキロのクロスを持たないのでディープ産駒にしてはFair Trial的機動力で走る脚質で、全6勝のうち新潟記念と新潟大賞典以外の4勝はいずれも内回りコース
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2008103125/
スローになりやすい新潟外回りの重賞というのは、実は小倉記念や福島牝馬Sや函館記念なんかとリンクしやすい質のレースなのだ…ということをまたまた確認できただけの新潟記念でしたが、いやそやから小倉記念最先着のキャプテントゥーレの3/4弟の前残りでいったのに、先行すらできんもんなあ…(^ ^;)
残り400~200mの最速ラップのところで、小回り向きのピッチの効いた加速で瞬時にスピードに乗れる馬が今年も1着2着、そしてミルコはあそこの最速ラップのところでスピードに乗せていくのがとにかく巧い、だから直千競馬も[2.1.0.1]と鬼神(土曜のスティンライクビーは前カベで追えませんでしたが)
小倉2歳は気持ちいいぐらいの読みきりでしたが(・∀・)、予想のキモとしては「シュウジはエンジンの違いで連勝してきたが、ほんとは兄同様のパワースプリンターに見えるので、低調に推移した小倉の2歳戦で勝ってきた馬たちが相手ならば、ここもエンジンの違いだけで勝てるのではないか」
「2歳勝ち馬評価」では毎週3頭ぐらい取り上げて書いていますが、今夏の小倉芝1200m戦の勝ち馬は一頭も取り上げてないんやないかな?ちょっと私の目にはフェニックスも含め低調に映りました
それよりもよっぽどメンツが揃っていたと思われる中京のタイセイパルサー組の2着3着を相手にとってみたら、そのまま2着3着…まあタイセイパルサー自身はフェニックスで完敗の3着やったのでそこは矛盾するんですが、そのあたりは個々の馬の評価など感覚的なものもあるというか、タイセイパルサーよりもタイセイパルサーに負けた馬たちのほうが印象に残ったんですよ
シュウジについては予想コメントで書いたとおりで、母カストリアはGold Digger≒Bramalea3×4、Northern Dancer4×5、そこに父も母も自身もアウトブリードなキンシャサノキセキをもってきた教科書的配合
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2013100783/
今日は出負けして、そこから岩田が少し仕掛けると唸りながら前に取りつくときの脚があからさまにスプリンターで、ここでもまるでエンジンが違いましたが、しかしこれでマイルを抜いて走るのは更に難しくなったでしょう
というわけでキンシャサノキセキは、クロスがうるさく自己主張が強く短距離向きのパワーを伝える繁殖の大きなお尻に敷かれて安心という種牡馬なのですが、そのあたりは下記エントリでも書いています
サイモンゼーレもキンシャサ産駒で、母ポールポジションはNorthern Dancer4×4・5、その母DanehurstはBuckpasser4×4、こちらはPivotal×Miswakiですからナスキロ柔さもあるしなやかタイプでスプリンターというよりは1400m型かな
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2013103760/
レッドラウダはHalo≒Red God3×4・7、そして牝祖AlbertinellaがCrepello×Rockefellaですから「DonatelloとHyperion」の組み合わせで、私がよく言う「ダイワメジャー黄金配合」ですからこれもほめやすい馬
http://db.netkeiba.com/horse/2013105631/
札幌2歳Sは「ハービンジャー産駒のこれから」を展望する上でなかなか興味深いレースだったんじゃないかと
レーヴディソールの息子で、Shareef Dancerの「ナスキロ+Tom Fool」をいじった配合で、レーヴドスカー牝系らしくしなやかにストライドを伸ばして走るアラバスターと、母系にナスキロ血脈を全く引かず、Roberto+Nureyevのパワーと機動力と、フェアリードール牝系のハイインロー的粘着力で走るプロフェット(母がRoberto×Nureyevのパワー特化型というのはシュウジとも通じる)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2013105930/
配合も脚質も対照的なハービンジャー産駒の対決は、そらまあ札幌1800mならたとえ外伸び馬場でも、斬れ味より機動力がモノを言うという結果に
ハービンジャー初年度産駒の傾向を踏まえた上で、今年のPOGを前にして、「ハービンジャー産駒で芝オープン級を狙うのならば、チューリップ賞やきさらぎ賞で好走してポイントを稼ぐ馬を狙うのならばロカやトーセンバジルのような配合が近道なのでしょうが、しかしその近道を通ってしまうと頂点まで駆けのぼることはできないんじゃないか」と書いたんですが、アラバスターは路線としてはロカやトーセンバジルと同じで、この手のハービンジャーはたしかに外回り向きの斬れやしなやかさを持ち合わせているし芝中距離で勝ち上がりやすいのですが、しかしこの手のハービンジャーはけっきょく、東京や外回りでディープ産駒との斬れ勝負に勝ちきらないと大望は望めない
アラバスターは東京や外回りならもっとやれる馬やと思っていますが、しかしそこで2勝目をあげていざ重賞に挑むとなると、京都外1800mや東京2000mでディープ産駒との斬れ味勝負に勝たなければならない
ならばそこを開き直って、「どうせ斬れ味ではディープにかわなんのやから、内回りを捲るんじゃあああっ!有馬と宝塚と香港で天下取ったるんじゃあああっ!」とパワーと機動力に特化した配合のほうが、ハービンジャーらしい、デインヒル系らしい大物が出る可能性は高いんじゃないかとも
ちなみに「母系にRobertoとSpecialを持つハービンジャー」で絞り込むと、プロフェットとミッキーポーチとパーフェクトビューの3頭が該当しますが、3頭とも小回りで上手に捲れる馬やし、機動力特化の方向としてはわりと上手くいってるように思うのですよ
ハービンジャーの父Dansiliの3代母Sookera(So Factualの母で子孫にも活躍馬多数)は、父がRobertoで、母父Young EmperorはSpecialと同じ「NasrullahとHyperionとFair Trial」の組み合わせです
┌Roberto
Sookera
│ ┌Nasrullah
│ ┌○
│┌Young Emperor
│││ ┌Fair Trial
│││┌○
└△└△┌Hyperion
└△
プロフェットとミッキーポーチは母父がRoberto系で母母が全姉妹の間柄なので7/8同血ぐらいの関係なのですが、母父がシンボリクリスエスでナスキロもクロスしてしまうミッキーのほうが、機動力特化という点においてはちょっと押しが弱い配合…という見方もできますよね
アドマイヤエイカンは母ペルヴィアンリリーがライラプスと3/4同血で洋芝向きのパワーはあるし、ハーツの男馬だから距離はもっと延びてもいいでしょうが、ハーツ産駒が大物に育つための決め手と言っていいナスペリオン(でいきます)のクロスを持たないので、大箱の高速馬場で斬れ味を要求されてどうか…という面はありそうな
http://db.netkeiba.com/horse/2013106075/
「2歳勝ち馬評価」先週ぶんを更新&煮コゴリ雑感
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/bacf94167e78d6cf0794b85581f65812/?cid=ed2444f5e3ab5202e7850aa0af89b273&st=0
藤田伸二が突然の引退
藤田伸二の騎乗というのは一言でいうときわめてオーソドックスで奇をてらってなくて、だからトランセンドもフサイチコンコルドもローレルゲレイロも、ヒルノダムールもエイジアンウインズもアサクサデンエンもダンツフレームもショウナンカンプもアドマイヤドンもシルクプリマドンナもマサラッキもシルクジャスティスもタケノベルベットも、非の打ちどころのない満点の騎乗ではあったけれど、あの日あの時の藤田でなければ勝てなかったと言い切れるほどの超絶スーパープレーというほどのイメージではないんです
しかし海外の大レースでも普段着の騎乗でちゃんと通用する技量とメンタルを持ち合わせていて、ガイジン騎手たちにも一目置かれていたし、武豊、横山典、蛯名といったトップクラスと伍して全くヒケをとらない一流ジョッキーだったことは疑いない
騎乗はオーソドックスで丁寧でフェアやのに、馬から降りると言いたい放題のヤンチャキャラで、そのギャップこそがジョッキー藤田伸二の一番の魅力でした
プロなんやから賛否両論でいいんじゃないですか、競馬を観る側は、馬券を買う側は、苦いも甘いもひっくるめて楽しめればいいんじゃないかと思いますよ
本日18時更新のNETKEIBA「重賞の見どころ」ではセントウルSと京成杯AHの上位人気馬の血統解説を書いていますので、今週もよろしくお願いします
「一口馬主好配合馬ピックアップ」キャロットから1頭追加ピック
おかげさまで今年も好評をいただいております「一口馬主好配合馬ピックアップ」、昨日キャロットクラブから栗山求が1頭追加ピックし、望田のピック5頭と合わせ計11頭のピックとなりました(今年は珍しくダブりなしです)
http://miesque.com/c00032.html
これで現在、ウイン(1)、キャロット(11)、グリーン(2)、東サラ(6)、ラフィアン(3)、ユニオン(3)から計26頭ピックしています
「2歳勝ち馬評価」先週ぶんを更新&雑感
先ほど「望田潤の2歳勝ち馬評価」先週ぶんを2頭更新しました~
Green Desertが大往生ということで、娘のビールジャント(ラッキーナイン、サドンストーム、ティーハーフを生んだ名繁殖)が典型ですが、Danzig系本流のパワースプリントを強固に伝えた名種牡馬でした
デインヒル同様、日本の高速馬場では少しパワーに寄りすぎているところはあって、Green Desertの血を引く馬の日本のG1勝ちは、シンコウフォレストの高松宮にロジユニヴァースのダービーといずれも雨中
だからパワーの要る洋芝短距離はシンコウフォレストやメジロダーリングの頃からずっと鬼で、夏の北海道ではマイネルラヴとともにお世話になりつづけました(今夏もGreen Desertの血を引く馬は、札幌函館の芝1200mで[5.1.4.9]、単回値178複回値105とベタ買いプラス)
母父がHaloとニアリーなSir Ivorで、母母は子孫大繁栄の名牝Courtly Deeですから、そのうちCape CrossやInvincible Spiritなどの分枝から日本でも成功する種牡馬が出るでしょう
http://db.netkeiba.com/horse/ped/000a0017d2/
夏の2歳重賞でダイワメジャー産駒は[0.1.3.3]で複回値225、勝ち星こそないものの毎度地味な好走が光りますが、馬券に絡んだ4頭はいずれも私が言う「ダイワメジャー黄金配合」(Haloのニアリークロス+Pretty Pollyいじり)で、メジャータイフーンはAureole、ヒルダはAlycidon、レッドラウダは牝祖Albertinellaが「Donatello×Hyperion」の組み合わせ、またマコトルーメンは母系にLe Fabuleuxが入ります
先週はカレンブラックヒルの甥で3/4同血のヒルトンヘッドも新馬勝ちしましたが、カレンの母でありヒルトンの母母であるチャールストンハーバーはDrone≒Terlingua3×3にLe Fabuleux4×4、おまけにNearctic≒Sybil's Niece5×5・6ですから、そらダイワメジャーとの配合は最強ですわ(そういえばカレンの全弟は、やっぱりモーゼスになりましたか…)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2009106230/
今週の新馬戦
土曜中山5Rレッドリュンヌ(一口好配合ピック)
土曜阪神5Rロジクライ(「POG好配合リスト」ハーツクライ編)
日曜阪神5Rメイケイレジェンド(「POG好配合リスト」ステイゴールド編)
レッドリュンヌは母がA.P.IndyとChief's Crownを通じるSecretariat≒Sir Gaylord4×4・6なのでストライドで走るタイプとみていますが、中山内2000mでどんなレースになるか
ロジクライは母系にMr.ProspectorとDanzigとHaloとThatchが入るのでワンアンドオンリーと似た配合も、La Troienne的パワーを押さえていないのと母がNorthern Dancerクロスを持たないのでちょっと緩いところがあるハーツかもしれず、そのあたりをパドックでチェキラ
メイケイレジェンドは泣く子も黙るステイゴールド×メジロマックイーンで、牝祖Thetisがガーサント×Hyperion×MahmoudなのでここでもLady Angelaをいじくってるのがポイントですかね~
9/12発売『サラブレ』『UMAJIN』10月号
明日9/12発売『サラブレ』10月号は創刊20周年記念企画が満載、私は「10年後の血統勢力図はどうなる!? 2025年国内サイアーランキング予想」という特集にて、10年後のリーディングサイアー上位10頭を予想し種牡馬勢力図を展望しています(他に生駒永観、江面弘也、亀谷敬正、栗山求、鈴木由希子、関口隆哉、田端到、日高の匿名生産者、平出貴昭、水上学の各氏が参画)
これ平出さんが考えた企画らしいんですが、著者校正のときにゲラを見たらなかなか面白い内容に仕上がってましたよ(・∀・)
http://www.enterbrain.co.jp/sarabure/book/
同じく9/12発売『UMAJIN』10月号、巻頭特集は「秋GI主役候補たちの休み明け 買いor消しジャッジメント」
http://www.uma-jin.jp/
私のほうは新連載「血統・駆け込み寺」がスタートします
もうちょっとお気楽に血統の話をしましょうということで、編集部の方と掛け合いの形で、読者の方々からいただいた質問や相談にお答えする、という形にリニューアルしました
なんか面白いネタや質問がありましたら編集部宛へ、もしくは下記ツイッターにて随時受け付けておりますのでよろしくお願いしますm(_ _)m
https://twitter.com/umajin_ketto
土曜の出馬表チェックしてたら、阪神6Rの新馬にショウナンカッサイの仔ショウナンマシェリの名が
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2013101023/
ショウナンカンプ産駒は内国産血脈を使った相似配合が成功しますが、その極めつけがショウナンカッサイで
ヤセイコーソ≒メジロフィーシャー3×3
Nijinsky≒Storm Bird4×4
テスコボーイ4×5
Belladonna≒ハイハット6×6
ここに父も母も自身も5代アウトで、クロスのうるさい牝馬の尻に敷かれるのが大好きなキンシャサノキセキをもってきた配合もいいですな~(・∀・)
フジキセキ×スプリングネヴァーのダイタクリーヴァのような活躍を期待したい
土曜は「No.1予想」で紫苑Sを、「馬券総合倶楽部」で紫苑Sと中山12Rを予想してします(さっき入稿したのでもうすぐ反映されるはず)
シルクとノルマンディーの「一口ピック」は月曜ぐらいにはアップする予定です
土曜のボツ予想~ディープ×Tom Rolfeの内回り向きパワー
アスター賞は昨年はウインマーレライとパシフィックギャルの叩き合いでなかなか熱かったのですが、今年は新潟2歳と札幌2歳の出がらしのようなメンツ、◎メジャーエンブレムはマイラーではなく中距離馬やと思ってますが、これが1.1倍になるのもやむなし…
野分は外回りのスローでバーンと弾ける決め手に欠けるメンバーで、Nijinsky的胴長体型で本来は外回り中距離ベストの◎オーキッドレイと、チチカス産駒らしい揉まれ弱さがあってムラ駆けも気分よく走れば重賞でも通用する▲キングズオブザサン(去年のオータムHも直線バラけたのがよかったのでは)、勝つのはこのどちらかという組み方で
阪神最終は◎ネオヴィクトリア
ディープにTom RolfeをもってくるとPocahontas(父は最強の北米パワー血脈Roman)の牝馬クロスが生じ、ヴィルシーナ、マルセリーナ、トーセンスターダム、ウリウリ=エンドレスノット、ベステゲシェンク=シュプリームギフト、ベールドインパクト、エバーブロッサム、テンダリーヴォイス、マローブルー、アルティシムスと、ディープ産駒にしては京都外をズバッと斬れる感じではなく阪神内を立ち回るパワーも兼備というイメージで、この馬もウリウリっぽいパワー体質で阪神内1400mズンドバのイメージ
「No.1予想」では紫苑Sを、「馬券総合倶楽部」では紫苑Sと中山12Rを予想してしますので、今週もよろしくお願いします
日曜のボツ予想~前で受けるディープ×Surumu
木更津は◎ロジチャリス
ダイワメジャー×ロックオブジブラルタルで540キロの大型、中山マイルならパワーで圧倒したいところですが、エアレーション開幕週の中山はペースが流れると外差しが決まりやすい
とはいってもマテラアリオンやキャプテンロブロイが前残っているように内が死んでるわけではないし、POG推奨の好配合馬で、来年はオータムHで走ってるぐらいの馬やと思うので
ダイワメジャー小旋風がつづいている2歳戦線ですが、重賞で馬券に絡んだメジャータイフーン、ヒルダ、レッドラウダ、マコトルーメン、そして昨日のアスター勝ちメジャーエンブレム、これらはいずれも「Haloのニアリークロス&Lady AngelaのPretty Pollyいじり」という“ダイワメジャー黄金配合”です
ロジチャリスも母系にBlushing Groomが入るのはコパノリチャードやサンライズメジャーやマテンロウハピネスやメジャーエンブレムなんかと同じ(Halo≒Red Godのニアリークロス)で、母系にAlycidonが入るのはダローネガやトーセンベニザクラやヒルダなどと同じ(Lady Angelaと「HyperionとSwynfordとDesmondとPretty Polly」で脈絡)
相手は外差しと読めば、ヘクタープロテクターが強いマイラー体型で1600mでは確実に斬れる○ヘイジームーン、血統どおりの機動力あるマイラーで差しにも回れる☆イントロダクション、ここらが本線になりますかね~
西宮は◎ダノンムーン
エイシンフラッシュの下で父がディープに替り、クロスがHalo≒Red GodとBurghclere≒Aureole
ディープ産駒にしてはそれほどストライドが伸びる走りではなく、Halo≒Red God的機動力とハイインロー的粘着力で実直に同じ脚色で走りつづけて、好位から直線先頭に立って後続の追撃を抑えた前走を見たときに、ああこれはエイシンフラッシュではなくて、ワールドエース(ディープ×Acatenango)みたいな脚質の馬なんやと
母ムーンレディはドイツ血脈を随所にちりばめたアウトブリードで、基本的に産駒は晩成というか成長力に富むはずで、Aureoleのニアリークロスを持つディープ牡駒もトーセンラー=スピルバーグやヴァンセンヌなど古馬になっての成長には定評があります
この馬も長い休養を2回挟んでいるだけにまだ衰えは見られず、むしろキャリアを重ねるに連れてHyperion的しつこさがジワジワと発現してきているように見えるし、改めて戦績を振り返るとデビュー当初から前で受けさせていた岩田はさすが
決してマイラーの加速ではないのに1600mで好走しているのもワールドエースと重なるところで、通算[4.0.3.1]ですが1800m以上は[3.0.2.0]、1着時の4角順位が3,2,2で3着時は5,5、中距離で前で受ければ差されたことがない
ワールドエースもこんな戦績を刻むべきではなかったかと問いかけながら、レッドアリオンやヒストリカルやフレールジャックが勝った西宮Sで、ダノンムーンに◎を打ちます
ソコソコ先行馬がいるので極端な上がりだけの競馬にはならないと読めば、Haloクロスのピッチ&機動力で走るリラヴァティとウインマーレライではギリギリごまかしきれず、○ピネオロのWild Risk的ストライドのほうが信用できるとみました
「No.1予想」では京成杯AHを、「馬券総合倶楽部」では京成杯AHとセントウルSを予想してしますので、日曜もよろしくお願いします
今日は競馬観ながら、7代血統表をキコキコ印刷して、シルクの募集馬チェックを進めたい
「一口馬主好配合馬ピックアップ」栗山求がノルマンディーから1頭ピック
おかげさまで今年も好評をいただいております「一口馬主好配合馬ピックアップ」、本日ノルマンディーオーナーズクラブから栗山求が1頭追加ピックしました(望田のピックはもう少しお待ちください)
http://miesque.com/c00032.html
これで現在、ウイン(1)、キャロット(11)、グリーン(2)、東サラ(6)、ノルマンディー(1)、ラフィアン(3)、ユニオン(3)から計27頭ピックしています
日曜の重賞回顧~まさかの逃げ切り、やっぱりの追い込み
阪神11R
◎8.バーバラ
○12.ストレイトガール
▲7.ハクサンムーン
△2.リトルゲルダ
×16.ウリウリ
ハクサンムーンの坂路の動きは圧巻だったし、今は番手でも我慢できるようになってもいるが、しかしルチャドルアスールが譲らないと言っているので並んで競りになったときがどうか。ストレイトガールは最近は少し体型に伸びが出てきて、1400mベストにシフトしてきているように見える。ウリウリはCBC賞では道悪の巧さでインをすくったが、開幕週の良馬場で◎が打てるほど1200mのスピードに信が置ける馬ではないだろう。バーバラは北九州記念ではスタートで安目を売ったが、直線は大外から目立つ伸び。母父がディキシーランドバンドなのでディープ牝駒にしてはパワー体質で、北九州記念やバーデンバーデンCで例年好走するように夏場が合うタイプ。フミノイマージンやアクシオンなどディキシーランドバンドを母父に持つ馬にはパワー体質の夏馬が多い。ユタカだからスタートさえ決まれば中団からインを捌くようなチャレンジでくるはずで、ここは捌けるほうに賭けてみたい。もう一つ付け加えると、ディキシーランドバンドはハイペリオン血脈が強い(4×5・5・6)ので、この血を引く馬は概ね晩成でもある。
中山11R 京成杯AH
◎16.ショウナンアチーヴ
○6.グランシルク
▲7.アルビアーノ
△12.フラアンジェリコ
△15.シャイニープリンス
×1.アルマディヴァン
×9.レッドアリオン
注5.ブレイズアトレイル
注10.ダローネガ
土曜の中山芝はクインズミラーグロやサダムリスペクトなど外からの差し追い込みが決まっていた。これは2年前の9月中山の開幕週、オータムハンデがエクセラントカーヴとダノンシャークで決まったときに酷似する馬場バイアスといえる。ショウナンアチーヴは父ショウナンカンプとと母母バブルウイングスがノーザンダンサークロスをはじめとする父母相似配合で、一方で母父サンデーサイレンスのところだけはノーザンダンサーが入らないという配合形が良いとほめてきた。ただし斬れ味のある走法ではないので、東京や外回りでは狙いにくい馬でもある。バクシンオーにサンデーとナスキロが入る配合のアウトラインはグランプリボスと似ていて、だからスプリンターというよりはマイラーというべきで、そしてグラボスよりもパワー体質なので重賞勝ちがあるこの中山マイルがベストコースだろう。しかも外差しがきく馬場バイアスとなれば、柴田善臣の流れに任せたような外差しで届く可能性は少なからずあるのではないかということで、ここから手広く流してみる。
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セントウルは坂路の動きが抜群でデキは最高と思われたハクサンムーンのハナを、逃げ宣言のルチャドルアスールが果たして叩けるのかどうかというのが大方の見立てで、あの素晴らしい追い切りでしかも例年好走するセントウルSで1人気にならなかったのは、やっぱりそこを危惧する人が多かったからでしょう
ところがところが、フタを開けたらアクティブミノルが34.0-33.8の後傾ラップで逃げ切りとは、ハッキリ言ってこの展開は全く読めませんでした(^ ^;)
ハクサンムーンはこの楽なペースなのに直線アッサリ後退とは食い足りない内容で、ちょっと上がりの競馬になりすぎて鋭さ負けしてしまったようにも見えます
高松宮もオーシャンもタフな馬場を番手で我慢して踏ん張っていたんですが、今はあれぐらい消耗ラップになったほうがしぶとさが活きるのかもしれません
ウリウリはベストは1400mだとずっと書いてきて、CBCでは道悪の巧さでポッカリ開いた最内をすくって抜け出してしまい、だから1200mの高速決着で外々を回らされると同じようにはいかないんじゃないかとみていましたが、岩田はスタートしてすぐ最後方まで下げて最内に潜り込んでいたのは圧巻、あれを1人気でやれるのは脱帽で、ふつうに出して外回してたらたぶんストレイトガールのほうが先着していたでしょう
バーバラは母父Dixieland Bandのパワー体質の夏馬で、北九州でもビッグアーサーの相手にとったんですが出遅れて大外ブン回しで惜しくもない4着、今日はユタカがパーフェクトに乗ってくれたので文句はないです
ストレイトガールは若いころより少し体型にが伸びが出て少し加速もゆったりしてきて、もうチャキチャキのスプリンターではなく1400mベストにシフトしてきているように見え、ヴィクトリアマイルは1400馬の格で差し切った勝利に見えました
となると1200mのここは、無理には出していくようなことはしない戸崎だと、中団で外々を回らされることが予想されたのでやはり◎が打ちづらかったのですが、そのわりには最後まで脚は見せたといえるし、やっぱりもう1200mではうなりながら追走というわけにはいかないのかなあ…というあたりまで想定どおりやったかな
アクティブミノルの配合については下記エントリ「もうナスキロは要らない」で書いたのでそちらを参照していただきたいですが、Secretariat≒Sir Gaylord3×4にSeattle Slewからもナスキロ血脈が重ねられたスタチューオブリバティは、母がナスキロ的な血についてアウトな配合のほうが成功しやすい
アクティブミノル自身はTom Fool≒Spring Run5×5・7で、キクノストームフミノファルコンもTom Foolのクロスを持っており、ナスキロ的なクロスは継続累進せずTom Fool的なクロスに逃げるのがスタチューの成功パターンといえるかも
オータムHは58.7-34.6ですからHペースというほどではないですがまずまず流れ、秋の中山開幕週のエアレーション馬場は少しソフトなので、ペースが流れると差し追い込みが決まりやすいというのは、エクセラントカーヴとダノンシャークで決まった一昨年と似たような状況
だからショウナンアチーヴからフラアンジェリコもグランシルクもシャイニープリンスも引いてズボズボを引っかけにいったんですが、善臣もいつもどおりの善臣らしい乗り方で、それでちゃんと展開はハマってたので仕方ない
フラアンジェリコは春に同じ中山マイルのダービー卿で◎にしたので、そのときボツ予想で書いた根拠をそのまま転載します
「(前略)ペースはわりと流れるという読みならば◎フラアンジェリコが間に合うんじゃないかと。オレハマッテルゼやエガオヲミセテやエノクの下で、母カーリーエンジェルはBold Ruler系の機動力を伝える名繁殖牝馬、一方でノーザンテーストにガーサントにTulyarですからPretty Polly=Mirandaの薄い継続クロスにもなっていて、そこにWordenやDonatelloを引くネオユニを配したのは兄姉に劣らない好配合といってよく(「ネオユニヴァースのPretty Pollyをなめたらアカン」参照)、血統的にも高速決着は辛いところがあるので、馬場が渋って上がりがかかる流れならば狙いは立ちます」
けっきょくダービー卿は良馬場のままで1分32秒台の高速決着となり出番なしでしたが、今回は開幕数エアレーション馬場で1.33.3、適度に時計がかかって前崩れの展開になりしかも中山の追い込みが巧い田辺、終わってみれば条件が揃っての激走で、そこでもうひと押しできなかった望田がアンポンタンでした…
エキストラエンドはBold Ruler的な軽い機動力が武器で例年インベタの京都金杯をイン差しで好走していて、だからここは外差しズボズボと読めば脚質的にはイメージが合わないかなあ…と軽視したんですが、内々をBold Ruler的に立ち回らせた隼人が巧く乗った
ヤングマンパワーは松岡が先行宣言をしていたので5秒で即消しでしたが(^ ^;)、けっきょく行けなかったのが功を奏して外からしぶとく詰めてきました
グランシルクはステイゴールド×Roberto系でケイアイチョウサンみたいな差し方をするので、東京ではいい脚が長続きしないところがありますが、中山に替わってアルビアーノとの着差は詰まるだろうという読みはできたし、古馬重賞級相手でも通用するところは見せました
アルビアーノは先行馬総崩れのなか横綱相撲でそこまで粘っていて、やっぱり単純なスピード能力ではここでも一番というところは見せたし、スローの府中牝馬とかクイーンSなら平気で逃げ切ってしまって不思議ない馬やと思いますよ
「レッドアリオンはゲートは特に速いほうではないし、長いバックストレッチで二の脚をきかせて先行するのが好走パターンで、中山マイルだとこれまで先行できてないのが気になる」と「重賞の見どころ」で書いたんですが、今日は行けずに周りを囲まれる最悪のパターンで、こうなるとAureole魂逆噴射は致し方ない
土日の重賞回顧~もうナスキロは要らない
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/7e0daa93a32bc49ac4a86ce6be84ce49
9/12,13の血統屋コンテンツ推奨馬の結果速報
■『一口馬主好配合馬ピックアップ(2014)』で望田潤が推奨したレッドリュンヌ(牝2歳)が土曜中山5R新馬戦(芝2000m)を勝ち上がりました。
★東京サラブレッドクラブ
父ゼンノロブロイ
母リーチフォーザムーン(A.P.Indy)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2013106157/
牝 募集価格:2400万円
レッドソレイユ(父ディープインパクト)の3/4妹で、アグネスデジタル、ジャリスコライト、シェルゲームの姪。母リーチフォーザムーンはA.P.IndyとChief's Crownを通じるSecretariat≒Sir Gaylord 4・6×4を持ち、ナスキロ柔い体質を強く伝える繁殖牝馬といえます。母系にSeattle Slewを引くゼンノロブロイ牝駒にはラブフール、イチオクノホシ、ブリッジクライムなどがいますが、そもそもサンテミリオン(母Mill Reef3×3)、サングレアル(母はCaerleonとSir Gaylordを通じるナスキロクロス)、コスモネモシン(母はMill ReefとSir Gaylordを通じるナスキロクロス)など、ゼンノロブロイの活躍牝駒は母がナスキロ血脈のクロスを持つケースが多いのです。レッドソレイユも長手の体型と柔らかな体質を利して東京芝1800mでデビュー勝ちを果たしましたが、本馬もやはり長手の体型と柔らかな身のこなしで、似たようなタイプに完成するイメージが描けます。オークス向きの牝馬。(望田)
■『一口馬主好配合馬ピックアップ(2014)』で望田潤が推奨したベルディーヴァ(牡2歳)が土曜阪神3R3歳未勝利戦(ダ1400m)を勝ち上がりました。『望田潤のPOG好配合馬リスト(2014)ダイワメジャー編』でも推奨しております。
★キャロットクラブ
父ダイワメジャー
母ハルーワソング(Nureyev)
牝 募集価格:2000万円
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2012104760/
フレールジャックの3/4妹でヴィルシーナの叔母。ダイワメジャーにNureyevをもってくるとオリービンやアミカブルナンバーなどHyperion的粘着力がONになりやすく、Blushing GroomをもってくるとコパノリチャードやヤマニンファラオなどHalo≒Red God的機動力がONになりやすいのです。父がダイワメジャーに替ったので上よりもパワー型に出そうなイメージもありますが、体質や動きはわりと柔らかくそれはHalo≒Red God3×4・4の効果でしょう。ノーザンテースト的なマイラー体型とHalo的な無駄のない動きと柔らかな体質、そして実戦ではHyperion的な粘り強さも見せてくれるはずで、1400mベストで芝ダ兼用の先行型好マイラーとみてオススメします。(望田)
○ベルディーヴァ(牝、母ハルーワソング)
フレールジャックやマーティンボロの3/4妹でヴィルシーナの叔母。兄姉は出走8頭中6頭が勝ち馬となっている。Halo≒Red God3×4・4で、母母の全兄Rahyを思わせる短距離向き体型。芝短距離で出たとこ勝ちが狙える。
■『一口馬主好配合馬ピックアップ(2014)』で栗山求が推奨したマイネルパッセ(牡2歳)が日曜中山1R2歳未勝利戦(芝1200m)を勝ち上がりました。
★ラフィアンターフマンクラブ
父ダノンシャンティ
母コスモクラッベ(マイネルラヴ)
牡 募集価格:1600万円
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2013101901/
昨年推奨したマイネルプロンプト(父マツリダゴッホ)の半弟。母コスモクラッベはマイネルファルケ(マイルCS-2着、ダービー卿CT-2着・2回)の半妹です。父ダノンシャンティはNHKマイルCで芝1600mの日本レコードを樹立したスピード馬で、現1歳世代が初年度産駒。Halo3×3に加え、Mark of Esteem、Le Fabuleux、Herbagerというヨーロッパ血統がサポートするので、本馬のようなMr.Prospectorを含んだやや硬めの繁殖牝馬は合うでしょう。とくに本馬はMarston's Mill≒Mythographer4×4という相似な血のクロスが生じ、なおかつ2代父フジキセキと相性がいいVice Regent系が入るのでおもしろいと思います。芝向きのマイラーでしょう。(栗山)
■『望田潤のPOG好配合馬リスト(2015)ステイゴールド編』で望田潤が推奨したメイケイレジェンド(牡2歳)が日曜阪神5R新馬戦(芝2000m)を勝ちました。
○メイケイレジェンド(牡、母ヒカルカリーナ)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2013105093/
フーラブライドの3/4弟で、ステイゴールド×メジロマックイーンのおなじみ黄金配合。この配合は母母父がNorthern Dancer系のほうが成功しやすく、本馬は母母父がNijinsky系マルゼンスキーだからフェイトフルウォーに似た形。牝祖Thetisがガーサント×His Highness×Mahmoudなので、Lady AngelaとHyperion,Molly Desmond,Swynfordで脈絡するのもポイントだ。ちなみに「母系にAlycidon(≒Aureole)とガーサントを併せ持つ」ステイゴールド産駒はフェデラルホールなど4頭中3頭が勝ち馬となっている。
■日曜阪神8R500万下 レッドオーラム(一口・望田)
「母父マイラー」に追いつけ
昨夜はGCで凱旋門賞の前哨戦を中継してましたが、ヴェルメイユ賞はTreveが異次元のピッチで圧勝、フォワ賞はPostponed、ニエル賞はNew Bayと、あとの二つはDubawi産駒が制しました
Dubawi産駒ってちょっと斬れ味に欠ける脚捌きでパワーと粘りで先行抜け出す脚質で、札幌記念のディサイファみたいな勝ち方をする馬が多いですね~
Dubai Millenniumは馬ナリで先行して直線はだんだん後続との差が開いていってパワーとスピードで圧勝つづきでしたが、Seeking the GoldってのはMiswakiやWoodmanほど斬れがないというか、それはNasrullahのクロスを持たないというのもあるでしょうが、「Mr.Prospector×Buckpasser」のなかでは最もBuckpasser的な血というべきなのかも
今週は東西のトライアルで春のクラシックをにぎわせた馬たちが始動しますが、サトノラーゼン(母は仏1000ギニー2着、母父Intikhabは芝1600mの英G2勝ち)もミッキークイーン(母父Gold Awayは芝1600mの仏G2勝ち)もショウナンアデラ(母父Elusive Qualityは芝8Fの米G3勝ち)も、「母もしくは母父がマイラーで、母がNorthern Dancerのクロス」
ディープ産駒が3歳春にある程度完成して大レースで爆発するには、母からマイラーっぽい筋肉を早期に受け継ぐのが一番の近道で、それはけっきょく今年も変わらなかった
しかしこれが3歳の秋になると、母父キングカメハメハのデニムアンドルビーとかホワイトマズルのスマートレイアーとかトニービンのサトノノブレスとか、「母父中距離型」がようやくパンとしてくる頃合いでもあるのです
本日18時更新のNETKEIBA「重賞の見どころ」ではローズSとセントライト記念の上位人気馬の血統解説をしていますので、今週もよろしくお願いします
今日は晩酌は軽めにして、シルク募集馬の好配合ピックをすすめる予定
「一口馬主好配合馬ピックアップ」シルクから望田が8頭ピック
おかげさまで今年も好評をいただいております「一口馬主好配合馬ピックアップ」、本日シルクホースクラブから望田潤が8頭ピックしましたのでよろしくお願いします(栗山求のピックはもう少しお待ちください)
http://miesque.com/c00032.html
これで現在、ウイン(1)、キャロット(11)、グリーン(2)、シルク(8)、東サラ(6)、ノルマンディー(1)、ラフィアン(3)、ユニオン(3)、ローレル(1)から計36頭ピックしています
2011年からスタートしたこの「一口好配合ピック」、あくまで私個人の見立てですが、今年のシルクのラインナップは層の厚さでは過去最強じゃないかと
どのクラブでも、まずは全馬の5代血統表と立ち姿をみて、少しでも目に止まったものは7代血統表をプリントアウトして色塗りをやって、何度も動画を見直して最終決断をくだすのですが、今年のシルクはこの作業が楽しくて楽しくて、「そうか○○と同じニックス狙ったんやな~」「このニアリー絶対狙いすましてるやん」とかブツブツ言いながら色塗りに精を出してましたが、そのぶん時間もかかって月曜にあげるつもりが今日になってしまいました(^ ^;)
まずは早めに取り上げておくべき8頭をピックしましたが、他に保留というかしばらく様子が見れそうな馬が2~3頭いて、これらも後々ピックする可能性大です
※お願い
一口ピック馬やPOG推奨馬などについての具体的な質問や感想などは、当ブログではお受けできないケースがありますので、その場合は「血統屋」、もしくは私のgooメールまでメールください
お手数ですがよろしくお願いいたしますm(_ _)m
info@miesque.com
nas-quillo@mail.goo.ne.jp
30年前から変わらないホットドッグの味
マジェスティックウォリアーMajestic Warriorの輸入が決まりましたが、代表産駒のPrincess of Sylmar(ケンタッキーオークス、CCAオークス、アラバマS)はDixieland Band4×3とWeekend Surprise≒Terlingua≒Drone3×4・4とMr.Prospector4×4
http://www.pedigreequery.com/princess+of+sylmar
ベストウォーリアはWeekend Surprise≒Secrettame3×4とMr.Prospector4×4
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2010110127/
この2頭やってることは似てて、ようするにWeekend Surpriseの「Secretariat+Tom Fool」をニアリークロスでいじりつつMr.Prospectorもクロスすると
A.P.Indyの父系ってのはPulpit→Tapitのラインが典型ですが、クロスがうるさければうるさいほど走る馬が出る傾向が代々あって(そもそもSeattle SlewもA.P.Indyもクロスがうるさい)、A.P.Indyという完成されたホットドッグにSecretariat≒Sir Gaylord味のケチャップとStriking=Busher≒Busanda風味のマスタードをトッピングし、Mr.Prospectorジュースで流し込んできたのがSeattle Slew系の歴史
California Chromeの名配合だって、ようはPulpitとLove the ChaseのところでMr.ProspectorとSecretariat≒Sir GaylordとNorthern Dancerと「War AdmiralとLa Troienne」を執拗にクロスし累進しつづけているわけで、それを緊張→緩和のメリハリをつけてやってるところが見事なのです
http://db.netkeiba.com/horse/ped/000a012602/
というわけでマジェスティックウォリアーも、たとえばStorm Cat持ち牝馬やGone West持ち牝馬との配合で、根岸SやユニコーンS狙いのホットドッグというのが王道でしょうね~
シルクの好配合ピックに思った以上に時間をとられてしまい、今日は某ムック本の原稿とノルマンディーの好配合ピック、あと余力があれば2歳勝ち馬評価もやりたいんですが、2歳勝ち馬は来週にまとめての可能性が大ですm(_ _)m
「一口好配合ピック」ノルマンディーから望田が2頭ピック&今週の新馬戦
おかげさまで今年も好評をいただいております「一口馬主好配合馬ピックアップ」、本日ノルマンディーオーナーズクラブから望田潤が2頭ピックしましたのでよろしくお願いします
http://miesque.com/c00032.html
これで現在、ウイン(1)、キャロット(11)、グリーン(2)、シルク(8)、東サラ(6)、ノルマンディー(3)、ラフィアン(3)、ユニオン(3)、ローレル(1)から計38頭ピックしています
※お願い
一口ピック馬やPOG推奨馬などについての具体的な質問や感想などは、当ブログではお受けできないケースがありますので、その場合は下記の「血統屋」、もしくは私のgooメールまでメールください
お手数ですがよろしくお願いいたしますm(_ _)m
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nas-quillo@mail.goo.ne.jp
今週の新馬は
日曜中山5Rフラワーオブライフ(「POG好配合リスト」ハーツクライ編)
日曜阪神5Rレヴィンインパクト(ディープ好配合リスト)
母父Giant's Causewayといえばガンマーバーストにタイセイドリームにジャンナにアンヴァルトにサンマルクイーン、種が何であれ斬れるイメージではないので、フラワーオブライフも中山を先行流れ込みたいですな