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Channel: 血は水よりも濃し 望田潤の競馬blog
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ヨハネスブルグPOG黄金配合

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先ほど「血統クリニック」アーリントンCを更新しました〜
メンバーが確定して、想定に出てなかった馬が入ってたら追記しますが、その場合はブログでもお知らせします

ヨハネスブルグはStorm Cat≒Narrateのニアリークロス(Storm Bird≒NijinskyとBold RulerとPrincequilloが共通)2×3なので、Storm Cat的なスピードを確実に伝えしかも完成が早い…というのは初年度産駒の活躍でハッキリしました

そして2歳重賞を制した代表産駒2頭、ホウライアキコとフクノドリームの配合から学べることは、父がNorthern Dancer絡みのインブリードなので母父か母母はNorthern Dancerを持たない(母がNorthern Dancerについてアウト)というのがまず大原則、かつ2歳時から能力全開にするには「Northern Dancer+ナスキロ」の組み合わせとミスプロをクロスする、というのがひとつの成功パターンではないかということ

ホウライアキコ
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2011100693/
フクノドリーム
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2011105841/

一方でホウライアキコ(プレイメイト)もフクノドリーム(Never Bend,Fappiano)も、オジジアンに入るBlue Eyed Momoと脈絡する「War AdmiralとLa Troienne」の組み合わせが母系に入る点は見逃せないポイントで、オジジアンのラトロパワーも押さえておかないと、ちょっと緩いというか短距離をグイグイ加速するパワーに欠ける体質になりがちなのです

というわけで、

・母がNorthern Dancerクロスを(少なくとも4×4レベルの濃さでは)持たない
・Northern Dancer+ミスプロの組み合わせのクロス
・Mr.Prospectorのクロスと、「War AdmiralとLa Troienne」のクロス

これを現時点での「ヨハネスブルグPOG黄金配合」としたいです

アーリントンに出てくるタガノブルグはヨハネスブルグ産駒で、母父がサンデー系で母母父がWoodmanですから、ホウライアキコと似たアウトラインの配合
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2011105000/

母系の奥にハイインロー(SwapsとFlower BowlとTudor Minstrel)が強いのも好感が持てますが、父がサンデーではなくスペシャルウィークなので、父も母もNorthern Dancerのクロス(自身はNijinskyのクロス)になるぶん、アキコよりは配合が落ちる…というのが私の評価ですかね〜


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