南相馬は◎ソールインパクト
母父Exchange RateはトムフールH(米G2・ダ7F)勝ちなど短距離で活躍、DanzigにボルキロにBroadwayですからアジュディケーティングのような血統です
そこにディープインパクトで「父中距離×母父マイラー」の配合形、体型は父似ですが脚捌きはややDanzig的になり、斬れるというより機動力ある脚質になったのは順当
だからこの馬、中山では高値安定で、京成杯もホープフルも差のない4着、ブラックバゴとはいつも接戦
しかしこれが東京だと、ドスローの東スポ杯こそ差のない3着でしたが他はだいたい追って味がなく、これって典型的な内回り向き小脚使いの戦績で、となると東京→福島で甘さ払拭の可能性大
相手は○ウインインスパイアと▲パリカラノテガミ、このブライアンズタイムの孫でRobertoが表現されている2頭を本線に
北海は◎サトノメサイア
先日セレクトセールの展示を見ながら、「ドイツ血統が強い馬ってみんな真っ黒やなあ…」という話をしていて、だいたい伸びのある無駄肉のない体つきで、足の先まで全身真っ黒というイメージ
それって単にエイシンフラッシュのイメージちゃうんかい…と言われそうですが、パッと思いつくところではホッカイルソーとかノーブルジュエリーとかエイシンエルヴィンなんかもなかなか真っ黒で、そもそもAlchimist≒Aditi≒Arjamanの独Dark Ronald三銃士がいずれも黒いんですね((Alchimist=blk,Aditi=br,Arjaman=blk/br)
ドイツ血統とはザックリ言うと「Dark Ronald三銃士を使った強力な3/4同血クロスとその緩和」で成立しているようなもんですから(緩和するときに導入する血のチョイスもなかなか絶妙)、だから真っ黒な馬が多いんかなあ…と
サトノメサイアの母ダリシアは芝2000mの独G3勝ちで、その父AcatenangoはG1を7勝したドイツ競馬史上に残る名馬
ハーツクライを真っ黒にしたような馬で、戦績を見てのとおりとにかくバテたことは一度もなく、前走も岩田が勝負どころで外に持ち出して捲りにかかると、一気にビュンと加速して捲り上げるのではなく、一頭ずつ一頭ずつジワジワジワジワ抜いていって、抜け出してからもずっと同じ脚色で走りつづけて、ゴールが近づくに連れて後続を離してゴール
「ああ…これはギュスターヴクライみたいなステイヤーや、Hyperionとドイツで走るステイヤーのお出ましや」
他のレースは明日早起きして予想しますが、「No.1予想」では函館記念を、「馬券総合倶楽部」では函館記念と下北半島特別を予想していますので、そちらもよろしくお願いします
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日曜のボツ予想(1)~漆黒のステイヤー
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