■『一口馬主好配合馬ピックアップ(2016)』で望田潤が推奨したレッドヴェイロン(牡3歳)が土曜阪神6Rの未勝利戦(芝1800m)を勝ち上がりました。
★東京サラブレッドクラブ
父キングカメハメハ
母エリモピクシー(ダンシングブレーヴ)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2015104714/
牡 募集価格:7000万円
リディル、クラレント、レッドアリオン、サトノルパン、レッドアヴァンセの半弟。母エリモピクシーはエリザベス女王杯のエリモシックの全妹。エリモピクシーはDrone≒デプスのニアリークロス3×3を持ち、芝マイルのスピードを確実に伝えて名繁殖牝馬の評価を不動のものとしました。これまでは専らサンデー系種牡馬との配合で成功してきましたが、エリモシックはキングカメハメハとの間にオープン馬ダノンエリモトップを産んでおり、またダイオライト記念2着トウショウフリークはキングカメハメハ×ダンシングブレーヴ×トウショウボーイですから本馬と酷似した組み合わせ。このように母系にダンシングブレーヴとテスコボーイを併せ持つキングカメハメハ産駒は、出走5頭中4頭が3勝以上をあげています。データ的にみても、兄姉に比肩する活躍を期待していいでしょう。実馬もほんとに父と母を足して割ったイメージで、出来は良いとみました。(望田)
■『望田潤のPO好配合馬リスト(2017)ハーツクライ編』で望田潤が推奨したトーホウアルテミス(牝3歳)が日曜小倉3Rの未勝利戦(芝2000m)を勝ち上がりました。
◎トーホウアルテミス(牝・母トーホウガイア)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2015101540/
トーホウジャッカルやトーホウアマポーラの妹。牝祖Quiet CharmからはQuiet AmericanやDare and Goなどが出る。母トーホウガイアはNorthern Dancerのクロスは持たないが妙味ある牝馬クロスを持つ名繁殖。UnbridledもNureyevもハーツクライと相性の良い血だから、兄姉に並ぶような活躍を期待したくなる。ちなみにハーツ×Unbridled's Songはスワーヴリチャードやアダムバローズと同じ。(望田)
土曜小倉8R500万下 ドロウアカード(POG・望田)
土曜中山12R1000万下 マイネルエスパス(一口・望田&栗山)
土曜阪神11Rチューリップ賞2着 マウレア(ディープ・望田)
日曜阪神9Rアルメリア賞 フランツ(ディープ・望田&栗山)
日曜中山11R弥生賞3着 ジャンダルム(POG・望田)
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フランツは前走の負け方がしょ~もなかったので、「あと10キロ20キロ馬体が増えないと、ディーマジェスティみたいに中山を捲れるイメージが湧かない…」と書いたんですが、ハイレベル戦をインから抜け出した脚は力強く持続力に溢れ、このレースだけみると“小型アドミラブル”のイメージでいいんかなと思いなおしました
しかしパンコミードはラブリーデイと似たTom Fool走法なので、外回りであんなに行ってしまったら最後はピッチで凌げないだろうとほくそ笑んでたんですが、あれで差し返してるからこの馬もかなり強い…阪神内2000なら一番強いかも
オールフォーラヴもオークスが楽しみになる走りで、字面どおりハイレベル戦やったと思います
レッドヴェイロンはこれで[1-3-0-1]、着外は4角で不利があったもので、実質は連対パーフェクトと言ってもいいぐらいの内容なのですが、エリモピクシー仔の中では最も母に似ていないというか、わりとパワー体質なのでスローの上がりの競馬だと何かにやられてしまう、という惜敗がつづいていました
この馬は1800mベストでももっとタフな馬場、平坦より急坂、高速より荒れ馬場のほうがパフォーマンス上がると思います
ちなみにキングカメハメハ×エリモシック(エリモピクシーの全姉のエリザベス女王杯勝ち馬)にはダートでオープン張ったダノンエリモトップがいますね
トーホウアルテミスは馬を怖がるのでなかなか勝ち上がれませんでしたが、外番手から直線先頭なら後続がくればくるだけ伸びるという勝利で、トーホウガイア(Cequillo≒Incantation4・6×4)はやっぱり素晴らしい繁殖です(・∀・)
トライアルはマウレアもジャンダルムも、ユタカが本番をにらみつつ持ち味を確認しながら乗ってみたというレースで、たしかにどう見ても完敗ですが完敗から得られるものもある
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3/3,4の血統屋コンテンツ推奨馬の結果速報
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