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Channel: 血は水よりも濃し 望田潤の競馬blog
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「3歳勝ち馬評価」3/3,4ぶんを更新&雑感

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先ほど「望田潤の3歳勝ち馬評価」3/3,4ぶんを2頭更新しました(やっと追いつきました)

◆Doronic≒Busted

バゴ×ステイゴールドの黄金配合(JRAに4頭が出走しクリスマスやブラックバゴなど3頭が勝ち馬)については何度か書いてきましたが、そもそもステイゴールドとNashwanがかなりニックスなのだということが明らかになってきて、その主な根拠がこのDoronic≒Bustedのニアリークロス(Bustinoの父がBustedです)


Donatello,Wild Risk,Dulce,Solario,Pharos=Fairwayが共通



血統表中にステイゴールドとNashwanを持つ馬はJRAに9頭が出走し、クロコスミア(府中牝馬S,エリ女2着,現役)、クリスマス(函館2歳S)、ブラックバゴ(京成杯2着,現役)、レッドローゼス(現役3勝)、プレシャスメイト(現役2勝)、キボウノダイチ(現役1勝)と6頭が勝ち馬
クロコスミアはオークスの穴馬だと言いつづけてたんですが完成したのは4歳になってからで、クリスマスもブラックバゴも2歳早期から活躍したわりに古馬になってから再上昇を見せており、さすがにDoronic≒Bustedは成長力抜群です
トリコロールブルーもレッドローゼスも距離不足の1800では勝てないだろうと私はみていたんですが、来年の日経賞あたりで2頭でワンツー決めてても驚けないような成長曲線を描いておりますな






◆キンカメ×オリエンタルアート

日曜小倉5Rで初出走ながら豪快に差し切ってみせたマハヴィルですが、以下のようにラッキーライラックと配合形というか血脈構成が似ています





「オルフェーヴル産駒はどんな配合が走るんですかね?」と一昨年ぐらいはよく聞かれたもんですが、「ひとまずエスティタートが一つのお手本で、エレクトロアートにNureyev≒Sadler's Wellsを引っかけるというのが第一手でしょう」と私や栗山さんは答えてました
そういう意味ではこの2頭はやってることは同じで、ステイゴールドしか走らないと言われるオリエンタルアートの牝系ですが、実はキングカメハメハとの配合もJRAに4頭出走し3頭が勝ち馬、ルーラーシップとの配合も1頭出走でリュミエールドールが勝ち馬、ロードカナロアはなし
今のところキンカメ系との配合でもほぼ外しておらず、その理由は、この組み合わせ血統表を見ればおわかりいただけるのではないかと





◆キンカメ×マリスター

日曜小倉でステラローザが勝ち上がり、これで「キングカメハメハ系種牡馬×マリスター牝系繁殖」の組み合わせは
キングカメハメハ…3頭勝ち馬/5頭出走(カフナ、トウシンモンステラなど)
ルーラーシップ…2頭勝ち馬/2頭出走(ドレーク、ドリームマジック)
ロードカナロア…2頭勝ち馬/2頭出走(ステラローザ、ミッキーワイルド)
ちなみにこの牝系はファルブラヴとも相性が良く(4頭勝ち馬/6頭出走、ワイルドラズベリー、ウォーボネット)、何度か書いているようにはマリスターはDangerous DameとIndian Hempと二つのナスペリオン血脈を持つので、同じくナスペリオン血脈のSpecialを合わせるのは有効なようで、キングカメハメハ系だとMill ReefやHornbeamも加わりますからね


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