『一口馬主好配合馬ピックアップ(2017)』で望田潤と栗山求がダブル推奨し、『望田潤のPOG好配合馬リスト(2018)』でも推奨したシングルアップ(牡2歳)が日曜阪神5Rの新馬戦(芝1400m)を勝ち上がりました。
★シルクホースクラブ
父キンシャサノキセキ
母ラフアップ(クロフネ)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2016104875/
牡 募集価格:1600万円
母ラフアップは名繁殖フレンドレイの娘で新馬勝ちしましたがその後は伸び悩み気味で、配合的にはNorthern Dancer≒Icecapadeのクロスがクドすぎる感はありました。そこにアウトブリードのキンシャサノキセキを配した緊張緩和のリズムが良い配合。キンシャサノキセキ×クロフネは10頭出走で7頭勝ち馬と高確率で、全11勝中9勝がダートなのは「フジキセキ×Deputy Minister」のニックスらしいですね。また母系にデインヒルを血を引きかつ母がNorthern Dancer系の強いクロス(4×4以上)を持つキンシャサノキセキ産駒は、カシアス、ボーダーオブライフ、サイモンゼーレなどこれもよく走っています。カシアスやサイモンをダート兼用にしたイメージの大型スプリンターで、短距離なら稼ぎ場所には困らないでしょうからこの募集価格ならオススメです。(望田)
【7月28日追記】
父キンシャサノキセキは現役時代に高松宮記念(G1)を連覇するなどスプリント重賞を5勝した名馬。自身にスピードがあるので、母方に重厚な血を入れて底力を強化したものが大物となる傾向があります。とくにRibot系の血は効果的で、代表産駒のシュウジ(阪神C、小倉2歳S)は His Majesty=Graustark4×6、カシアス(函館2歳S)とサイモンゼーレ(小倉2歳S-2着)はHis Majesty4×5など、全兄弟のGrautarkとHis Majestyを絡めた配合は成功しています。本馬はメイショウナルト(七夕賞、小倉記念)、アデイインザライフ(新潟記念)、エピカリス(北海道2歳優駿、UAEダービー-2着)を近親に持つ活力あるファミリーに属し、フジキセキと Deputy Minister のニックスも併せ持ちます。母が「クロフネ×デインヒル」とパワフルで、筋骨隆々とした馬体から、芝・ダート兼用のスピードタイプでしょう。古馬になればダートに定着すると思いますが、早い時期の2歳戦なら芝でもやれるはずです。(栗山)
◎シングルアップ(牡・父キンシャサノキセキ・母ラフアップ)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2016104875/
キンシャサノキセキはクロフネ肌の牡を2頭選んでみた。この配合はJRAに11頭出走で7頭勝ち馬、牡に限れば4頭全てが勝ち馬、うち3勝馬が2頭と打率も長打率も十分。母はNorthern Dancer≒Icecapade4･5×4･5で、そこにアウトなキンシャサを配したのもいい。母はダ1600で新馬勝ち。息子はダ1200でデビューを飾るだろう。(望田)
『ディープインパクト好配合リスト(2018)』で栗山求が推奨したグランアレグリア(牝2歳)が日曜東京5Rの新馬戦(芝1600m)を勝ち上がりました。
グランアレグリア(牝・母タピッツフライ)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2016104532/
サンデーサラブレッドクラブで募集価格7000万円。母タピッツフライは北米で24戦7勝。ジャストアゲームS(米G1･芝8F)、ファーストレディS(米G1･芝8F)などを制した芝の一流馬で、2012 年のファシグティプトンノベンバーセールでノーザンファームが185万ドルで落札した。来日後、2年連続不受胎のあと、3年目の種付けでようやく受胎したのが本馬。「ディープインパクト×Tapit」は、デビューした5頭中3頭が勝ち上がり、クイーンC(G3)3着のアルーシャ、現1000万下のエイプリルミストなどが出ており悪くない。母のNijinsky4×4も好ましく、瞬発力に特長のあるPerfect Pigeon 牝系に属しているのもいい。芝向きの中距離タイプ。(栗山)
『望田潤のPOG好配合馬リスト(2018)』で推奨したアカネサス(牝2歳)が日曜東京6Rの新馬戦(芝1400m)を勝ち上がりました。
◎アカネサス(牝・父ロードカナロア・母クィーンズバーン)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2016104454/
クルークヴァールの全妹で、母は阪神牝馬S勝ち。兄も昨年推奨したが、デビューは遅れたものの高素質を垣間見せる内容で勝ち上がった。妹も出来はいいらしいので再度プッシュ。クィーンズバーンはスペシャルウィーク×オジジアンと肌に回っていい種がかけられていて、繁殖としても有能とみている。(望田)
『望田潤のPOG好配合馬リスト(2017)』で推奨したネイビーアッシュ(牝3歳)が土曜東京6Rの未勝利戦(芝1400m)を勝ち上がりました。
◎ネイビーアッシュ(牝・母ダイヤモンドディーバ)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2015104870/
昨年推奨したハウメアの全妹で、母ダイヤモンドディーバはキャッシュコールマイルS(米G2･芝8F)勝ち。トライマイベスト=El Gran Senor4×4、他にHis Majesty=GraustarkやNijinskyなどもクロスし、競走能力の高い両親の父母相似配合になっている。リオンディーズやレッツゴードンキなんかと同パターンだからこの馬も外さないでしょう。(望田)
『ディープインパクト好配合リスト(2017)』で栗山求が推奨したサトノグロワール(牡3歳)が土曜阪神7Rの未勝利戦(芝2600m)を勝ち上がりました。
◎サトノグロワール(牡・母シャムロッカー)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2015104802/
セレクトセール1歳で落札価格1億7000万円。母シャムロッカーはニュージーランド産で、AJCダービー(G1･芝2400m)とオーストラリアンギニーズ(G1･芝1600m)を制覇。本馬の全姉にあたる初子はカタールのファハドアルターニ殿下が購買し、イギリスへ渡った(現在未出走)。母の父O'Reillyはニュージーランドで計4回リーディングサイアーとなった名種牡馬。基本的にはスピードタイプだが配合次第では長めの距離をこなす産駒も出す。「ディープインパクト×O'Reilly」の組み合わせからはファイナルフォーム(ラジオNIKKEI賞)が出ている。2代母の父Blues Travellerは近い世代にBluebirdとAureoleを持っているので好ましい。前者はAlzao≒Bluebird3×4という相似な血のクロスを作り、後者は父と相性がいい。完成度の高い配合といえる。デビューが遅そうなのでPOG向きとはいえないかもしれないが、走れる態勢になれば楽しみ。(栗山)
『望田潤のPOG好配合馬リスト(2017)キングカメハメハ編』で推奨したブリスフルデイズ(牝3歳)が日曜阪神1Rの未勝利戦(ダート1400m)を勝ち上がりました。
○ブリスフルデイズ(牝・母アドマイヤハッピー)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2015104661/
ウォータクティクス、ハッピーモーメント、キタサンアミーゴの半妹。母アドマイヤハッピーは父トニービン、母母ダイナカールだからエアグルーヴと3/4同血。リシュブールのところで書いたように、キングカメハメハ×エアグルーヴは高確率で一発長打力も秘める。根拠はもちろんHornbeam≒パロクサイドのニアリー継続クロス。(望田)
土曜東京11R麦秋S ユラノト(POG・望田)
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先月ナゴヤドームのナイターを観戦したとき、入場門のあたりで「燃えよドラゴンズ」が流れてましたが、「一番キンシャサ塁に出て～、3番カナロア たいむりぃ～♪」と歌いたくなるほど順調なPOGスタート(･∀･)
アカネサスとシングルアップは行きつけの飲み屋のPOG(種牡馬かぶりなし牡牝5頭)でも指名してるので最高の開幕ダッシュといえるのですが、しかし初回から「4番ディープがホームラン～」かもしれないグランアレグリアの衝撃の勝ちっぷり(^ ^;)
ちなみに『パーフェクト種牡馬辞典』キンシャサノキセキは私の担当やったので、シングルアップはここでもPOG推奨しています
あとメテオさんに教えてもらったんですが、6/2の佐賀競馬でテイエムカバリーが4馬身差圧勝で新馬勝ちしており、いちおうこれも含めると、「POG好配合リスト」の出走馬は今のところ[3-0-0-0]です(･∀･)
◎テイエムカバリー(牝・父ヤマニンセラフィム・母マイディスカバリー)
テイエムジンソクの半妹で、母マイディスカバリーはJRA3勝。近親にマコトサダイジンなどがいる。本馬は何といってもAlthea≒クリミナルタイプ3×4(AlydarとCourtly Dee≒No Robbery)のニアリークロスが秀逸。クリミナルタイプを経由するこのニアリークロスを持つのは、日本ではたった2頭、ノンコノユメとセカンドテーブルしかいない。
すでに栗山ブログでは告知されていますが、今年も「一口馬主好配合ピックアップ」がスタートします
今週末の40口＆オーナーズ＆ジーワンのツアーに参加するので、ジーワンのピックはそれからということで、まずは全募集馬の血統表チェックは済ましておかないと…
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6/2,3の血統屋コンテンツ推奨馬の結果速報
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