『ディープインパクト好配合リスト(2019)』で望田潤が推奨したサトノフラッグ(牡3歳)が日曜中山11Rの弥生賞ディープインパクト記念(芝2000m)を勝ちました。
◎サトノフラッグ(牡、母バラダセール)
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2017105472/
ダンサールの3/4弟で、母バラダセールは亜オークス(亜G1・ダ2000m)や亜1000ギニー(亜G1・ダ1600m)に勝った亜3歳女王。ディープ×Not for Saleはダノンファンタジーと同じ。母系にMariacheを引くディープ産駒もクルミナルなどJRA出走4頭全て勝ち馬。Not for SaleがSwaps4×3で自身はLyphard4×5だから、ダンサールと似たイメージで、前々で運んでHyperion的な粘着力を活かしたい中距離馬だ。(望田)
『一口馬主好配合馬ピックアップ(2015)』で栗山求が推奨したアンデスクイーン(牝6歳)が木曜川崎11Rのエンプレス杯(Jpn2・ダート2100m)を勝ちました。
★グリーンファーム愛馬会
父タートルボウル
母レイナカスターニャ(キングカメハメハ)
牝 募集価格:1000万円
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2014106448/
母レイナカスターニャは1勝馬ながらアロマティコ(秋華賞-3着、エリザベス女王杯-3着)の全妹にあたるので、繁殖牝馬として期待できる存在です。本馬の父は新種牡馬タートルボウル。現役時代にジャンプラ賞(仏G1・芝1800m)とジョンシェール賞(仏G3・芝1600m)を勝ち、種牡馬としては Lucayan(仏1000ギニー)、French Fifteen(クリテリウム国際、英2000ギニー-2着)などを送り出しており、現1歳世代が日本における初年度産駒となります。母は「キングカメハメハ×サンデーサイレンス」で、父はMr.ProspectorもLa Troienne も、もちろんサンデーサイレンスも持たないので、日本が誇るこの良血の組み合わせは新しい活力としてインパクトが大きいでしょう。それでいて、Night Shift≒ノーザンテースト3×4、Green God≒ペルースポート5×4(Dyhim Diamond≒アンデスレディー2×3といってもいいでしょう)という相似な血のクロスを持ちます。父の成功パターンは現時点では手探りの部分がほとんどですが、手堅く走ってくるのではないかと思わせる構造を孕んでいます。1000万円ならば乗ってもいいかなという気がします。芝向きの中距離タイプでしょう。(栗山)
『一口馬主好配合馬ピックアップ(2018)』で望田潤が推奨したウインレゼルヴ(牡3歳)が土曜中山4Rの新馬戦(ダート1800m)を勝ち上がりました。
★ウインレーシングクラブ(2次)
父ロージズインメイ
母シャンパンセラー(マンハッタンカフェ)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2017105706/
牡 募集価格:1300万円
近親に目立った活躍馬はいませんが、母シャンパンセラーはLaw Society≒ハイランドファンタジーの3/4同血クロス3×1という大胆な配合で、繁殖牝馬としては一発の期待も持てるタイプといえます。本馬の場合、そこに北米アウトサイダー血脈が強く代々アウトブリードのロージズインメイが配されたメリハリがよく、しかも全体としてはHalo≒Boldnesianのニアリークロス4×4・5・6の継続クロスになっているのがポイント。ドリームバレンチノ=ウインムート、コスモオオゾラ、マイネルバイカ、コスモカナディアンなど、ロージズインメイの代表産駒は母が強いクロスを持つことが多いのです。ダートの長いところでしょうが、上級でタフに長く活躍してくれるでしょう。(望田)
土曜阪神10R但馬S ブラヴァス(POG・望田)
日曜阪神11R大阪城S レッドガラン(一口・栗山)
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リーディングサイアーのディープインパクトはノーザンのトップクラスの繁殖に配合されつづけ、クロウキャニオンなんて11年連続ディープと合体したわけですが、だから全きょうだいの産駒がけっこう多く、ピックした馬の全弟全妹をピックしつづけると毎年同じようなラインナップになってしまうので(^ ^;)、私は数年前からセックスバイアスでもふるいにかけるようにしてました
それが吉と出る場合も凶と出る場合もありますが、いちおう経験則やデータなどから、たとえばクロウキャニオンやラヴアンドバブルズやマンデラや、スターアイルやウィキウィキやサミターなんかは牡のほうが評価上げ、というスタンスでやってましたね
サトノフラッグの血統については以下のエントリである程度詳しく書いたのでそちらを読んでいただくとして、バラダセールってのは私の感覚ではバブルカンパニーなんかと近いイメージで、Lyphardとハイインローの粘着力の血統やと思うんですよね
1/5,6の血統屋コンテンツ推奨馬の結果速報
https://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/dd315a2e87e719d1525661898bf43637
サトノフラッグの姉ちゃん3頭(ダンサール、バラダガール、バラーディスト)はみんな父ハーツクライで、どれも前行って粘るだけの脚質で男馬みたいな汗臭いレースをするのでね、バラダセールが大物出すなら牡のここかな~という予感みたいなものはありましたね
ユタカがディープインパクト記念をディープインパクト産駒でひと捲りということで盛り上がりましたが、私としては前走のオイシンの乗り方のほうがピンとくるかなと、ディープブリランテやロジャーバローズみたいな絵がね、直線先頭に立ってLyphardの粘着力で凌ぐのだという絵がイメージとしてあるのでね
昨日のレースにしても優雅に捲ったのは見事なんですが、あそこから捲りきったにもかかわらずゴール前の脚色がワーケアよりも良かったというね、そこがサトノフラッグのストロングポイントやと思うのでね
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3/7,8の血統屋コンテンツ推奨馬の結果速報
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