月曜東京5Rの新馬戦はアズマサンダースの娘ダノンビーナスが快勝でしたが、大きく出遅れながら鋭く追い込んだダンスフェイムの脚も目立ちました
ダンスフェイムは父ファルブラヴ、母ダンスオールナイト、母父エルコンドルパサー、母母ダンスパートナー
ファルブラヴ×エルコンドルパサーは、Fairy King=Sadler's Wells≒Nureyev3×4・5(Special=Lisadell4×5・6・6)とSeattle Slew4×5になるのですが、この組み合わせはこれまで中央に5頭が出走し、アイムユアーズをはじめ4頭が勝ち馬となっていて、ダンスフェイムも初勝利は近いでしょうから、クロスしただけのことはあったという結果は出ています
ただ、そのなかでもアイムユアーズの配合が凄いのは、3代母ダイナカール(オークス馬でエアグルーヴの母)も「Northern DancerとHyperionとNasrullahとBlandford」の組み合わせで、ようするにNorthern Dancer+Special的な組み合わせがここにもあるということです
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2009106210/
┌Northern Dancer
Nureyev(Hyperion4×4)
│ ┌Hyperion
│ ┌○
│┌○
└Speceial
│ ┌Nasrullah
│┌○
└△
└△┌Blandford
└△
┌Northern Dancer
┌ノーザンテースト
ダイナカール(Hyperion4・5×5)
│ ┌Nasrullah
└△┌○ ┌Blandford
││ ┌○
└△┌○
└△┌Hyperion
└△
それと同時に、サドラーズギャル(Seattle Slew)→エルコンドルパサー(Mr.Prospector)→セシルブルース(サンデーサイレンス)→アイムユアーズ(Gift of the Night)と、「Northern Dancer+Special的組み合わせとは縁遠い米血」を常に1/4異系の形で取り込みつづけていることにも注目する必要があり、この「1/4異系(1/4米)」こそが、アイムユアーズが持つNureyev≒Sadler's Wells=Fairy King3×4・5(+ダイナカール)をより光り輝かせたと考えられます
(1)ファルブラヴ×エルコンドルパサーでFairy King=Sadler's Wells≒Nureyev3×4・5
(2)Northern Dancer+Hyperion+Nasrullah+Blandfordで(1)に脈絡するダイナカール
(3)代々1/4異系的に導入される米血
渡邊隆氏がサドラーズギャルをセリで買ったときから始まった「エルコンドルパサー物語」、この続編ともいえる手順をさらに2世代踏み続けることで、アイムユアーズは生み出されたのです
Specialなファルブラヴ×エルコンのなかでも、別格にSpecialな配合なのですよ
月曜の回顧を書こうかとVTRを見ていたら、いきなりこっちに話が脱線してしまいました(^ ^;)京都大賞典他の回顧は後ほど…
アブノーマルな配合で外マイルに挑むアイムユアーズ
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/1d4a451b090587fcd0296c5a45d85374
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今週は秋華賞だから、アイムユアーズの配合がどれだけSpecialなのかを言っておきたい
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