土曜3R勝ちインプロヴァイズは確率の高いウォーエンブレム×サンデーの配合で、エクスペディションやツルマルヨカニセの甥で、そのイメージどおりに1800mで手堅いタイプ
5R新馬勝ちアユサンはディープ×Storm Catで、Affirmedが入るので胴が長くて1800mぐらいが合っていそうなセンスと機動力型
サフランのジョアンシーピンは敗因がよくわからんですが、スタート後にちょっと寄られて引っ張るシーン、そこから馬がちょっと馬群を嫌がるような素振りをみせていたようにも…
土曜最終のローズノーブルはディープ×Caerleonで小柄で細身の牝馬ですから、キャロットの会報なんかでも東京と外回り向きだと書いてはいたんですが、それにしても見事な時計と勝ちっぷりで、馬体重が+10キロでここにきて馬が良くなっていますね
母はノネット賞(仏G3・芝2000m)勝ち馬だし、血統や体型からも距離はもうちょっと延びてもいいんじゃないですか
ヤサカオディールはこのHペースで出していくと末が甘くなるというか、やっぱりナスキロ柔さで差す競馬のほうが合っていそうです
日曜3RハニームーナーはSharpen Up5×3がガツンとONになりましたね〜、粘っこいスギノハヤカゼという感じです
5R新馬は1〜7着まで同タイム入線という大激戦になりましたが、出遅れて大外から豪快に追い込んだダービーフィズが一番強いと思った人は多いでしょう
この牝系は牝馬はどうも繊細でひ弱いイメージがつきまとうんですが、この馬は牡でHyperion的というかNureyev的というか、野太い斬れ方をするのがいいですね〜
勝ったサトノネプチューンは母系にMr.ProspectorとSadler's Wellsが入るので、シンボリクリスエスのRoberto的な機動力がONになりやすい配合で、しかも牝系はバレークイーンですから本来は小回りを上手に立ち回る馬だと思うんですが、いつも書くように東京でもスローになると、この手の機動力型が加速の良さで抜け出して凌いでしまうのです
六社のサトノギャラントはスティンガーの息子ですから「シンボリクリスエス×サンデー×ボルキロ」の配合形で、前にも書きましたがこの形はミルドリームやシャイニンアーサーなど東京と外回りの1800mあたりがベストになりやすいパターンで、この馬も体型もスピードの乗りも決してマイラーという感じではなく、今日もベゴニア賞と同じような競馬で1000mを60秒でゆっくり行って33秒で差すという、ようするに1800mのスローみたいなレースをして勝っているわけで、それで勝てるぐらいモノが上だったと
↧
先週の雑感・東京編〜1800mの競馬でマイルをアッサリ
↧