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Channel: 血は水よりも濃し 望田潤の競馬blog
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『ディープインパクト産駒完全データ 2019年2歳馬』

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(以下、栗山ブログからコピペ)
『覚えておきたい日本の牝系100』(競馬道OnLine新書)、『一から始める! サラブレッド血統入門』(サラブレBOOK)の著者である平出貴昭さんの新著『ディープインパクト産駒完全データ 2019年2歳馬』を本日から発売いたします。2017年に誕生したディープインパクト産駒(現2歳)のパーフェクト資料です。「血統屋」サイトから電子書籍でお求めいただけます。
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「全頭血統解説&評価&厩舎・馬主データ&推奨馬」という副題がついているように、全頭の血統解説、クロス、馬主、セリで売られたものならセリ価格、厩舎などのデータを網羅(現時点で判明しているもの)。性別、母名はもちろん、母の父、祖母の父、3代母の父を同時に記載し、系統別に色分けしたことにより、代々どんな種牡馬が交配されているか一目瞭然です。





また、平出貴昭さんがジャッジする「良血度」「配合評価」を全頭掲載。「ディープインパクト産駒の狙い方」「推奨馬」も惜しみなく披露しています。今年挙げた10頭のなかにも当たりが潜んでいることでしょう。2019-2020年POGシーズンのディープインパクト産駒2歳馬を攻略する上で欠かせない“使える資料”です。全14頁。

※「Yahoo!メール」などのフリーメールをご使用の場合、購入確認メールが自動的に迷惑メールフォルダに仕分けされてしまう場合がございますのでご注意ください。IDとパスワードの入力は、コピー&ペーストではうまく行かない場合がございますので、手入力をお勧めいたします。

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△▼△ 平出貴昭の『競馬血統年鑑2018』 △▼△
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中央、地方、海外、それぞれの重賞結果を血統面から完全フォロー。
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デジタル時代の究極の一冊。
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◆◇◆『世界のダービー馬父系図』 平出貴昭◆◇◆
http://miesque.com/c00054.html
239年にわたる世界のダービー馬の歴史を全45ページの父系図にまとめました。本書に収録したのは英ダービー(1780~)に加え、仏ダービー(1836年~)、愛ダービー(1866年~)、独ダービー(1869年~)、ケンタッキーダービー(1875年~)、日本ダービー(1932年~)の6ヵ国。その勝ち馬のべ958頭を父系図で完全掲載し、さらに各国の歴代勝ち馬一覧表、生産国別勝ち馬数、牝馬の勝ち馬、父仔制覇、本邦輸入種牡馬を掲載するなど、充実の各種データも備えました。
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◆◇◆『日本のG1馬父系図』 平出貴昭◆◇◆
http://miesque.com/c00055.html
1932年の日本ダービーから2019年3月24日の高松宮記念まで約86年にわたる日本のG1級レースの歴史を、全64ページの父系図にまとめたものです。対象レースは、1984年以降にG1格付けされたJRA24レースにビクトリアCを加えた25レースと、地方で行われたダートグレード競走のG1/Jpn1・11レースの計36レース。延べ1257頭の膨大な父系図になりました。 巻末には過去レースの勝ち馬一覧を、概要とデータ(JRAのみ)付きでまとめました。日本の競馬史、血統史を学ぶのに最適なデータです。


土曜のボツ予想~“遅いナスキロ”を東京ダ2100で

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今週から京都入りしていますが、水曜夜は北新地の「牛肉専門 ぶんご牛肉店」にて第○会さっさん会、今回は二人の新人、どちらも学生さんという若い血も導入し、いつものようにワイワイ楽しく飲みました(・∀・)みなさんおつかれさまでした
写真は国際観光映像祭で優秀賞をとったブロッケンさんが撮影







春光は湿った東京2100ならナスキロ的な中距離馬だろうということで、◎ナンヨープルートー○シロニイ▲メイショウマトイ△オメガドラクロワ
ナンヨープルートーはディープにDarshaan、Seattle Slew、Miswakiとナスキロ血脈を重ねて大箱で柔らかく斬れそうですが、今はこういうナスキロで固めた配合は柔いんですがあまり速い動きができないというべきでしょうね



Darshaanは仏ダービー馬でMill Reef系屈指の斬れ味を誇る血ですが、母父High Chaparralからシゲルピンクダイヤが、母父マリエンバードからデンコウアンジュが出たように、この斬れは牝を通じて牝によく伝わる感があり(そこはRivermanなんかと似てます)、父系だとコンデュイットやコタシャーンみたいに柔いけど遅くなってしまう…

すいませんPOGのお仕事に追われてまして、ボツ予想はこんなもんで…そうそう「ウマい馬券」の天皇賞特集に私のコラムもありますので、よろしければご一読ください
https://yoso.netkeiba.com/?pid=yoso_campaign&id=2019_TennosyoharuGI

NETKEIBA「厳選予想 ウマい馬券」では青葉賞と秩父特別とゆきつばき賞を予想していますので、今週もよろしくお願いします(「今週のBLOOD穴ライズ!」は栗山さんの担当です)

http://www.keibado.ne.jp/keibaguest/premiumservice/index_lp2.html


http://yoso.netkeiba.com/?pid=yosoka_profile&id=24&rf=umatop

日曜のボツ予想~名配合に3年連続◎

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Qエリザベス二世Cは馬場が渋りそうな情報もありますが、香港馬ではパキスタンスターの配合が一番好きで、QEでは17年も18年も◎にしてるので今年もここから日本馬へ



配合解説をコピペしておくと、母Nina Celebreが持つNureyevとペルジノとNiniskiを通じるNorthern DancerとSpecial~Thong=Ridanの組み合わせのクロスが見事、そこにShamardalを配してMr.ProspectorとRobertoとTroy(Specialと同じくナスペリオン+Fair Trial)を合わせたのもいいです
こういう「名牝名繁殖の血を含む全きょうだいクロスや3/4同血クロスやニアリーなクロスを、ふつうのクロスより重視する」のが配合史的アプローチなのは言うまでもないです

NETKEIBA「厳選予想 ウマい馬券」では春天と新潟記念とスイートピーSと端午Sを予想していますので、日曜もよろしくお願いします
さてこれから競馬場へ、月曜も競馬場なので、春天回顧は火曜になりますかね

http://yoso.netkeiba.com/?pid=yosoka_profile&id=24&rf=umatop

月曜のボツ予想~全きょうだい対決、今度は妹が

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烏丸は◎ノチェブランカ
母ナイトマジックは独オークス馬でその父Sholokhovは愛ダービー2着、Sadler's WellsとMonsunのスタミナをよく伝えています
ここは睦月賞につづく△フォイヤーヴェルクとの全きょうだい対決(フォイヤー2着ノチェ3着)となりましたが、妹のほうがSir Gaylordのクロス(6×5)の柔らかさが出た走りなので、今の京都ならこちらが先着するんじゃないかと…今日は雨予報でしたがどうも夕方までもちそうですね



NETKEIBA「厳選予想 ウマい馬券」では新潟記念と矢車賞を予想していますので、月曜もよろしくお願いします
今日もこれから競馬場へ、春天や香港の回顧は火曜になります

ザックリ3重賞回顧~今年もPrincely Giftが下りでスパート

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連休突入後も仕事が山積みなので、3重賞まとめてかんたん回顧で…

京都11R 天皇賞
◎10.フィエールマン
○6.カフジプリンス
▲4.ヴォージュ
△12.クリンチャー
今年の春天は前年の菊花賞の上位馬が揃って出てきたが、母系の奥深さや配合の良さからいって、古馬になって最も成長する余地があるのは、さらに強くなる期待があるのはフィエールマンだろう。菊花賞で◎にしたときにも書いたが、母母父ノワールエトワール(プリンスリーギフト系で芝2400の仏G2を2勝)がサッカーボーイやステイゴールドの母と似たスタミナ血脈だから淀の長丁場はピッタリ。ステイゴールドやサクラバクシンオーからプリンスリーギフトの血を引く馬が毎年春天を勝っているのは、プリンスリーギフト譲りの前駆がいい走りが3角から下って惰性で差せる京都外回りのレースに向いているからだ。
プリンスリーギフトが前輪駆動ならばトニービンは後輪駆動というべき差しで、だからハーツクライ産駒は毎年スタミナにモノを言わせて好走するが毎年勝ちきれない。カフジプリンスはとにかくバテたことは一度もないステイヤーで、ここでもスタミナでは最右翼と言っていいが勝つまではどうか。
エタリオウは菊2着のステイゴールド産駒だから春天ではさらに有望といえるが、土曜もミルコの騎乗は相変わらず酷く、慢性的な腰痛に悩まされているという話もまことしやかに囁かれている。日経賞にしてもメイショウテッコンを負かしにいったというよりは押さえきれず行ってしまったように見えた。
ヴォージュは近くに馬がいるとエキサイトしてしまうので逃げ宣言をしているが、ステイゴールドの父系だけに前駆はきれいに伸びるし京都3000でユーキャンスマイルを封じたのはフロックではない。離れたポツン番手でもOKだろう。グローリーヴェイズは母系からもベストは2000あたりか。オッズも考慮すると買いたいのはこの馬券。

東京11R 青葉賞
◎15.キタサンバルカン
○11.カウディーリョ
▲12.アルママ
△6.ウーリリ
×1.アドマイヤスコール
×5.ピースワンパラディ
注8.ピンシェル
注9.タイセイモナーク
ここ2年の青葉賞はゴーフォザサミット、アドミラブルとトニービンの血を引く馬が勝っている。またアドミラブル、ヴァンキッシュラン、ベストアプローチ、タンタアレグリアなどサドラーズウェルズの血を引く馬も毎年のように上位を賑わせている。キタサンバルカンは父がルーラーシップ(その母父トニービン)で母母父がシングスピール(その父サドラーズウェルズ)。脚長でストライドで走るルーラーシップ産駒で、東京の稍重で勝ち鞍があり2400のゆきかもめで2着。血統からも実績からも軸にしやすい馬だ。カウディーリョは本格化は古馬になってからだろうが前走も+20キロで馬は確実に良くなっている。渋化残りならばアルママの前残りが穴っぽい。

新潟11R 新潟大賞典
◎7.アストラエンブレム
○6.ロシュフォール
▲2.ショウナンバッハ
△15.メールドグラース
×5.メートルダール
注9.サンデーウィザード
ロシュフォールの瞬発力はここでも最上位だろうが、フルゲートなのに逃げ馬がいない組み合わせ。昨年のような上がり3Fのケイバになると前残りが怖い。◎はアストラエンブレムにひねってみたい。ブライトエンブレムの弟でウィクトーリアの兄で、新潟記念とエプソムCで2着があるように大箱向きで距離は1800がベストか。マイルを使った後だけにここなら前々で運べるだろうし、ならば昨年のステイインシアトルぐらいは踏ん張れるだろう。ルックトゥワイスはステイヤーなので新潟外のスローで速い脚を要求されるとどうか。

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さっさん会若頭筆頭ウンポさんがとある競馬バーで尾関厩舎の助手さんとご一緒したときに「グローリーヴェイズは今までで一番いい!」という話をされてたらしくて、当日競馬場でレイクヴィラの人たちに会ったときも自信満々やったし、パドック見てたら「グローリー笑っちゃうぐらい良い出来ですね」と石塚さんからラインが入ってて、たしかに私もグローリーとヴォージュとユーキャンスマイルが良く見えましたね

メジロツボネの仔はレイクヴィラさんにお邪魔したときは必ず見せてもらってますが、ほんとに独特の柔らかさがあって、あれはAmbehaving≒クリアアンバーのニアリークロス4×4由来で、アンバーシャダイってのはTourbillonとTetratemaの柔らかさで走る中距離馬やったんですよね



「フィエールマンは肉付きがよくなってきたぶん、3歳時ほど走りにしなやかさが感じられなくなってるような…」という話をクレバーさんとしてて、当日返し馬を見てもそんな気はしましたね、ほんとにうっとりするぐらいしなる馬やったんでね



終わってみれば、菊1着→菊5着→パフォーマプロミス→菊2着→菊3着の順に入線、今年も春天はPrincely Giftの前輪駆動が淀の長丁場を制したわけですが(フェノーメノ×2、ゴールドシップ、キタサンブラック×2、レインボーライン、フィエールマンで 7年連続)、グローリーが菊花賞当時より更に良化して力もつけていたぶん、この熱い叩き合いになったというべきでしょう

そしてエタリオウは当時ほど上手く乗れなくて、ユーキャンは相変わらず右回りはモタれるので直線はラチを頼るのがベターで(追い切りでも左手前に替えた瞬間にモタれていた)、勝負どころで内に潜り込めなかったのを岩田も悔やんでました



「エアグルーヴは名繁殖ですけど、POG的には地雷でしょうこの牝系は」とドゥラメンテが出るまではよく言われたもんですが、まあたしかにエアグルーヴ牝系はHyperionが濃いくてナスペリオン的緩さもあるので完成が早いとは言えない

2歳~3歳春の重賞で連対したルーラーシップ産駒は、サンリヴァル(母Bold Ruler5×5)、ダンビュライト(母Nasrullah=Malindi≒Royal Charger5×4・5)、テトラドラクマ(母Seattle Slew4×3)、パイオニアバイオ(母out)、リオンリオン(母Northern Dancer≒Icecapade4・5×4)、リリーノーブル(母Northern Dancer≒Icecapade4・5×4)の6頭

母が4×4以上の強いクロスを持つケースが多いのは偶然ではなく、特にリオンリオンやリリーノーブルのように「競走能力の高い母とのNorthern Dancerが濃い父母相似配合」というのは、ルーラー産駒としては最も早期に完成しやすい配合パターンといえます(まあキンカメもそうですけどね、ドンキとかリオンディーズとか)



メールドグラースなんて非常にオーソドックスな「3/4Northern Dancer,1/4サンデーサイレンス」なんですが、こういうきれいな配合のルーラー産駒は開花や完成が遅めなことが多いです

愛馬の応援に駆けつけたメテオさんから現地のパドック画像が送られてきて、「見てこれ、みごとなHabitat斜尻や(・∀・)」と言ってたんですが、「ケツがHabitatやから平坦大箱がベストや!」とブログや会報で書いてきたのにここで◎が打てなかった…(^ ^;)





クードメイトルは石塚さんも言ってたようにゴールすぎてからも余力十分で、ようは京都の高速馬場ではあれ以上速い上がりを出せない、という負け
パドックで間近に見ると顔もケツも何もかもデカくて(^ ^;)、Pivotalってのはいかついなあ~と言いながら見てましたが、あれは“巨大なミッキーロケット”と名づけたい(・∀・)

平出貴昭の『ロードカナロア産駒完全データ 2019年2歳』

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『覚えておきたい日本の牝系100』(競馬道OnLine新書)、『一から始める! サラブレッド血統入門』(サラブレBOOK)の著者である平出貴昭さんの新著『ロードカナロア産駒完全データ 2019年2歳』が4/28から発売になっています。

『ディープインパクト産駒完全データ 2019年2歳』の姉妹版で、2017年に誕生したロードカナロア産駒(現2歳)のパーフェクト資料です。「血統屋」サイトから電子書籍でお求めいただけます。
http://miesque.com/c00057.html

「全頭血統解説&評価&厩舎・馬主データ&推奨馬」という副題がついているように、全頭の血統解説、クロス、馬主、セリで売られたものならセリ価格、厩舎などのデータを網羅(現時点で判明しているもの)。性別、母名はもちろん、母の父、祖母の父、3代母の父を同時に記載し、系統別に色分けしたことにより、代々どんな種牡馬が交配されているか一目瞭然です。

また、平出貴昭さんがジャッジする「良血度」「配合評価」を全頭掲載。「ロードカナロア産駒の狙い方」「推奨馬」も惜しみなく披露しています。今年挙げた5頭のなかにも当たりが潜んでいることでしょう。2019-2020年POGシーズンのロードカナロア産駒2歳馬を攻略する上で欠かせない“使える資料”です。全13頁。

※「Yahoo!メール」などのフリーメールをご使用の場合、購入確認メールが自動的に迷惑メールフォルダに仕分けされてしまう場合がございますのでご注意ください。IDとパスワードの入力は、コピー&ペーストではうまく行かない場合がございますので、手入力をお勧めいたします。

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△▼△ 平出貴昭の『競馬血統年鑑2018』 △▼△
http://miesque.com/c00053.html
中央、地方、海外、それぞれの重賞結果を血統面から完全フォロー。
各国別リーディングサイアー表、父系図も完備した
デジタル時代の究極の一冊。
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◆◇◆『世界のダービー馬父系図』平出貴昭◆◇◆
http://miesque.com/c00054.html
239年にわたる世界のダービー馬の歴史を全45ページの父系図にまとめました。本書に収録したのは英ダービー(1780~)に加え、仏ダービー(1836年~)、愛ダービー(1866年~)、独ダービー(1869年~)、ケンタッキーダービー(1875年~)、日本ダービー(1932年~)の6ヵ国。その勝ち馬のべ958頭を父系図で完全掲載し、さらに各国の歴代勝ち馬一覧表、生産国別勝ち馬数、牝馬の勝ち馬、父仔制覇、本邦輸入種牡馬を掲載するなど、充実の各種データも備えました。
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◆◇◆『日本のG1馬父系図』平出貴昭◆◇◆
http://miesque.com/c00055.html
1932年の日本ダービーから2019年3月24日の高松宮記念まで約86年にわたる日本のG1級レースの歴史を、全64ページの父系図にまとめたものです。対象レースは、1984年以降にG1格付けされたJRA24レースにビクトリアCを加えた25レースと、地方で行われたダートグレード競走のG1/Jpn1・11レースの計36レース。延べ1257頭の膨大な父系図になりました。 巻末には過去レースの勝ち馬一覧を、概要とデータ(JRAのみ)付きでまとめました。日本の競馬史、血統史を学ぶのに最適なデータです。
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4/27~29の血統屋コンテンツ推奨馬の結果速報

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『ディープインパクト好配合リスト(2017)』で栗山求が推奨したフィエールマン(牡4歳)が日曜京都11Rの天皇賞・春(G1・芝3200m)を勝ちました。

◎フィエールマン(牡・母リュヌドール)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2015105075/
サンデーサラブレッドクラブで募集価格1億円。母リュヌドールは伊仏でリディアテシオ賞(伊G1・芝2000m)を含めて3つの重賞を勝った。04年のジャパンC(G1)にも出走しており7着。同じ3歳馬だったハーツクライに先着を果たしている。母の父 Green Tune は仏2000ギニー(G1・芝1600m)とイスパーン賞(仏G1・芝1850m)の勝ち馬で、Nijinsky+Ocean's Answer(≒Storm Bird)+Mr.Prospectorという配合構成はマジックストーム(ラキシスとサトノアラジンの母)と酷似している。2代母Luth D'Orは極上の異系血統で配合に奥行きを与えている。4分の3姉ルヴォワール(父ハーツクライ)は新馬戦とミモザ賞(3歳500万下・芝2000m)を連勝しているので、血統から受ける印象ほど完成は遅くはないのかもしれない。ただ、初子と2番子は競走馬になれず、3番子ルヴォワールは2連勝のあと一頓挫と、体質的に強い血統とはいえない。そのあたりのリスクを承知の上で一発を狙ってみたい。(栗山)

『望田潤のPOG好配合馬リスト(2016)』で推奨したウインブライト(牡5歳)が日曜香港のクイーンエリザベス2世カップ(G1・芝2000m)を勝ちました。

ウインブライト(牡、父ステイゴールド、母サマーエタニティ)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2014100222/
ステイゴールド×アドマイヤコジーンという組み合わせは本馬の全姉ウインファビラスとペルソナリテしか出走例がなく、この2頭が阪神JFに駒を進めて2着と6着に入線したのは快挙と言うべきだ。ロイヤルサッシュとミセスマカディーの血脈構成がよく似ており、ダイナサッシュ≒アドマイヤマカディの3×3になるのがニックスの根拠。そしてロイヤルサッシュ≒ミセスマカディーのニアリークロスを持つ馬も、上記2頭以外にスノードラゴンしか見つからないのだからまた驚かされる。現時点ではスーパーニックスと言っても差し支えなく、後追いと言われようが恥も外聞もなく全弟も狙う。(望田)

『一口馬主好配合馬ピックアップ(2017)』で望田潤が推奨したグルファクシー(牝3歳)が日曜東京5Rの未勝利戦(芝2000m)を勝ち上がりました。

★ジーワンサラブレッドクラブ
父ハービンジャー
母レクレドール(サンデーサイレンス)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2016104387/
牝 募集価格:2400万円
ペルーフの全妹でクラージュドールの半妹。母レクレドールはステイゴールドの全妹でローズSとクイーンSに勝ちました。本馬のように母系にダイナサッシュの血を引くハービンジャー産駒は、他に母父ステイゴールドのウインティアラとガウディウム、母母父サッカーボーイのジェイケイオジョウなどJRAに6頭が出走して4頭が勝ち馬。Barbra≒Doronicのニアリークロスとナスペリオンのクロスにより、ハービンジャーの持ち味である重厚な斬れ味が伝わりやすい配合といえます。典型的な「3/4Northern Dancerクロス,1/4サンデーサイレンス」の配合形でもあり、兄同様、重厚かつしなやかなストライドで芝中距離を差してくる姿が容易に想像できる素材。(望田)

土曜東京7R500万下 ベストティアーズ(一口・栗山)
土曜新潟10R春日山特別 エリティエール(一口・栗山)

すいませんGWに今年一番忙しいぐらいの状況になってしまい、クリソベリル見に行くのも断念して実家で仕事に励んでおりますが、ウインブライトの配合については何回も書いてるので過去ログを読んでくださいということで(^ ^;)
グルファクシーはツアーで見たときの血統のイメージどおりで、ナタのように斬れるハービンジャーのイメージでしたよ(・∀・)

電子書籍版『配合パズルでアタリはわかる2019』が「血統屋」よりDL発売

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POGのための血統同人誌『配合パズルでアタリはわかる2019』の電子書籍版が、5/2より「血統屋」より発売スタート
下記URLにてお買い求めになれます
http://miesque.com/c00058.html





某POG本と某月刊誌と某クラブ会報の原稿と、某サイトと某クラブの血統解説と、某セールのお仕事がここ一週間ぐらいにダダかぶってて、腰痛に耐えながら血統表を見ているうちに私のGWは終わりそうですが、そんなわけで本にゆっくり目を通す時間がしばらくとれないので、詳細は下記のくりがしらブログと栗山ブログをお読みくださいということで m(_ _)m

電子書籍版『配合パズルでアタリはわかる2019』発売開始~やれなかった・やらなかった・どっちだろう
http://sfreak.blog24.fc2.com/blog-entry-1838.html

くりがしら著『配合パズルでアタリはわかる2019』発売開始~栗山求の血統BLOG
http://kuriyama.miesque.com/?eid=2588

土曜のボツ予想~1/4Nearctic→3/4Northern Dancer

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ケンタッキーダービーは今年は抜けた馬がいない混戦模様ですが、配合はBodexpressが好きですね
父BodemeisterはUnbridled×Storm Cat×A.P.Indyと北米三大父系を重ねてNorthern Dancer4×4・6
母Pied a TerreはMeadowlakeやRelaunchやTri Jetなどアウトサイダー血脈が強く非Northern Dancerクロス





緊張→緩和の教科書配合で、3代母Explosive KateがNearctic≒Sybil's Niece2×3というのがまた憎いですな(・∀・)
通算[0-3-0-2]の未勝利馬ですが、明らかに距離延びて良さそうなタイプで10Fなら更に…という期待もあります
https://world.jra-van.jp/db/horse/H2393/

パールは昨年の2着馬なのに人気がない◎テーオービクトリー、京都外1800ではパールも堀川も衣笠も◎を打ってます
そのときにいつも書くように、デヒア経由のSir Gaylord≒Secretariat6×4なので京都外向きの前駆のいい走りで京都外1800は[2-1-2-2]



競馬道OnLine「BLOOD穴ライズ!」とNETKEIBA「ウマい馬券」では京都新聞杯とプリンシパルSと京都2Rを予想していますので、今週もよろしくお願いします

http://www.keibado.ne.jp/keibaguest/premiumservice/index_lp2.html


 http://yoso.netkeiba.com/?pid=yosoka_profile&id=24&rf=umatop

日曜のボツ予想~ギニーもKDも「3/4Northern Dancerクロス」

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2000ギニーを制したMagna Grecia は、その母Cabaretが
Northern Dancer3×4
Hail to Reason5×4
Thong=Lt.Stevens5×4
Tom Fool6×5
Acropolis6×5
Hopespringseternal≒Poker4×5
というなかなか高密度の父母相似配合
そこに強いクロスを全く持たないInvincible Spiritを配した緊張→緩和の教科書配合で、Kingmanなんかが典型ですがInvincible Spiritはクロスのうるさい牝馬との配合に向きますよね





KダービーはCountry Houseが繰り上がり優勝で大波乱、これはDanzig4×3にNo Class4×4にMr.Prospector3×5と攻めた配合ですが、それでもSmart StrikeのところだけNorthern Dancerが入らない「3/4Northern Dancerクロス」ではあるんですよね
降着になってしまったMaximum Securityも父父Street CryのところだけNorthern Dancerが入らない「3/4Northern Dancerクロス」

昨日予想入稿後はPOG書籍の原稿を書いているうちに寝てしまい、起きたらKダービーが発走直前、日曜のボツ予想はこれから考えようかどうしようかというところですが(^ ^;)、今日は競馬場にも出向かず山積みの仕事を一つずつ片付けていきます

NETKEIBA「厳選予想 ウマい馬券」と競馬道OnLine「今週のBLOOD穴ライズ!」ではNHKマイルCと橘Sと京都12Rを予想していますので、日曜もよろしくお願いします

http://www.keibado.ne.jp/keibaguest/premiumservice/index_lp2.html
 http://yoso.netkeiba.com/?pid=yosoka_profile&id=24&rf=umatop

第24回NHKマイルC回顧~上がり12秒のゾーンで

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東京11R NHKマイルC
◎17.アドマイヤマーズ
○6.グルーヴィット
▲7.グランアレグリア
△3.ダノンチェイサー
×8.ヴァルディゼール
×13.ファンタジスト
注14.ハッピーアワー
注15.ヴィッテルスバッハ
アドマイヤマーズとダノンチェイサーはPOG媒体で推奨してきた馬で、配合だけで選ぶならこの2頭。ただダノンは母系のレインボークエストの重厚さも表現されていて少しもっさりしているので、高速マイル戦よりは渋った1800戦がベターか。
グルーヴィットはサートゥルナーリアと同じカナロア×スペシャルウィークで、キンカメ父系×エアグルーヴ牝系は東京の大レースに強いし、NHKマイルに強いフレンチデピュティ~デピュティミニスターの血も引くので、血統的な適性で言うならこれだろう。鞍上レーンも先週はいきなり挨拶代わりの重賞制覇。
NZTとアーリントンCはあまりレベルが高くなかったと思うので、やはり王道を歩んできた馬たちが強いのでは。高速馬場ならばディープ産駒グランアレグリアがメジャー産駒アドマイヤマーズに雪辱するチャンスは多分にあるだろう。
たとえG1でも今のミルコに◎を打つ気がしないが、(東京ならサートゥルナーリアと五分の斬れ味がある)ダノンキングリーと叩き合った共同通信は1キロ背負っていただけに価値がある。何度も書くがダイワメジャー産駒として配合は最高だし、メジャーエンブレムのように正攻法で押し切りを期待した。

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今年のNHKマイルは57.8-34.6とまずまず緩みないペースで流れ、上がり3Fは11.3-11.3-12.0

アドマイヤマーズはゴール前が12秒台だったときは3戦全勝で(NHK、朝日杯、中京2歳)、皐月賞や共同通信杯で負けたときもデイリー杯や新馬戦で勝ったときも「マーズのゾーンのレースではなかった(上がり特化すぎた)ので負けた、辛勝になった」と書きましたが、ゾーンのレースなら差すケイバでも味があるんやな~という結果でした

POGでも推奨したようにダイワメジャー産駒として配合も満点に近く、飲み屋POGでもマーズの活躍で3位に浮上、連覇はオークスのウィクトーリアにかかっているといっても過言ではないのですが、サートゥル持ってる人が首位に君臨してるからなあ…
母ヴィアメディチはCoup de FolieとGlorious Songを経由してHaloのクロスを持つ優秀な繁殖で、キンカメもディープも引かないメジャー後継としていい種馬になると思います

ケイデンスコールとは新馬戦につづくワンツーで、「ライバルとの配合が決まる種馬は成功する」説からしても、カナロア×ディープやカナロア×ハーツとの配合で無難に好形になりますな



ロードカナロア×ハーツクライはJRAに8頭が出走しケイデンスコール、ヴァルディゼール、トロワゼトワルなど5頭が勝ち馬となっており、母数が違いますが今のところカナロア×ディープより率も飛距離も上

やっぱりカナロア×ディープの場合はSecretariat=Syrian Sea≒Sir Gaylordの継続クロスになるのがサイズを出すにはマイナスというべきで(レディブラッサムとディープの細身でしなやかな体質が伝わりすぎるという言い方もできる)、ナスペリオンとBusandaのクロスになるハーツ肌のほうが大きく頑強にはなりやすいと

ちなみにカナロア×ハーツは[平均馬体重464キロ、勝ち馬率63%、平均賞金2643万円]、カナロア×ディープは[平均体重438キロ、勝ち馬率32%、平均賞金1048万円]です

前のワイドファラオとトオヤリトセイトの手応えが怪しいとみたルメールは、その内を狙ったのを切り替えて外に持ち出したときにダノンチェイサーにぶつかってしまい痛恨の騎乗停止

ダノンはその前からミルコにフタをされてたしかわいそうなレースになってしまいましたが、グランアレグリアの直後にいたグルーヴィットもやっぱりワイドファラオとトオヤリトセイトがカベになって追えませんでした

そういう有力馬に不利やロスがあったにせよ、「イベリスが逃げ切ったアーリントンCは低レベル」と半ば決めつけていただけにカテドラルの力走には脱帽で、よく考えたらアーリントンが低レベルになった原因も有力どころにあれこれ不利があったからで、カテドラルだってもうちょっと上手く捌ければ勝っていただろうというレースやったんですよね

「祐一がもっていかれる馬は走る」説がまたも体現されてしまいましたが(^ ^;)、いつも書くようにG1で勝ち負けするような馬はエンジンがすごいので、レース中にエキサイトしたり力んだりすると制御するのはなかなか大変です

カテドラルは母系のデインヒルのパワーを増幅した配合をしていて、デビュー当初からこれはハーツというよりデインヒルやなという好馬体で、中距離では制御が難しくなってきたのをマイルに短縮しての連続好走でした

まあでも血統も馬体も根っからのマイラーではないと思うんで、リスグラシューみたいなもんで、古馬になったら中距離で重厚なレースができるようになるんじゃないかと思いますよこの馬は

そういうエンジンがすごくて制御が難しい馬を事もなげに御しているのがリーディングジョッキーのクリストフ・ルメールで、彼がフワッと乗っていたレイデオロやアンビシャスが乗り替わった途端にまともに引っかかったのを見てのとおり、ルメールのお手馬を、それもG1で人気になるような馬を代打で乗りこなすというのは誰でも大変です

昨日も競馬終わってからずっと原稿書いてたぐらいで、まだまだ仕事が山積みなので回顧はアッサリこんなもんで…

5/4,5の血統屋コンテンツ推奨馬の結果速報

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『望田潤のPOG好配合馬リスト(2018)』で推奨したアドマイヤマーズ(牡3歳)が日曜東京11RのNHKマイルC(G1・芝1600m)を勝ちました。

アドマイヤマーズ(牡・父ダイワメジャー・母ヴィアメディチ)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2016104422/
母ヴィアメディチはリウレイ賞(仏G3・芝1600m)に勝ち、母父MediceanはエクリプスS(英G1・芝約10F)に勝った。Haloのクロス(3×5・5)、LinamixにPretty Polly血脈2つ(AlycidonとLe Fabuleux)、そして母父が中距離型というダイワメジャー黄金配合。機動力とパワーの1800型。(望田)

『一口馬主好配合馬ピックアップ(2017)』で望田潤と栗山求がダブル推奨し、『望田潤のPOG好配合馬リスト(2018)』で推奨したクリソベリル(牡3歳)が木曜兵庫10R兵庫チャンピオンシップ(Jpn2・ダート1870m)を勝ちました。

★キャロットクラブ
父ゴールドアリュール
母クリソプレーズ(エルコンドルパサー)
牡 募集価格:5600万円
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2016104458/
クリソライト(ジャパンダートダービー)の全弟、マリアライト(宝塚記念、エリザベス女王杯)、リアファル(神戸新聞杯)の4分の3弟にあたる良血です。母クリソプレーズは近い世代にSadler's WellsとRivermanを併せ持っていますが、父ゴールドアリュールの代表産駒となることが期待されるエピカリス(北海道2歳優駿、UAEダービー-2着)は、その母の父カーネギーが「Sadler's Wells×Riverman」なので配合構成がよく似ています。母の全弟アロンダイトはジャパンCダート(G1)の勝ち馬で、おそらく全兄クリソライトと同じくダートで活躍するでしょう。現時点で498kgという堂々たる体躯は砂の大物を予感させます。(栗山)
9/4追記
ゴールドアリュールのダート馬として間違いない配合。実馬を見ても十分なパワーと豊富なスタミナを感じさせ、ダートの長いところでオープン級は疑いないところ。今年の募集馬の中でも「外さなさ感」ではこの馬が最右翼と言っていいのでは。(望田)

クリソベリル(牡・父ゴールドアリュール・母クリソライト)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2016104458/
名繁殖クリソプレーズの息子で、マリアライトやリアファルの3/4弟で、クリソライトの全弟。Nureyev≒Sadler's Wells3×4・5のゴールドアリュール牡駒で、全兄よりマッチョでいかつい馬体。夏の札幌ダ1700が目標とのことで、順調にいけば北海道2歳優駿と兵庫CSを狙えそう。(望田)

土曜京都11R京都新聞杯3着 サトノソロモン(ディープ・栗山)

「カラダオオキイ、ストライドオオキイ、ソトマワリマシタ」というルメールのコメントのとおりで、クリソベリルは直線半ばからようやくエンジン全開という走りでしたがそれでも大楽勝、大井なら更にいいでしょう
そんな馬なのでいつも外々を悠然と捲り上げて勝つんですが、全兄クリソライトは馬群に入ったり砂をかぶったりすると気の悪さを出すことがあったので、そういう面だけが気になりますかね
そしていつも同じことを書いていますが、クリソプレーズの仔のなかでも最もSadler's Wells的な重厚なストライドで走る馬なので、いつか欧州の芝を走ってみてほしいなあ~とも

電子書籍『ディープインパクト好配合馬リスト(2019)』

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(以下栗山ブログより)
お待たせいたしました。いよいよ本日から発売いたします。以下のURLからお求めいただけます。
http://miesque.com/c00059.html

ディープインパクトの2歳馬のなかから好配合馬をピックアップし、格付けするという内容の電子書籍で、今年で8年目となる定番の一冊です。正式なブックタイトルは『2019~2020年POG企画 種牡馬別好配合馬リスト ディープインパクト編』です。

選者は望田潤と栗山求。プロの眼でそれぞれ◎=10頭、○=10頭、★=3頭を選び出し、配合評価のコメントをつけております。印の付かなかった馬を含めて全頭の5代血統表を収録しております(海外への輸出馬も含む)。クリックでどんどんページがめくれるので、配合をチェックする際には非常に便利だと思います。

1~9世代から得た教訓をもとに、最新の知見を盛り込んでじっくり配合を吟味して完成させた自信作です。昨年以上の精度になったものと自負しておりますので、お買い上げいただければ幸いです。何卒よろしくお願いいたしますm(_ _)m

「望田潤のPOG好配合馬リスト」も来週には出せそうです。こちらもよろしくお願いいたしますm(_ _)m

※「Yahoo!メール」などのフリーメールをご使用の場合、購入確認メールが自動的に迷惑メールフォルダに仕分けされてしまう場合がございますのでご注意ください。携帯またはスマホをご利用の方は、PC発信メールの受信可否をご確認いただければ幸いです。IDとパスワードの入力は、コピー&ペーストではうまく行かない場合がございますので、手入力をお勧めいたします。

※クレジットカードをお持ちでない方でも、ネット専用のVisaプリペイドカード「Vプリカ」を利用してお求めいただけます。審査不要でどなたでも作ることができ、クレジットカードと同様にネット上の決済ができるという優れものです。「Vプリカ」はネットでもコンビニでも手続きをすればすぐに買うことができます。

1 Vプリカのアカウントを作る
2 Vプリカを購入し、発行コードを入力する3 PayPal のアカウントを作る
4 PayPal のアカウントにVプリカのカード情報を登録する
5 血統屋ウェブサイトにおいて PayPal で決済する

このような流れで購買することが可能です。YouTube などにもわかりやすいご利用ガイドがあります。ぜひお試しくださいませ。

土曜のボツ予想~は今週も一つだけ

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大喜利関係の報告をまとめて、ツァーリーナの3番子はリーチザクラウンの牡、先日無事産まれました(・∀・)
またマコトサンパギータはディスクリートキャット、ベッキーはビッグアーサーの種を受胎確認済です



1000ギニーのHermosaはグロシェーヌ賞(仏G2・芝1600m)勝ちBeauty Is Truthの娘で、

Sadler's Wells≒Nureyev2×4
Hopespringseternal≒Mill Reef≒Foreseer4×5・5
Bold Reason≒Never Bend4×6
Hail to Reason5×6

オブライエンとこの良血ならだいたい成立するよね~という父母相似配合で、全兄全姉もG1馬です
映像を見た感じやと、ウォーニングのマイラーっぽさも出た体型なのでオークスはどうなんでしょうかね



夏木立は人気3頭の争いとしか言いようがないメンツで、この世代の500万下の特別平場は8頭立てぐらいで未勝利馬も混ざっているようなレースが多かったですね…
まあ今の東京で上がりのケイバになればディープだろうということで、◎サトノエルドール○ヴァンランディ▲グレルグリーンで

まだまだ多忙で今週もボツ予想に割く時間があまりとれず、他のレースは競馬観ながらこれから考えますが、NETKEIBA「厳選予想 ウマい馬券」では京王杯SCと都大路Sとあやめ賞を予想していますので、今週もよろしくお願いします(競馬道OnLine「今週のBLOOD穴ライズ!」は栗山求さんの担当)

http://www.keibado.ne.jp/keibaguest/premiumservice/index_lp2.html


http://yoso.netkeiba.com/?pid=yosoka_profile&id=24&rf=umatop

日曜のボツ予想~Aureole≒Belladonnaの少頭数外差し

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錦は◎シャルルマーニュ
ナスフリートクロスのヴィクトワールピサ産駒で、母父バクシンオーで母母はナスキロのクロス
配合どおり前駆のいい走りで大箱ベター京都外ベストのマイラーなので、逃げなくても清水2着ぐらい走られても驚けない



赤倉は◎ジャーミネイト
ハービンジャー×キングカメハメハはブラストワンピースやモズカッチャンと同じ黄金配合Aureole≒Belladonnaの薄いクロス(7×7)だけにここ2走のような馬群の中で揉まれるケイバはダメで、少頭数で時計のかかる外差し馬場なら4走前のような大駆けがあって驚けない





NETKEIBA「厳選予想 ウマい馬券」ではヴィクトリアマイルと青竜SとプリンシパルSを予想していますので、日曜もよろしくお願いします

今日はこれから競馬場へ、4Rマーガレットリバーは京都外1800のほうがいいと思うのでこれのパドックには間に合わせたいかな、G1回顧は明日になると思います


http://yoso.netkeiba.com/?pid=yosoka_profile&id=24&rf=umatop


第14回ヴィクトリアマイル回顧~豪の若武者、豪の名血をくだしG1も手中に

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東京11Rヴィクトリアマイル
◎3.クロコスミア
○2.レッドオルガ
▲9.プリモシーン
△8.デンコウアンジュ
今年は内枠に先行馬が固まったが、どうしてもハナという馬はいないしビュンビュン飛ばす馬もいない。まともならアエロリットが一番速いと思うが、遠征帰りで出来が本当かどうか。マイルG1でもペースが上がらず58秒-34秒で32秒台決着とみるならば、ヴィルシーナやホエールキャプチャの世界、中距離馬が格で押し切る世界、府中牝馬Sの世界。
追い切りが良かった▲プリモシーンは能力はG1級だとずっと書いてきたしここも単は買う。ただ馬群を嫌がる気性だからダービー卿のように外から差す形が理想で、ペースが上がらないと馬群は密集しそうだ。
ラッキーライラックは中山1800がベストだと思っているので中山記念で◎にした。レッドオルガは高速馬場向きだし、止まらない先行勢の直後のイン好位が労せず取れるとなるとたしかに買いやすい。デンコウアンジュは直線までジッとしていてダルシャーンの斬れだけで差すケイバが本領で、だから実はスローのほうが差し届く。
◎はクロコスミア。ステイゴールドにナスペリオン血脈を重ねた配合で、ヴィルシーナの全妹ヴィブロスを抑えて府中牝馬に勝ち、エリ女は毎年好走する大箱向きの先行馬。最近のステイゴールド産駒はアドマイヤリードやインディチャンプなどもそうだが、ナスペリオン的な血を軸とした配合で大箱で斬れるタイプが活躍している。
ここ3走は行けず馬群を捌けず遠征で馬体減と不完全燃焼なケイバがつづくが(阪神牝馬も直線満足に追えていない)、スタートは一番速いのでここはハナか番手ではないか。「ヴィルシーナを探せ」がテーマならばクロコスミアでいけるレースだと思う。

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1分31秒前半の超高速決着となった芝マイル戦というと、最近では18年安田記念と18年マイラーズCですが、ともにFrankel×ヘネシーのモズアスコットが連対していて、そうかマイルの高速巡行能力ということになると、やっぱりStorm Catとデインヒルなんやなあ…と

Fastnet Rockはオセアニアのデインヒル系繁栄の立役者となった名種牡馬で、組み合わせ血統表のようにその母Piccadilly CircusはStorm Catとニアリーですから(Storm Bird≒NijinskyとCrimson SaintとSecretariat≒Sir Gaylordが共通)、つまりFastnet Rockはデインヒル+Storm Catみたいな血統ですから、東京マイルの高速決着は望むところ





叩いて出来は上向いていると思えたし、あとはAureole魂さえ逆噴射しなければ、ダービー卿のように直線外に持ち出せれば、ついにプリモちゃんがG1ホースの仲間入りを果たすだろうと思ってました

パドックではクロコスミアが凄い出来で、ブログやラインで素晴らしい体やとあちこちに訴えてたら、石塚さんが「2枠がいいすね」「むむ…たしかにノームコアもいいな」

クロコスミアが3歳の春、まだ馬体重が400キロぐらいだったころに、サラブレ誌でオークスの穴馬を取り上げるという企画があって、「小さいけどスタミナと底力がありそうなクロコスミアが面白い」と書いて、責任とってフローラSでも◎にしましたが大敗でガッカリでした(^ ^;)

あれから3年が経ち、440キロに成長した馬体は素晴らしい張りを見せており、よく言われる表現ですがそこに漆黒の薄皮が張り付いているというやつで、ああさっさん…Doronic≒Bustedは凄いわやっぱり…あの小さくて華奢なクロコスミアがこんな素晴らしい馬になったんやで





「よっしゃ外に出せた! プ、プリモちゅわあああんっ!」と声が出たその直後、内からクロコスミアがヒタヒタヒタッと巻き返してきたのがクライマックスでしたが、「日本の騎手では石橋脩が上手」と言う新進気鋭の25歳のオージーは、プリンシパルもヴィクトリアマイルも脩が抜け出す直後から叩き出しており、これで初来日からたった3週間で、新潟記念、京王杯SC、そしてG1ヴィクトリアマイルもアッサリ奪取してしまいました

ノームコアの牝祖ラスティックベルはMr.Prospectorの娘でRaise a Native2×3、Nasrullah≒Royal Charger4×3、優秀な繁殖で確実にスピードを伝えて子孫を繁栄させています

特に現3歳はクロノジェネシスやビーチサンバが牝馬クラシックロードで大活躍ですが、これまでG1タイトルはフサイチリシャールの朝日杯だけで、大一番で惜敗が多い牝系というイメージも強かったんですがそれを払拭する勝利でもありました



サンデーサイレンス×ラスティックベルはNorthern Dancerの血を全く引かないのがポイントで、だからNorthern Dancerの血が強い種馬との配合で成功しやすく、クロフネ(Northern Dancer≒Icecapade4×3)産駒ではフサイチリシャール、ビーチサンバ、サイオン、ヌーディーカラー、メイショウサムソン(Northern Dancer3×4)産駒ではハピネスダンサーやメイショウフェイクなんかが出てます(キングカメハメハとの配合もオープン級こそ出てないですがほぼオール勝ち上がり)

ノームコアの場合も、父ハービンジャーがNorthern Dancer4・6×4・5、母父クロフネがNorthern Dancer≒Icecapade4×3、母母インディスユニゾンがNorthern Dancerなし、この明確な「3/4Northern Dancerクロス」がまずほめられる点で、整然と積み上げられた配合は繁殖としても成功するでしょう

『サラブレ』2019年6月号にてPOGの特集記事を書いてます

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本日5/13発売『サラブレ』2019年6月号は「日本ダービー・オークス大特集号」


https://www.kadokawa.co.jp/product/321902002084/
https://www.amazon.co.jp/%E3%82%B5%E3%83%A9%E3%83%96%E3%83%AC-2019%E5%B9%B46%E6%9C%88%E5%8F%B7/dp/B07QXZYGB7/ref=zg_bs_46573011_1?_encoding=UTF8&psc=1&refRID=MQKH0W107G707P7717FJ

私は「血統屋が注目する、今年のPOG配合4大キーポイント」と題して、ジャスタウェイ~ハーツクライ、エピファネイア、キンシャサノキセキ、Speightstown、Dubawiなどの産駒のPOGの狙いどころを解説していますので、よろしければご一読ください

『望田潤のPOG好配合馬リスト(2019)』5/13発売

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「血統屋」のPOG電子書籍第二弾、『ディープインパクト好配合馬リスト(2019)』の姉妹編となる『望田潤のPOG好配合馬リスト(2019)』が5/13に発売になりました

種牡馬別リストは以下のとおり(カッコ内は頭数)、新種牡馬も3頭から選んでます
父外国産(9)、ハーツクライ(5)、ロードカナロア(4)、ヴィクトワールピサ(3)、キンシャサノキセキ(3)、ダイワメジャー(3)、ルーラーシップ(3)、キングカメハメハ(2)、ジャスタウェイ(2)、ドリームジャーニー(2)、ヘニーヒューズ(2)、アルデバラン(1)、エピファネイア(1)、オルフェーヴル(1)、ゴールドシップ(1)、シンボリクリスエス(1)、ノヴェリスト(1)、ハービンジャー(1)、ブラックタイド(1)、ヨハネスブルグ(1)

50頭全ての5代血統表と150~200字ぐらいの解説付きで全65ページ。下記URLからお求めいただけます。
http://miesque.com/c00060.html

サンプルとしては『サラブレ』でも取り上げたエイシンバッカスを…「うわ~エイシンさんに先を越された!」と上野さんと悔しがってたんですが(^ ^;)、これ馬もいいですよね、早期からスピード発揮やと思いますよ



ハッキリ言って登録されている2歳馬全ての血統表をチェックする時間は取れないので、セリやクラブのツアーで見た馬、知り合いと見に行った馬、一口ピックで取り上げた馬、私が配合その他にかかわった馬、生産者や馬主や同業から情報もらった馬、そして配合パターンやニアリークロスなんかを検索している際に目にとまった馬、こういうのはとりあえず片っ端からTARGETのチェック馬に入れておくことにしてます

そして膨大な数になったチェック馬の血統表をもう一度見直して、そして情報がとれる馬は情報とって、情報が全くない馬は泣く泣く除外して、今年もこの50頭に絞ったという感じですかね

昨年はヴィクトワールピサ牝駒が熱いと書いてヴィクトーリアやアクアミラビリスを推奨しましたが、今年はキンシャサノキセキがヴィンテージイヤーとみて3頭リストに入れてます

昨年版ではロードカナロアでサートゥルナーリアとルガールカルム、ヴィクトワールピサでウィクトーリアとアクアミラビリス、キンシャサノキセキでシングルアップとケイアイターコイズ、ダイワメジャーでアドマイヤマーズ、ジャスタウェイでアウィルアウェイ、ゴールドアリュールでクリソベリル、ヨハネスブルグでエイティーンガールなんかを取り上げました

今年もよろしくお願いいたしますm(_ _)m

5/11,12の血統屋コンテンツ推奨馬の結果速報

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『ディープインパクト好配合リスト(2018)』で望田潤と栗山求がダブル推奨したライル(牡3歳)が日曜東京4Rの未勝利戦(芝2000m)を勝ち上がりました。

ライル(牡・母ライラックスアンドレース)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2016104868/
ラッキーライラックの半弟でラルクの全弟。母ライラックスアンドレースはアシュランドS(米G1・AF8.5F)勝ち。母父Flower Alleyはトーセンラー=スピルバーグの半兄でアイルハヴアナザーの父。ディープ×ステラマドリッド牝系といえばミッキーアイルがいた。母系にVaguely Nobleも入るので牡のほうが走る配合だし、気難しく出世が遅れたラルクより早期からやれそうだ。(望田)

ライル(牡・母ライラックスアンドレース)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2016104868/
サンデーサラブレッドクラブで募集価格8000万円。阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)などを制して2歳牝馬チャンピオンに輝いたたラッキーライラック(父オルフェーヴル)の半弟で、現3勝馬ラルクの全弟。母の父Flower Alleyはトーセンラー&スピルバーグ兄弟の半兄で、なおかつ本馬はミッキーアイルと配合構成が似ている(ステラマドリッド牝系+Danzig+Special牝系血脈)ので期待できる。(栗山)

土曜東京11R京王杯スプリングC3着 ロジクライ(POG・望田)
日曜新潟4R障害未勝利 ローレルヴィクター(一口・栗山)
日曜京都10R錦S オールフォーラヴ(ディープ・望田)
日曜東京11Rヴィクトリアマイル2着 プリモシーン(一口・望田&栗山、ディープ・望田&栗山)





火曜水曜と名古屋飯を堪能、馬主さんたちもこの時期はPOGに熱心で、色のついた本や某血統屋の電子書籍を持ち寄ってあーだこーだやってました

望田POGリストで取り上げた母がスーパー名繁殖の強いクロスを持つやつ、すでに坂路で速い時計出してて動きもいいみたいですよ(・∀・)

これから東京入り、明日は千葉セリに顔出してきます

土曜のボツ予想…はお休みです

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