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Channel: 血は水よりも濃し 望田潤の競馬blog
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土曜のレース回顧〜リンカーン馬券は???で不完全燃焼

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函館12R 湯川特別
◎1.プロフェッサー
○2.アルティスト
▲8.キクタロウ
△12.アドマイヤライン
×3.テーオーレジェンド
注4.キタサンパイロット
◎はリンカーン×エルコンドルパサーでサドラーズウェルズ≒ヌレイエフ4×4・5。リンカーン産駒は全芝連対率11.5%で函館芝は[3.3.3.16]24%、母父エルコンドルパサーは全芝連対率13.9%で函館芝は[2.4.5.23]17.6%、母母カルニオラは凱旋門賞馬ソーマレズと3/4同血でその母はハイペリオン5・7×3・6・7。どうみても洋芝向きでどうみても小回り向きでどうみても晩成の中距離馬で、おそらく冬場は体質が硬くなって調子が上がらないタイプでもあり、この降級は頭からの狙い。

阪神8R 3歳上500万下
狙6.スペキュレイター
リンカーン産駒は内回り向きで洋芝向きだろうという予測を立てていたが、デビュー2世代にしてあまりにも予想通りの傾向が出ていて、本馬は母父がブライアンズタイムだからまさにパワーと粘りで内回りを捲る血統。内2200mはすみれS3着と同じ舞台で、ここは巻き返し必至だろう。

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「昨年版では『小回りと洋芝と道悪で狙い』と書いたが、だいたいその読みどおり、昨年は函館芝と京都阪神内回りと芝重〜不良で単回値100超。父と似た機動力型が多いので、基本的に箱の大きいコースは割り引いて考えたい。ダートも東京と京都は不振。夏の北海道では芝ダ距離問わずよく穴になるのでマーク」(パーフェクト種牡馬辞典2013-2014 リンカーンの“馬券check”より)

というわけで今日は「洋芝+内回り+雨のリンカーン」でいってみたんですが、スペキュレイターもマスイデアも3着でプロフェッサーは4着という不完全燃焼(^ ^;)

スペキュレイターはBコースで外を回ったぶん競り負けたという3着で、でも力強い捲りは血統のイメージ通り

ジャイアントリープが外枠なので単までチャンスありとみたんですが、スペキュレが大外捲りでジャイアントが内をすくうとは、それちょっと思ってたんと違う〜(^ ^;)

以下、6月号のキャロット会報より抜粋

「京都新聞杯は前2頭が競り合ったので淀みのないペースで流れて持続力勝負となり、キズナが息の長い末脚が一際輝いたが、ギュスターヴクライの甥で母父エルコンドルパサーと母方にスタミナの裏付けがあるジャイアントリープにとっても持続戦は望むところで、直線はしぶとく脚を伸ばして2着。ネオユニヴァース産駒だから本来は内回り小回りで機動力と粘り強さを活かしたいタイプなのだろうが、ファビラスラフインの牝系は概して晩成だし、これならば秋の菊花賞路線でひと暴れ…という期待が膨らんでくる」

先日亡くなったファビラスラフインは秋華賞に勝ちJC2着の名牝でギュスターヴクライの母でもありますが、MahmoudとPharos=FairwayとHyperionをクロスする相似配合のFabulous Dancerに仏アウトサイダー血脈をもってきた緊張→緩和の爆発力で出た大物で(サッカーボーイやチチカステナンゴと似たパターン)、繁殖としてはFabulous Dancerの重厚さを専ら伝えました

函館芝は開幕週のインベタ馬場なのでHTBと湯川では最内の皇成に◎を打ったわけですが、ジャーエスペランサはラチ沿い1頭ぶんを狙って突っ込み、ギュンと加速しかかったところで前が詰まって終了…

まあしかし今の函館芝ではあれに賭けるしかないわけで、それはもう承知で買ってるから別にいいんです

しかしそれがあったからか、プロフェッサーでもずっとラチ沿いでジッとしてたのに4角手前から外に出して捲りにかかってしまい、勝ったキタサンパイロットがずっと目の前にいたんやからあそこは我慢して欲しかった…

イン差しは執念やと笠シショーは言いますが、開くまで我慢できるかどうかなんですよね〜


日曜のボツ予想〜リンカーン×ラトロおばちゃんで今日こそは

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旅先でパンツが足りなくなると使い捨てのつもりで100均で買い足すんですが、あのペラペラフニャフニャのトランクスって妙に履き心地がよくて、けっきょくいつも自宅まで持ち帰ってしまい、タンスの中のペラフニャトランクス率が年々高くなっていることにさっき気づきました(^ ^;)

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相模湖は◎コルノグランデ
前走も◎でしたが、シワクチャにしては消極的というか位置取りが思ったより後ろで、あそこから差し切る脚はないでしょう
母がトニービン×ノーザンテーストでこのしつこさで走るタイプで、今度はもうちょっと前につけてHyperionを振り絞ってくるはずで、渋化残りで時計や上がりがかかりそうなのもプラス
降級の○アミカブルナンバー▲オコレマルーナと道悪が巧い☆チェリーヒロインを本線に

皆生は大外枠が気がかりも、ここなら◎オースミナイン素質上位と私も思います

米子は同型不在というか先行馬が恐ろしく少ない組み合わせで、◎オースミスパークが離して逃げて後続は一団でスローなんてこともありうるし、これから乾いてインベタ濃厚となると○サクラクローバーのイン差しが相手かと
▲エーシンミズーリは前々走◎でしたがそのときにも書いたようにベストは1800mやと思うんですよね〜
☆シャイニーホークも前々走◎でしたが小牧さんとしては折り合い専念で乗るしかないだけに、第二集団が一団になるとちょっと乗りにくさはあるかなあ…と
オセアニアボスは外マイルに良績がないし、他に気の利いたイン差しとなると△タガノエルシコですかね〜

駒ケ岳はキスラーさんの愛馬で「洋芝2600mで楽しみ」と言っていた◎スノーストーム
母マチカネササメユキはBuckpasser3×3、Busanda≒Striking=Mr.Busher4・5×4・5という全身ラトロおばちゃんで、そこにリンカーンが配された小回り洋芝捲り血統
エリモハリアーなんかが典型ですが、こういうラトロパワーで走る馬は手先のパワーがあってアクションが大きくないので洋芝小回りが合うのはもちろん、概して体質硬めですから夏場のほうが調子が上がる(いくらかでも体質が柔くなる)という、この相乗効果によって北海道の洋芝で台頭しやすいという構造が生じているわけで、昨日の函館芝1200mでもNever BendやFairy Kingがちゃんと絡んでました
前々走△トレードウィンドに負けたのは開幕週の枠順の差が大、ここ2走の機動力はまさに血統通りのイメージで、○アドマイヤバラードはまだまだ上を狙える馬ですがアサーション牝系でどちらかというと外回り向きだけに、イン捲りで立ち回れればいけるんじゃないかと

北洋は○ゼロスと▲ビービージャパンが強いですが他に逃げ先行がいて展開微妙、△クイーンリヴィエラはディープ×ナスキロの脚長で外回りベターとなると、好位インで立ち回れそうな◎タツミリュウから
冨里で◎にしたときに書いたように、1800mベストの機動力型で上がりのかかる決着ベターですから、ここは条件としては最適
ラブイズブーシェはヒルノダムールみたいな体質で函館なら2600mでガツンと買ってみたいです

今日の新馬は函館5オールパーパス(「POG好配合馬リスト」推奨馬)が楽しみですが、人気になってるキャンバスもディープスカイ産駒でChief's Crown≒ダンジグカラーズ3×2とはなかなか面白い配合ですね〜

「望田潤のPOG好配合馬リスト」◎評価オールパーパスが新馬勝ち〜

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今日はラフィアン募集馬の血統表をチェックしながら自宅観戦

「付き合いでローレル馬を一口持つことになったから、他に残口あるのでいいのいたら教えて」と例の同級生に言われたので、「これステゴ黄金配合とまではいえんけど、母がFlower Bowl≒Your Host4×5やし、Lady Angela増幅になってるから準黄金ではあるかな〜」とススメたのがローレルラスターでした

ま〜最初からジリだがバテない系だろうとは思ってたんですが(またそういうタイプが好きな奴なので)、それにしても毎回ゴール前でジリジリ差を詰めてくるだけで、「やっぱりブライアンズタイムとサンシャインフォーエヴァーは、同じなんやけど違うんやなあ…」とボヤいてたんですが、今日はノリの神騎乗でこれしかないという差し切り

「ノリすごかったな〜」
「競馬は騎手やな。スターリングローズが抜けた…」

まあ一つ勝てれば長く楽しめる馬やと思うんで、とりあえずよかったです

オールパーパスはパドックではナスキロ柔い身のこなしで、1200mではちょっと追走がシンドイかもしれんなあ…と思ってたらやっぱりそんな感じで、これは1400〜1600mぐらいの馬でしょう

「望田潤のPOG好配合馬リスト」ではダイワメジャーの◎評価(ベスト5)としました

◎オールパーパス(母ストラテジー)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2011105094/
母父フレンチデピュティはサンブルエミューズやガイヤーズヴェルトと同じ。MiswakiはアフリートやGone Westと同じ「ミスプロ×Tom Fool×ナスキロ」なのでダイワメジャーとは合うはず。母はフレンチとMiswakiとSeattle Slewを通じるナスキロクロスだから、配合パターンもサンブルやガイヤーズと似る。

「好配合馬リスト」からはすでにトゥルーモーション(ゼンノロブロイの★評価)もデビューしていて、こちらは4着でしたがやっぱり思ったとおりの持続型中距離馬に出ていて、みんな勝ってくれるにこしたことはないのですが、パドックやレースをみてだいたい想像したような馬だとそれだけで嬉しくなるのです

6/15,16の血統屋コンテンツ推奨馬の結果速報

★日曜阪神8R500万下 マジェスティハーツ1着(一口・栗山)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2010103287/
★日曜函館6R3歳未勝利 トランザムスター1着(一口・栗山)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2010104433/

本日発売『望田潤のPOG好配合馬リスト(2013)』
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/5bc36d4fcf737a90937c444ee11d4452

日曜のレース回顧〜やっぱりユニコーンはナスキロラトロ

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東京11R ユニコーンS
◎12.サウンドリアーナ
○7.チャーリーブレイヴ
▲6.ベストウォーリア
△4.サウンドトゥルー
×10.ノウレッジ
◎はナスルーラ≒ロイヤルチャージャー5・5×5・6・6のケイムホームに対し、アウトサイダー血脈のボールドリックやボンモーをもってきた配合が良いとほめてきた。端午Sではエーシンレンジャーをナデ斬ったが勝ち時計も優秀で、京都ダ1400mの2〜3歳限定戦で1分24秒を切る時計で勝ったのは、過去5年ではレッドクラウディア、ティアップワイルド、ナムラアピアの3頭しかおらず、レッドとティアップは後に重賞を勝っている。ワイルドリスクの血を引くだけにカッと燃えやすい気性で、そこを巧くなだめてスパッと差しきったのはさすが好調武豊。阪神の急坂で止まる馬だが、ナスキロ柔いストライドは今の軽い東京ダート向きだし、あの競馬ならば東京マイルでも好走は間違いない。

函館11R 函館スプリントS
◎2.テイエムオオタカ
○4.マイネルエテルネル
▲12.ドリームバレンチノ
△5.シュプリームギフト
×14.パドトロワ
注8.スギノエンデバー
注9.ストークアンドレイ
土曜の函館芝は開幕週らしくイン伸び優勢だった。▲は本格化した昨年の福島民友から1,1,1,7,2,1,2着で、キーンランド7着はインベタ馬場の外枠でずっと外を回らされたのが敗因だから、まともに負けたといえるのはロードカナロアとカレンチャンだけ。母がマイネルラヴ×ネヴァーベンドのニックスだから洋芝も鬼の部類で、しかし今回はこの多頭数の外枠で59キロ、キーンランドの二の舞もちょっと頭をよぎる条件下ではある。◎も母父がネヴァーベンド系だけに洋芝は[2.1.1.0]と鬼で、ここは行く馬は行かせてイン好位から抜け出せば▲よりは2,3馬身は有利だろう。

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ユニコーンは木曜に予習したのがうまくいって、人気3頭の絡みに6人気ノウレッジと8人気サウンドトゥルーを3着に配して万全…かと思いきや同着ではちょっと配当が…

サウンドトゥルーはフジキセキ×Deputy Ministerの黄金配合でもあり、ここは押さえるところでしょう

今年は重馬場なのでよりナスキロ柔さがモノを言うユニコーンとなりましたね〜

血統解説は「血統クリニック」を再録しておきますのでそちらを

函館SSはあまりにも思い描いたとおりの展開で、ドリームバレンチノもアドマイヤセプターもこうなるから危ないんじゃないかという読みだったんですが、それだけにテイエムオオタカの出遅れが大誤算(^ ^;)

ふつうに出てたら福島民友からもフォーエバーマークには先着したはずやんかあああ!とダダをこねてみても後の祭り、覆水盆に返らず、望田も盆には帰らず函館で温泉にでも浸かってきます…

やっぱりパスタはオイル系、ユニコーンはナスキロラトロ
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/a8631b3467235b97350fc0eae9271bb9

血統クリニック〜ユニコーンS

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「競馬総合チャンネル」では「血統クリニック」と題して、メインレースの出走予定馬の血統解説をしています(毎週木曜更新)
ユニコーンSはこんな感じです

◆前走の競馬なら東京1600mでも
サウンドリアーナは端午Sの時計が優秀で、京都ダ1400mの2〜3歳限定戦を1分24秒を切る時計で勝ったのは、過去5年ではレッドクラウディア、ティアップワイルド、ナムラアピアのたった3頭しかおらず、レッドとティアップは後に重賞を勝っている。Nasrullah血脈がクドいケイムホームに対し、Nasrullahを持たないアウトサイダー血脈のボールドリックやボンモーをもってきた配合も良いとほめてきた。ナスキロ柔いストライドは東京向きだし、距離も1600mならば守備範囲だろう。Wild Riskの血を引くだけに燃えやすい気性だが、そこを巧くなだめてスパッと差しきるあたりがさすが好調武豊で、あの競馬ならば東京1600mでも好走間違いなし。梅雨時で馬場が軽くなりそうなのもプラスだ。

◆ハイレベルなヒヤシンスS
チャーリーブレイヴの父Indian Charlieはサンタアニタダービー(米G1・ダ9F)勝ち馬で、サムライタイガースやインディーズゲームなどの父。本馬の場合は母父Carson Cityがミスプロ系のスプリンターだから先行型マイラーに出た。ハイレベル戦だったヒヤシンスSぐらい走ればここも勝ち負け。

◆東京向きA.P.Indyの血
ベストウォーリアは父系がA.P.Indyで母父系がGone West、Mr.ProspectorやBold RulerやBuckpasserのクロスを重ね、東京マイルがピッタリの血統配合だ。追っての味もソコソコあるし、これも上位争い必至だろう。

ノウレッジはケンタッキーダービーのストリートセンスの産駒だが、母父がフォーティナイナー系のスピード馬コロナドズクエストでこちらの影響も強く、1400〜1600mが適距離だろう。母母父がA.P.Indyなので東京ダートも合っていそうで上積み材料は多い。

サウンドトゥルーはカネヒキリなどと同じ「フジキセキ×Deputy Minister」の黄金配合で、距離延びた前走が完勝だったし侮れない。

シニスターミニスターはA.P.Indyの孫なので産駒は東京ダートで走る。インカンテーションは3走前の東京1600mが好内容の4着、その後中京で圧勝したように広いコース向きで、ここも相手ナリに走れそう。

サマリーズはダートでの実績は最右翼と言っていいが、父Hard SpunがDanzig×Alydar×Robertoとパワーごり押し型で、どちらかというと小回り内回り向きか。

サトノプリンシパルは父系がA.P.Indyで母父がNureyevだから東京ダート向きの血統だが、マイラーではなく中距離馬なので1600mで息を入れて先行できるかが微妙。

フミノファルコンの前走は大楽勝で距離短縮と軽いダートが良かった。父父がStorm Catで母父がバクシンオーだから1600mのHペースだと少し苦しいか。

エーシンレンジャーはヒヤシンスSで少し甘くなったように、母父Dixie Unionのスピードが強くてベストは1400mだろう。

ジェベルムーサの堅実さも捨てがたいが、もう少し距離が延びたほうがよさそうだ。

 

クロペリオン三人娘の“最後のひと手間”Good Example≒Eight Thirty≒War Relic

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Good ExampleはExclusive Nativeの母母でGeneral Assemblyやネヴァーダンスやコリムスキーの3代母でDeputy Ministerの4代母ですが、下記のようにEight ThirtyやMan o'Warと血脈構成が似ていてFairy Gold3×4も同じなので、これらとニアリークロスすると同じようなパワーを引き出す効果があると考えていいでしょう

 ┌Friar Rock
┌Pilate
Good Example
│ ┌Fair Play
│┌○┌Commando
└△┌○
 └△

 ┌Friar Rock
┌Pilate
Eight Thirty
│  ┌Commando
│ ┌○
│┌○┌Fair Play
└△┌Man o'War
 └△

 ┌Fair Play
┌Man o'War
War Relic
│┌Friar Rock
└△ ┌Commando
 │┌○
 └△

そしてDeputy MinisterはBunty Lawless5×3を持ちますが、Bunty Lawlessの父LadderはGood Exampleの母Parade Girlと3/4同血の兄妹なので、Deputy Ministerの母Mint CopyはLadder≒Parade Girl3×4でDeputy Minister自身はLadder≒Parade Girl6×4・5となり、このFair Play傍系の血の鋭い継続クロスによって、Northern Dancerのなかでも独特の力強さや逞しさを伝える名種牡馬が生み出されたのです
http://www.pedigreequery.com/deputy+minister

 ┌Fair Play
┌○
Ladder
└Panoply

Good Example
│ ┌Fair Play
│┌○
└Parade Girl
 └Panoply

フレンチデピュティ〜クロフネのラインは日本に輸入されて成功したDeputy Minister系で、フレンチデピュティは母父の母父がEight ThirtyなのでGood Example≒Eight Thirty5×4
http://db.netkeiba.com/horse/ped/000a00013a/

フレンチデピュティの代表産駒クロフネはGood Example≒Eight Thirtyをいじった配合ではないのですが、クロフネの代表産駒においてはやはりこのニアリークロスが暗躍していて、

・カレンチャン、スリープレスナイト…母系にRelic(ヴェンチアとポリック経由)が入ってGood Example≒Eight Thirty≒War Relic6・7×6
・ホエールキャプチャ…母系に入るラバージョンがDamascus×Eight Thirtyの組み合わせ(つまりSpeed Boat≒Eight Thirty5×3)なので、Good Example≒Eight Thirty≒Speed Boat6・7×8(×10)
・フサイチリシャール…母系にEight Thirtyが入ってGood Example≒Eight Thirty6・7×7

クロフネのG1勝ち馬は、みんなフレンチデピュティのGood Example≒Eight Thirtyをいじってます

「クロフネ×チヨダマサコ」のニックスはBlue Moon=Blue Grottoの全きょうだいクロスにあるのだろうというのが栗山望田説でしたが、フレンチデピュティがGood Example≒Eight Thirty5×4でラバージョンがSpeed Boat≒Eight Thirty5×3であるからこそ、この全きょうだいクロスがより光り輝いた…とも言えるのではないかと

チヨダマサコ(ラバージョン)
├タレンティドガール(リマンド)
│├エミネントガール(Nashwan)
││└グローバルピース(サンデーサイレンス)
││ ├ドリームセーリング(クロフネ)現役5勝
││ ├ホエールキャプチャ(クロフネ)現役5勝
││ └グローバルハート(クロフネ)現役未勝利
│└ライジングサンデー(サンデーサイレンス)
│ └エトレーヌ(ブライアンズタイム)
│  └シゲルスダチ(クロフネ)現役3勝
└マサコチャン(サンデーサイレンス)
 ├サトノロマネ(クロフネ)2勝
 ├ベストクルーズ(クロフネ)現役3勝
 ├マーチャンテイマー(クロフネ)現役3勝
 └ブライダルドレス(クロフネ)現役未勝利

そして“クロペリオン配合”ながらクロフネサプライズやブラックシェル=シェルズレイやスプリングサンダーやベストロケーションなどがG1に手が届かなかったのは、Good Example≒Eight Thirty≒War Relicのニアリークロスを持たないぶんの、この“最後のひと手間”ぶんの差ではないかとも思えてくるのです

私が書いた「ゴルアA級産駒の“最後のひと手間”」をヒントにくりがしらさんが発見した「ディープ×Storm Cat×War Relicの黄金配合」は、「ブライアンズタイム×パシフィカス」「フジキセキ×Deputy Minister」「クロフネ×チヨダマサコ」といった他の大物ニックスの秘密を次々と解き明かすカギにもなっていて、何年やっててもこういうのを掘っていくのは楽しくてしょうがないですね〜

名種牡馬ブライアンズタイムにおいても暗躍しまくるEight Thirty≒War Relic
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/0bb70fd91087a5dd3bdca864ec107b45
フジキセキの母母もWar Relic≒Eight Thirtyの支配下にあった
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/1fbde322e66a06aa22737337939d15a7
安田記念でも暗躍しまくる「Storm Cat絡みのEight Thirty≒War Relic≒Good Example」
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/4daa8c9912d3f2cf66fb685c26c31f56

ベリアーニ牝系とAphrodite≒Eight Thirty≒War Relic

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ちょうどパドトロワが函館SSを勝ったので、ベリアーニの牝系についても簡単に触れておきます

ベリアーニの3代母AphroditeはPilate×My PLay(Man o'War全弟)でRock SandとFairy Goldのクロスなので、Eight Thirty≒War Relic≒Good Exampleとはニアリーな関係

http://db.netkeiba.com/horse/ped/000a00625a/

┌Pilate
Aphrodite
│ ┌Fair Play
│┌My Play
└△└Mahubah

┌Pilate
Eight Thirty
│  ┌Fair Play
└△┌Man o'War
 └△└Mahubah

この牝系からは下記のように6頭の重賞勝ち馬が出ていますが、フジキセキ(In RealityとEight Thirty)、スウェプトオーヴァーボード(Damascus→Speed Boat)、ブライアンズタイム(Eight Thirty)、エアジハード(ロイヤルスキー経由でIntent→War Relic)と、そのうち4頭の父がEight Thirty≒War Relicの血を持っていたのは偶然ではないでしょう

ベリアーニ(Nureyev)
├スターバレリーナ(Risen Star)ローズS
│├グランパドトゥ(フジキセキ)中日新聞杯
││└パドトロワ(スウェプトオーヴァーボード)重賞3勝
│├アンドゥオール(ブライアンズタイム)重賞2勝
│└ステレオタイプ(サンデーサイレンス)
│ └ロゴタイプ(ローエングリン)皐月賞ほか
└アグネスミネルバ(トニービン)
 └アグネスラズベリ(エアジハード)函館SS

パドトロワの場合は、War Relic=Speed Boat≒Eight Thirty≒Aphroditeの薄い継続クロスになっているわけですね〜

クロペリオン三人娘の“最後のひと手間”Good Example≒Eight Thirty≒War Relic
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/4be4bf2c13cf0caf629780d5abfe1c92

日曜のボツ予想・函館編〜やってることは、ミリオンディスクやビッグウルフ

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福島と中京は予報が微妙なので、まず函館から予想しました〜

マリーンは◎オーシャンフリート
アフリート×トニービン×Caerleon×Foolish PleasureでRaise a NativeとTom FoolをクロスしつつトニービンのHyperionを1/4異系に使うというド教科書配合で、やってることはミリオンディスクやビッグウルフと同じ

村田牧場産といえば土曜に新馬勝ちしたモガミヒメ一族がまずあがりますが、ここんちの生産馬はCaerleonの使い方が巧い…というよりCaerleonそのものがお好きなんやと思いますよ

体型はアフリートというよりCaerleonが強くて1400mより1700mのほうが合っているように思えるし、実際1700mは????とオール好走、特にグラッツィアと叩き合ってクビ差惜敗(3着以下は9馬身ちぎれた)の昨夏の津軽海峡が抜群の好内容で、函館1700m良で1.44.1というのはエーシンモアオバーが大沼やマリーンで例年叩き出すレベルの時計で、今年の大沼も44.3

アフリート産駒らしい揉まれ弱さはあるので、外枠からフワリと△ロングロウの外番手につけられれば津軽海峡と同じパターン

○ブライトラインはAlydarが入るので函館でも捲れるし距離もこれぐらいあったほうがいいと思いますが、ナスキロクロスのフジキセキで典型的な力馬というほどでもないだけに、軽いダートのほうがベターかなという気も

▲マカニビスティーは母がブライアンズタイムの強力相似配合で捲りにかかったときのパワーは凄いんですが、未だに揉まれ弱さがあるようで大井にいた頃からケツまで下げて大外を捲り上げるワンパターン、隼人が前は全部潰したるぐらいの気構えでいけばこの頭数ですから楽は楽なんですけどね〜

かもめ島は△キャトルフィーユは小回り1800mはちょっと忙しい感があるし、逆に△サクラディソールは見るからにマイラー体型で1800mで外を捲り上げると最後の踏ん張りが少し心配、となるとまた内枠を引いた◎エアジェルブロワが、▲ハイタッチクイーンのイン番手が楽にとれそうで中心

母がエリシオ産駒でNorthern DancerとBold Reason≒Never BendとボルキロとMy Babu≒Klaironのクロスの強力相似、これは夏の洋芝で出世するタイプでしょう

○インダクティはフェイムゲームの全姉で小柄なピッチ走法、これの器用なイン差しも夏の函館の風物詩やん


日曜のボツ予想・福島&中京編〜差しを覚えた好配合馬

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福島の予報は一日曇り→昼からまとまった雨→昼から小雨と二転三転していて、ま〜でも織姫はTejano Runパワーで走る◎ディオベルタが東京のスローよりは間違いなく条件好転で押し切り濃厚かと

望田の七夕の予想も、直前の馬場次第で◎○を二転三転させるかもです(・∀・)

長久手は◎メイショウヤタロウ
名繁殖ナイスレイズの息子ですが、こちらはStorm Catのナスキロ柔さがONになったかの緩慢ストライドで、東京と外回りのマイル良は[0.3.3.1]

○アドマイヤオウジャはマイラーやと思うんで距離短縮はプラスでしょうが、母系にA級ラインを通じないTurn-toやNasrullahがムダに多くて、それをカバーするためにパワーの血もあれこれ詰め込んだという配合で、なんというかケチャップとマスタード両方ガンガン塗りたくってごまかしましたみたいなところが奥行きを感じないというか、果たしてこれからグングン伸びていく馬なのかな?という疑問符が

▲ディープフィールドは母がサドラーの相似配合なのでディープ産駒にしては体質硬めで、昨夏の好内容を思い起こせば夏馬疑惑大いにアリ、外伸び馬場で食指が伸びますが、あの体型や加速はマイラーじゃないとも思うんですよね〜

中京最終は◎アグネスキズナ
アグネスレディー3×4、Lea Lane≒ターゴワイス6×4など凝った配合で、500万下で足踏みする馬ではないと思ってるんですが気性難が出世を妨げていて、しかし岩田が差す競馬を繰り返し繰り返し教え込んで、前走なんかだいぶ板についてきました

外伸びの中京1200mは1400m寄りの適性が要求される舞台でもあり、そろそろ圏内に突っ込んできそうな予感がしますよ〜

栗山さんがセレクト取材で今日から札幌入り、今夜は一杯やる予定なので、去年の七夕賞みたいなのをガツンと当てて自慢しまくりたい(・∀・)

「望田潤のPOG好配合馬リスト」ジャックトマメノキが新馬勝ち

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先ほど「望田潤のPOG好配合馬リスト」ダイワメジャー○評価のジャックトマメノキが中京で新馬勝ち(・∀・)
何度か書いていますが、ダイワメジャー×アフリートは何気に外しませんな〜
以下、同リストから再録

○ゴールデンジャック11
プリンセスジャックの全妹で、母は牝馬トライアル2勝でオークス2着、その全弟にスターリングローズがいる。アフリートの母父Venetian JesterはDroneとニアリーな血脈構成で、ダイワメジャー×アフリートは中央出走3頭全てが勝ち上がり。牡なので姉よりパワー型に出そうだが、それはそれでダートで早期に稼いでくれそう。

同じレースに出ていたファイヤーロックも馬場の悪いインを突いてしぶとく伸びており、走る脚はあるのがわかったのでよかったです

これでリスト推奨馬はこれまで7頭が出走してオールパーパス、コウエイタケルにつづく3頭目の新馬勝ち、ここまで6頭が出走して????????着という成績です

本日発売『望田潤のPOG好配合馬リスト(2013)』
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/5bc36d4fcf737a90937c444ee11d4452

血統クリニック〜七夕賞

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「競馬総合チャンネル」では「血統クリニック」と題して、メインレースの出走予定馬の血統解説をしています(毎週木曜更新)
七夕賞はこんな感じです

福島の七夕賞はNijinsky持ちがよくくるレースで(過去5年の連対馬のべ8頭中7頭がNijinsky持ち)、昨年はその傾向を踏まえて▲アスカクリチャンで上手くいったのだが(◎はミキノバンジョー)、今年は開催2週目でまだイン伸び優勢となると、「Nijinsky的なダラッとした持続型の捲り」でいけるかどうかは微妙だ。

◆平坦向きの斬れで
 ダコールは母がUnbridled's Songの全妹なので、トモが非力というか前輪駆動の走りで平坦向きだと書いてきた。だから新潟大賞典も小倉大賞典も◎にしたが、直線の不利や4角のコース取りのぶん届かず…という不完全燃焼の競馬が続いている。小倉大賞典で馬群を縫うように進出したように小回り向きの機動力もある馬だし、ここは鞍上強化でスッキリ決めたいところ。ただ馬場が渋るといくらかでも割り引きだろう。

◆雨ならラクリマから
 マイネルラクリマはクロフネサプライズのイトコで、母母パイナップルスターはHyperion5・6×5・5・6・8だから粘り強さと成長力に長けた牝系だ。父チーフベアハートはBold Ruler〜Nasrullahの血が強いから、こういうHyperionで固めた牝系との配合もセオリー通りといえる。Bold Ruler的機動力とHyperion的粘りを兼備し、最近は少しズブさも出てきて、前々走福島の圧勝をみても今は2000mぐらいあったほうがよさそうだ。道悪巧者だけに渋ればこちらから入りたい。

◆夏の小回りの良はオール連対
エクスペディションは6〜9月[5.3.0.2]の夏馬で、着外2回は外回りの新潟記念と馬場が悪かった昨年の七夕賞で、つまり夏場の小回り内回りの良馬場ではオール連対。3/4兄のツルマルヨカニセも夏の小倉が稼ぎ場所だったし、前走で例年どおりの上昇曲線に乗ったとなると、ここは不安材料は雨だけだろう。

トレイルブレイザーはゼンノロブロイ産駒だがフォーティナイナーのパワーやラムタラ牝系のスタミナが主にオンになったしぶとい中距離馬。距離はもう少し欲しいが、小回り向きの機動力はソコソコあるから、馬場が渋れば地力を見せつけるかもしれない。

マックスドリームはアドマイヤマックスにNever BendやBuckpasserなどLa Troienne的パワーを重ね、硬肉豊富な大型馬でパワーが凄い。ただし福島民報杯で凄い勢いで捲って最後失速したように、体つきをみても中距離馬というよりはマイラーだろう。

タガノエルシコはHalo≒Red God4×4で小回りでも追い込める脚はあるが、母にスピードが強く実績どおり1800mがベスト。

ニシノメイゲツは母母父がStop the Musicなので力馬っぽいところがあって、昨年は馬場の悪いインに突っ込んで5着。道悪なら押さえる手はある。

ファタモルガーナはもう少し距離が欲しいし、ディープにナスキロ血脈を重ねた配合だから小回りもあまり向いていない。

ナリタクリスタルは胴長のスペシャルウィーク産駒でベストは東京や外回り。昨年の小倉記念をみても、小回りでの機動力ではエクスペディションに一歩譲る。

日曜の重賞回顧〜Hyperion5・6×5・5・6・8を振り絞る早仕掛け

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福島11R 七夕賞
◎4.マイネルラクリマ
○5.ダコール
▲12.エクスペディション
△1.マックスドリーム
×2.タガノエルシコ
木曜の競馬総合チャンネル「血統クリニック」は○◎▲の順に書いたが、今夜から明日にかけてずっと雨予報。雨量は大したことはないようだが、3強のなかでは道悪に不安がない◎から入りたい。クロフネサプライズのイトコで、母母パイナップルスターはハイペリオン5・6×5・5・6・8だから粘り強さと成長力に長けた牝系だ。父チーフベアハートはボールドルーラー〜ナスルーラの血が強いから、こういうハイペリオンで固めた牝系との配合もセオリー通りといえる。機動力と粘りを兼備し、最近は少しズブさも出てきて、前々走福島の圧勝をみても今は2000mぐらいあったほうがよさそうだ。

中京11R プロキオンS
◎7.マルカフリート
○1.セイクリムズン
△2.シルクフォーチュン
×5.アドマイヤロイヤル
注14.ダノンカモン
ダート1400mならという面々が揃った。57キロで直線長い1400mなら○の斬れでいいような気もするが、ここは◎に期待した。父アフリートも母父タヤスツヨシも米血中心の血脈構成だが、母母ダイナマインはハイペリオン4・5×5で、ここだけは欧血で固めた「3/4米、1/4欧」の配合形になっているのがいい。アフリート産駒らしく1400mがベストで、母系にハイペリオンが強いから成長力もあり7歳の馬が全盛期かと思わせる最近の内容。56キロなら好位差しでいけるだろう。この◎○が大本線。トシキャンディの昨年のラップはとてつもなく速く、今年も同じ鞍上でビュンビュン飛ばしてくるとなると、最後はやはり差し決着になるではないか…というところでヒモは拾ってみた。

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今日は17時から飲みなので早めに回顧をすませ、あとは「血統クリニック」を再録しておきました〜

七夕賞は天気予報とともに予想が二転三転、すいません…けっきょく自分の馬券はダコール頭で買ってました(^ ^;)

「血統クリニック」ではトレイルブレイザーが4番手やったのに陣営が泣いてるので消してしまい(^ ^;)、ま〜でも印の5頭+トレイルのうち内回った馬が1,2,3着で外回った馬が4,5,7着、終わってみれば“開催2週目の七夕賞”らしい結果だったというべきでしょう

柴田大知は3〜4角でキッパリ先頭、来るなら来いという感じで、パイナップルスターのHyperion5・6×5・5・6・8を絞り出してみせたのはさすが

あと今日のダコールやディオベルタを見てて思ったのは、あの例のダンス、福島や中山で捲るときには封印したほうがいいんじゃないかと…(^ ^;)

プロキオンはトシキャンディが昨年に近い猛ラップで逃げ、この馬は芝スタートだとだいたいHペースでビュンビュン行くので、ついて回った組が苦しくなったところをアドマイヤロイヤルとダノンカモンが差した…という結果で、セイクリムズンは直線バテた先行勢をさばくのに少し手間取ったぶん届かず

というわけで頼みのエアジェルブロワも差されたし、栗山さん、今日はミエスクの経費ということで一つよろしく

明日はセレクトセールへ

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セレクトセールの取材にやってきた栗山求と血統屋スタッフ鈴木がうちの近所に宿をとってるので、ほな競馬終わったら俺の地元で飲もうやということで、今日は北23西3「海だより」へ

「どうしても美味い魚が食いたい」というときはフラッと行く店で、いつ行っても満席で賑わってるので、今日は念のため昼間に予約入れときました

席に案内されて生ビールとお通しが出て、では注文しようかと若い店員さんを呼んだら

「あ、NETKEIBAのコラム、読んでます」

「あ、ああどうも、なかなか当たらんですけどまた読んでください(^ ^;)」

たしかに電話で予約したときに「モチダ」とは名乗ったけど、それで気づくとは相当競馬好きな人やで、絶対クリヤマもおるって気づいてるから、夜のススキノの話とか大きな声ででけへんがな…とか言いながら飲んで食って帰ってきました



明日は私も早起きして顔出してきます〜

7/6,7の血統屋コンテンツ推奨馬の結果速報
■土曜函館4R3歳未勝利 ヴェイパーコーン(一口・栗山)
■土曜中京5R新馬 ローブデソワ(一口・望田)
■土曜福島6R3歳未勝利 ルーベンスクラフト(一口・栗山)
■日曜中京5R新馬 ジャックトマメノキ(POG・望田)
■日曜中京10R長久手特別 マジェスティハーツ(一口・栗山)

セレクトセール初日

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昨日はセレクトセール初日を取材してきました〜

いろいろな事情で前半150頭ぐらい見て帰りましたが、そのなかで私のつたない相馬眼で目についたのを紹介(途中人に会ったり飯食ったりで見れなかった馬もけっこういましたが…)

セレクトに出向くとご無沙汰していた人に出くわしたり、「ブログ読んでますよ〜」「血統屋コンテンツ利用してますよ〜」と厩舎牧場関係者に声かけていただいたり、そういうのはほんとに嬉しいのですが、しばし話し込んでるうちに「しまった…○番の馬見たかったのに見逃したやん…」なんてことも

12.ルヴァーガール12(デュランダル)
急死したデュランダルの娘で、母父がAlzaoでハズレが出ない「デュランダル×Sir Ivor」。母母がStylish Pattern4×3でその母Sunset GunがHyperion×Molly Desmondですからノーザンテーストを持つデュランダルとの配合は面白いし、馬もコンパクトなスプリンター体型でジュエルオブナイルのようにピッチがききそう(写真なし)

22.ジョコンダ?12(Marju)
快速Lightening Pearlの全弟で、母がMr.Prospector3×4、Hopespringseternal≒Sir Ivor3・4×4、そこに母系をハイインロー的な血で固めたMarjuをもってきた好配合。ナスキロ柔さを感じさせる好マイラーでした



26.メジロバーミューズ12(ステイゴールド)
シェリルの牝系にモガミ、アサティスと配されて、Lady Angela増幅のステゴ牡駒。体質はまずまず頑強ですが硬すぎるというほどではなく、体型も伸びがあって中山2500mがピッタリ、そうマイネルメダリストのイメージですね〜



64.ペイドリン12(エンパイアメーカー)
エンパイアメーカー×Pulpitというダ中距離血統で、母母はSt.Joviteの全妹でこの重厚な欧血を1/4異系とする「3/4米,1/4欧」になっているのが◎。わりとA.P.Indyが強いので、中京と東京のダ中距離でガツンといきたいです



67.ハイカックウ12(ゼンノロブロイ)
ゼンノロブロイにMill Reef+Seattle Slew+Miswakiとナスキロラトロを重ね、東京で手堅く斬れそうな馬でした



85.マジックポーション12(Elusive Quality)
父はGone West系の北米リーディングサイアーでSecrettame≒Sir Ivor2×3、母はSex Appealの名牝系でNorthern DancerとBuckpasser(War AdmiralとLa Troienne)のクロス。良血で好配合でGone West的マイラー体型で体質はちょっと柔すぎるほど。走りそうなマイラーです



110.ホッコーシャープ12(メイショウボーラー)
メイショウボーラーのCaerleon≒Storm Cat3×2をCaerleon=Video4×3で継続累進、一方で母母がAureoleとテューダーペリオッドを通じるハイインロークロスで1/4異系、やってることは半兄ホッコーソレソレーと同じ。コンパクトにまとまった短距離体型で完成が早そうで、昨年「一口馬主好配合」でピックしたドリームハヤテ(Caerleon=Video4×4)とダブるイメージ



97.ベネンシアドール12(ゼンノロブロイ)
ゼンノロブロイ×フェアリードール牝系はフェアリードールがハイインローの塊だけに面白い。3/4姉のデニムアンドルビーに似た体型で、姉よりはジリっぽいかもしれないですがナタの斬れがありそう



126.プラジェラート12(ゴールドアリュール)
Nureyev≒Sadler's Wells3×4・5とReluctant Guest≒Caerleon3×4で名繁殖ニキーヤの血を増幅、柔らかみもあっていい馬でしたよ(写真はなし)

137.ティアドロップス12(クロフネ)
マイネルラクリマの半妹でクロフネサプライズのイトコで母母はHyperion5・6×5・5・6・8、クロペリオンの牝馬で馬体に欠点なし、走るでしょう



あとキンカメ×トゥザヴィクトリーはこのきょうだいのなかでもデキは良いほうで、これは牝やけど億やろな〜と思ってみてました



初日最高額はシーズオールエルティッシュ12、全兄姉に似たマイラー体型で体質は柔く、新馬でバーンと弾けそう




好天に恵まれて私が行ったセレクトのなかでは過去最高気温じゃないかという暑さ、マジメに仕事してる栗山さんをしり目に、我慢できずビール2杯いってしまいました(^ ^;)

夜はすすきののジンギスカン「のざわ」で、亀谷敬正さんチームと某IT社長チームと血統屋チームとで飲んだんですが、ここの生ラムは「だるま」レベルで臭みゼロ

亀谷チームは「馬券で一山当てたるぜ!」的な、IT社長チームは「会社デカくして馬主になったるぜ!」的な熱さをひしひしと感じましたが、血統屋チームは「ま〜血統でボチボチ飯食えればいいや」みたいなくたびれたオッサン三人で、ああいう人たちと飲むといつも思うことですがマンパワーの差を感じますな(^ ^;)

今日はお仕事があるので家でGC見ています〜

改めて「キングヘイロー黄金配合」についてモガミヒメ牝系図を見ながら

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先ほど「望田潤の2歳勝ち馬評価」先週ぶんを4頭更新しましたが、たまにはサンプル紹介ということで、キタサンラブコールのをブログにも掲載〜

キタサンラブコール(牡 栗東・昆)
キングヘイロー×ビッグテンビー(テンビー)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2011105395/
ローレルゲレイロとリキサンマックスとイントゥザブルーの全弟で、ゼフィランサスやキタサンイナズマの甥で、トキノフウジンのイトコ。これらの父は全てキングヘイローで、つまり「キングヘイロー×モガミヒメ」は中央出走7頭全てが勝ち上がりうち4頭が3勝以上をあげているという高確率。このニックスの秘密は、キングヘイローの母母Pound Foolishとモガミヒメの母モガミポイントがBuckpasserとナスキロが共通するからで、Pound FoolishはAttica≒Tom Fool2×3、Princequillo4×3、その母SqunaderがBusanda≒Better Self2×3。グッバイヘイローやキングヘイローが競走馬として繁殖として成功したのもこのPound Foolishの名血名配合によるところが大きく、だからそこにモガミヒメのような血をもってきてPound Foolishの血脈構成をニアリークロスするのが「キングヘイロー黄金配合」となったのも当然なのです。ちなみにゴウゴウキリシマ(シンザン記念)の母母マルゼンキールはボールドラッド×シルです。まだ走りに集中していない感じで着差以上に余裕がありましたが、快速スプリンターというよりはフワッと先行流れ込む1400m型という感じ。
A:芝ダ1200〜1600m

グッバイヘイローやキングヘイローの配合においては、もちろんDrone≒Halo≒Sir Ivorもポイントなのですが、それもSquander〜Pound Foolishの名血名配合の土台があってこそで、だからこのPound Foolishの「ナスキロ、Tom Fool、War AdmiralとLa Troienne」を、モガミポイントやSeattle SlewやCaerleonなどを使って増幅する「キングヘイロー黄金配合」が成功したわけです
http://db.netkeiba.com/horse/ped/000a00877d/

 ┌Sir Gaylord(ナスキロ)
┌○
Pound Foolish
│┌Buckpasser
└△┌Princequillo
 └△

┌○┌Buckpasser
│└△┌Princequillo
│ └△
モガミポイント
│┌ボールドラッド(ナスキロ)
└△

・キングヘイロー×モガミヒメ一覧
モガミヒメ
├ビッグテンビー
│├ローレルゲレイロ…スプリンターズS、高松宮記念ほか
│├リキサンマックス…現役1勝、きさらぎ2着
│├イントゥザブルー…現役1勝
│└キタサンラブコール…現役1勝
├ラヴァーズレーン
│└トキノフウジン…現役5勝
├ゼフィランサス…3勝
└キタサンイナズマ…現役2勝


JDDザックリ予想

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人気どおりですが◎クリソライトが勝つんじゃないですかね〜
ゴールドアリュール×エルコンドルパサーでNureyev≒Sadler's Wells3×4・5
エルコンドルパサーは母父に入ると「牝馬には小回り向きの小脚」「牡馬には長いところ向きの持続力」を主に伝えるというのが自説で、それはようするにForliやFair Trialの二面性であり、全きょうだいでもSadler's WellsとFairy Kingが出たような二面性でもあるわけです
だから母父エルコンの牡馬といえば、サムソンズプライド、トミケンアルドール、ラヴィンライフ、ジャイアントリープ、だいたいこのあたりのイメージで、アイムユアーズやラブフールやサクラディソールなんかが札幌1800mをシャカシャカ捲ってくるような脚はなくて、サドラー的中距離馬が12.0-12.0でバテずにジリジリジリジリ上がってくるというイメージ
しかも母はアロンダイトの全妹でSeattle SlewとRivermanを通じるナスキロラトロのクロス(自身はそれをShoshanna≒Riverman5×3で継続)、重厚かつ柔らかみのあるストライドは“砂のメイショウサムソン”というイメージで書いてきたし、距離延長も大井も間違いなくプラス、そしてこういうズブい馬を動かすことに関しては、ウチパクは最も信用できる乗り役の一人

○エーシンゴールドはMedaglia d'Oroの産駒なのでなかなか機動力もあって、El Pradoってのは私に言わせればサドラーというよりTom Foolですから、El Pradoの母がAttica≒Tom Fool2×2ですから、エーシンメンフィス、メダリアビート、マチカネリュウセイ、ウォークラウン、ケイアイダイオウ、小回りの3〜4角で「行くぞ!」と言われたら「ハイな!」と反応できるやつなのですよ
母はTapitの全妹という良血でもありますが、この母系のイメージほど東京と中京で大喜びのA.P.Indyという感じでもなくて、わりとTom FoolとDamascusが元気よく捲ってる感じで、京都より阪神で強いのも機動力とパワーに長けているからではないか…という気もするんですよね〜(あと父の母母にあるSunday Evening3×4と母の母にあるIn Reality4×3のエフェクトも考慮する必要がある)
とすると、京都1800mでねじ伏せられたのを大井外2000mで逆転できるかとなると、クリソライトに鞍上強化というプラス面があるだけにちょっと難しいんじゃないかと
距離は2000mでも全然OKなので○は譲れないですけどね〜

☆チャーリーブレイヴは母父Carson City(メイショウレガーロやエイシンロンバードなどの母父)がスプリンターですが父Indian Charlieは中距離馬だし、自身は緩い相似配合ですからマイラーというよりは1800mあたりを先行押し切りがベストのイメージで、好位で運べれば変わり身がありそう

△ベストウォーリアはA.P.Indy系×Gone West系でMr.Prospector4×4、Secretariat4×5・5、配合どおりのナスキロ柔い体質で、園田でコパノリッキーにちぎられたのは小回りがあまり得意でないというのもあったと思うし、広いコースならば1800mでもやれる馬やと思ってるんですが、ま〜でもGone Westがベースになってるマイラーっぽい体型なのは否定できず、たとえ性能が五分であっても2000mで◎○と五分の評価まではできないかと…

※血統表を見なおして人気どころについてササッと書いただけで、全馬について検討したわけではありませんので、直前になって買い目に他の馬を加えるかもです

先生!今年もエリモハリアーが勝ちますか?

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さっき函館記念の「血統クリニック」を書き上げたところですが、途中で昨年一昨年と当ブログで書いてきたことを読み返して、シマントガワ先生の生徒になったつもりで復習しておりました(^ ^;)

ザックリと言い切ってしまうと、けっきょくSadler's Wellsもデインヒルもワコーチカコもエリモハリアーもトランスワープも、使ってる食材や調味料はだいたい同じで、五目チャーハンかあんかけチャーハンかカレーチャーハンかぐらいの違いしかないのですよ、たぶん

シマントガワ先生の函館記念クッキング教室
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/ebb1da6557f730ec51ccf8ca4ebb1b14
函館記念とSadler's Wellsと「Northern DancerとLa Troienneとハイインロー」
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/c8e74a7b6fe7afa5c82f340a59026ebd

今週の新馬戦

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今週は土曜福島5Rにエクスペリエンス(「POG好配合馬リスト」ステイゴールド◎)とファインシュシュ(「POG好配合馬リスト」ダイワメジャー◎)、土曜函館5Rにマイネルフォルス(一口馬主好配合馬ピックアップ)、あと「シマントガワ先生のマンカフェPOG教室」でホンコンくん指名ロードストームにも当然注目(笑)

しかし私の推奨馬注目馬はなぜか、GCの調教で映像が流れないなあ…(^ ^;)

今流れていたなかでは、ツクバビューティは上のミッキーパンプキンやインプレザリオに似ていて1800mで前受したら手堅そう
ハープスターはディープ産駒というよりはファルブラヴ牝馬という感じで、いかにも短いところで俊敏な脚を使いそうですね〜

土曜のボツ予想〜またも中京1800mダでA.P.Indyを買うだけのお仕事

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今週から福島と中京はA→Bですが、2Rを見た限りでは、福島は相変わらずイン伸び優勢で中京は外伸び優勢のようで
函館は今週もA、先週も日曜あたりは3〜4列目の捲りも決まり始めてましたが、それでもずっと外を回ってはやっぱり苦しい

信夫山は◎フェデラルホール○マイネルテンクウと人気どおりの印
フェデラルは前走は東京なのでまああんなもんとして、去年の3連勝を思い起こしてみるとステゴ産駒にたまにいる夏馬なのではないかという疑惑もあり、降級して7月の福島2600m、トップハンデでもここは言い訳できない舞台
テンクウは胴長のギムレット産駒ですが捌きはRobertoで、これも小回り長丁場がピッタリのトウカイトリック型
母がRobertoのクロスで自身はNijinskyとGraustarkのクロスの△トーセンノーブルも小回り長丁場が向きそうでヒモ穴

志摩は予想書いたんですが中京はさっきからゲリラ豪雨とのことで、渋ればちょっと印をいじりたいなということで後回し

今日は朝から「一口クラブ好配合」栗山ピックアップ馬がタイムアラウド?ブルーボリウッド?フリティラリア?レッドオーディン?と惜敗つづき…
ブルーボリウッドは母母父A.P.Indyだけに中京で変わるかな〜と思って、タイムアラウドとの馬連だけ買って応援してました(^ ^;)

というわけで濃尾は、前走出遅れて鬼脚で追い込んできた◎インカンテーションで再度
勝ったのがサトノプリンシパルですから、まともに出てればA.P.Indy系のワンツーという中京らしい結果で、ふつうにメデタシメデタシやったのに…
○マイネルハルカゼもNijinskyクロスのゴールドアリュール産駒で母父がPulpit、体型なんかはインカンテーションとよく似ていて、おぬしもやっぱりA.P.Indyかという感じで、これも中京でパフォーマンスが上がりそうな馬
Seattle Slew系が典型的なアメリカ血統ながら東京や新中京など大箱で強いのは、この胴伸びのある体型を脈々と伝えているからで、しかもA.P.Indy〜Pulpitのラインは代々クロスがうるさくて自己主張も強いです
△ミッキーマーチ、△ブライトジェム、△メイショウボヌス、△スクウェルチャー、Seattle Slew持ちやナスキロベースの配合で中京や東京で実績のある馬はヒモ穴に加えたい

函館スポニチ賞は◎ストレイトガール
母ネヴァーピリオドはラトロパワーとWar Relic≒Eight Thirtyパワーで走るスプリンターで、夏の函館芝1200mが稼ぎ場所でした
娘も手先のパワーが強い走りで体質硬めで例年夏場に調子を上げてきますが、にしてもイン伸び馬場の大外16番を克服しての連続好走は立派で、今季の充実ぶりはちょっと違います
大人気なので相手は○シゲルシゲザネに絞って3連単だけ買いたい

潮騒は○フロアクラフトはホーカーテンペストの妹で父フジキセキ、オークスはさすがに最後苦しくなりましたが適距離に戻って手堅さを見直せるし、▲ノーブルコロネットも小回り1800mぐらいで器用さを活かすタイプと私は見ていて(それは姉ノーブルジュエリーも)、この3歳2頭でアッサリ決まるのかもですが、メンバー的に単騎で行けそうな◎エディンが面白そう
母がNijinsky4×3やForeseer≒Riverman4×4など強力な相似配合で、そこにジャンポケでNureyev≒Welsh Muffin4×4ですから血脈構成は洋芝向き、「父中距離×母マイラー」の配合形ですからダイワファルコンやバトルバニヤンのように1800mをフワッと先行する脚質に出たのも順当で、距離コース展開と条件は揃いました

「サラブレ」8月号「2013年募集クラブ馬・お値打ち好配合チェック」

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先ほど函館5Rで「一口馬主好配合馬ピックアップ(2012)」ピックアップのマイネルフォルスが新馬勝ち(・∀・)
さっき気づいたんですが、これ栗山・望田ダブルピックやったんですね忘れてました(^ ^;)

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★ラフィアンターフマンクラブ
ゴールドアリュール×チャンネルワン(ポリッシュネイビー)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2011105217/
牡 募集価格:2400万円

半兄シルクメビウス(父ステイゴールド)は、東海S(G2)、ブリーダーズGC(Jpn2)、ユニコーンS(G3)を制したダートの猛者。全兄タオは7戦2勝(勝ち鞍はいずれもダ1200m)とまずまずの成績。これらのダート適性は、母チャンネルワンが「ポリッシュネイビー×マルゼンスキー」という力強い組み合わせで、Busanda 3×5というパワー満点のクロスを持つことに由来します。ゴールドアリュールとマルゼンスキーは相性がよく、この組み合わせからタケミカヅチ(ダービー卿CT)、トウカイパラダイス(目黒記念−2着)などが出ています。確実性が見込め、なおかつ高いステージでの活躍が期待できる配合でしょう。ダートオンリーながら高齢まで着実に稼いでくれそうです。(栗山)

母系にマルゼンスキーを持つゴールドアリュール産駒は中央に24頭が出走し14頭が勝ち上がり、そのなかにはトウカイパラダイス、タケミカヅチ、トップカミングが含まれる優秀な内容で、これはゴールドアリュールの母母Reluctant Guestとマルゼンスキーの血脈構成が似ている(Nijinsky,Princequillo,Count Fleet,La Troienne,Man o'War)のが根拠でしょう。また母系にRelicの血が入るのもタケミカヅチ、トップカミングと同じ。本馬の3/4兄シルクメビウスは重賞3勝の活躍馬ですが、全兄タオも現役で11戦2勝とまずまずの能力をみせており、母チャンネルワンはBusanda3×5ですからダート向きのパワーを確実に伝える繁殖牝馬。体型をみると全兄同様のパワースプリンターでしょうが、ダート短距離なら間違いのない、上級を計算できる配合馬だと思います。(望田)

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4角では2着馬に外から並びかけられて苦しい態勢、最後はパワーで差し返したという勝ち方で、これは洋芝がよかったしやっぱりダートも走りそうだという駆けっぷりでした

これで2歳世代はここまで4頭が出走してローブデソワとマイネルフォルスが新馬勝ち、ベルプラージュが??、トゥルーモーションが?、みんなだいたい思ったような馬で、みんな頑張ってくれてます(・∀・)

ところで本日7/13発売「サラブレ」8月号では、「サラブレ」と「血統屋」のコラボ企画「2013年募集クラブ馬・お値打ち好配合チェック」に参画しています

すでに募集がスタートしているラフィアン、ウイン、ユニオン、ローレル、ターファイト、友駿のなかから、栗山と望田が好配合馬を計20頭ほどピックアップしていますので、よろしければご一読くださいm(_ _)m

「サラブレ」2013年8月号〜キズナ Road to 凱旋門賞
http://www.enterbrain.co.jp/sarabure/

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