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Channel: 血は水よりも濃し 望田潤の競馬blog
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燃えよBlushing Groom

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「次号は時期的に、春のクラシックロードをにらんだ内容でいきましょう」という同じようなオーダーが「サラブレ」「UMAJIN」からきて、何せ発売日まで同じなので(^ ^;)、なるべくネタがかぶらんように取り上げる馬やネタを練っているところ

前にも書きましたが、今年のクラシック路線で一つ印象的なのが、Blushing Groomの血を引き、Blushing Groomの美点が表現された優駿が目につくことで、ブラグル大好きオヤジとしては、ルージュバックちゅわんもブラックバゴもクルミナルも喜んで◎を打ってしまいます

「牝馬特有の気性の激しさがあり、長い距離でゆったり走らせたかったので、エルフィンではなくきさらぎへ」(大竹師)
「最初は大人しかったのですが、何かに反応したのか、ガツンと反応してしまいました。最後はその分が影響したかもしれません。気性はマイル向きで、走りは2000mぐらいが合っているという感じです」(蛯名)

クルミナルも気性が激しくてなかなか仕上げにくくデビューが遅れたという話ですが、Blushing Groomってやつは機動力も斬れ味も持続力も成長力もハイレベルで兼備しているオールラウンドな名血なのですが、唯一最大の弱点がWild Risk特有のカッと燃えやすい気性で、そこを関係者がどう扱っていくかが見ものですな~

この燃える気性さえ巧くコントロールできれば、田原成貴がマヤノトップガンとのコンビでたびたび魅せたように、行っても差しても逃げても追い込んでも、美しいレースで勝つのがBlushing Groomなのです

本日18時更新のNETKEIBA「重賞の見どころ」では中山記念と阪急杯とアーリントンCの血統解説を書いています(そう、あの衝撃の中山記念から早一年です)

コパノリチャードの3代母アルガリーはBlushing Groomの娘でWild Risk3×4、燃える気性はここから受け継いだ可能性が大でしょうね~

ディクタスの潜在的なスタミナと、Wild Riskの激気性
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/4cf1b356f90e0d73c99389ecb7c20afe


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